人妻・久下亜理紗に、性奴隷だった過去が襲いかかる!
美しく熟れた女体に蘇る屈服の哀しみ、被虐の悦び……。
かつての鬼畜主人は、上司の妻を逃がさない、逃がすわけがない。
和服妻は惨めに緊縛され、打擲の果て、中出し絶頂を極め舞う。
さあ誓え!「……夫より、ご主人の××に……仕えます」
マサイ&ぺい、最強コンビが贈る暴虐カタストロフィ書き下ろし。
(文庫換算110ページ)
●もくじ
もくじ
第一章 久下亜理紗の絶望
第二章 偶然と呼ぶのは味気ない。
第三章 奪還の日
第四章 和服人妻緊縛調教
第五章 そして彼女は過去に呑み込まれた。
第六章 夫の知らぬ間に
本編の一部を立読み
「旦那を捨てて俺のところに帰ってくれば楽になれるぞ」
亜理紗は、眉根を寄せて顔を背ける。篠原はそんな彼女に背後から歩み寄り、唇を奪う。亜理紗はもはや抵抗しない。どこか投げやりな態度でされるがままになっていた。
「んっ……んんっ……」
だが、そんな態度も長くはもたない。舌を絡めればすぐに情欲の灯が点って、瞳はとろんと蕩け始める。そんな女に躾けてきたのだ。十年前も。今も。
「脱げ」
篠原がそう命じると、亜理紗は物憂げに着物の帯へと手をかける。シュルリシュルリと帯のほどける音がして、着物の下から、赤いレースで縁取られた黒いセクシーランジェリーが顔をのぞかせた。
「いやらしい格好だな」
「あなたが着てこいって言ったんじゃない」
その通り、篠原が宅配便で送りつけたのだ。今日、着てくるようにと。
「だが、まあ、着てきたってことは、抱かれるつもりで来たってことだろ?」
「抵抗しても無駄なんでしょう?」
亜理紗は吐き捨てるようにそう口にして、蔑むような目を向けてくる。
「ああ、俺のせいにしていい。だが、抱かれるところを想像しただろう? お前のここに俺のモノが突き刺さるのを想像したはずだ。身体が疼いただろう?」
亜理紗はどこかソワソワした態度で顔を背けた。
「そんなこと……」
「取り繕ったって無駄だよ。お前をそんな女に躾けたのは俺だ。全部わかってるんだ。素直になれよ」
そう言いながら篠原は彼女の腕から着物を抜き取り、その身を抱き寄せる。むっちりとした尻を鷲掴みにして感触を楽しみながら、再び唇を重ねてそのままベッドに押し倒した。
「んっ……じゅるっ、ちゅっ……」
恐らく無意識なのだろう。亜理紗はいつの間にか篠原の首に手を回し、うっとりと目を閉じている。長い長いキスの最中、篠原は彼女の脇腹から腿へと指を這わせ、股間へと指を侵入させる。閉じようとする太腿の圧力を感じながら、彼は股間の縦筋へと指を滑らせた。