悪友の友貞花怜と戸澗夢来の身体に溺れるままに、
憧れの進道姫奈とも一線を超え、4Pを堪能した俺。
夏休みも迫り、旅行計画を立てつつラブホへ向かっていると、
部活の顧問・櫻野みつり先生に目撃されてしまった!
欲求不満な様子の先生とそのまま制服コスプレが始まり……
ハーレムに教師も巻き込む、夏休み別荘編の第2巻!
プロローグ
第一話 なにやらかしたんだよ友貞
第二話 友貞の追試対策
第二話幕間
第三話 進道の乱心
第四話 黒永の逆襲
第五話 黒永君、本当に立派なモノを持っているのね
第六話 先生、すごい似合ってますよ
第七話 別荘到着
第八話 プライベートビーチで三人娘と青姦
第九話 櫻野来襲
第十話 一日中ハメ尽くす
第十一話 友貞と夜の砂浜で二人きりのセックス
エピローグ
本編の一部を立読み
プロローグ
私こと櫻野《さくらの》みつりはホワイトボードの表面を軽く叩いた。この仕草、威圧感を与えてないかな、と思いながら。
片目にかかった前髪を指で払い、正面に向き直る。
部屋中の生徒の目線が私に集中している。ほぼ毎日のように視線の群れを一手に引き受けるのが、教師の仕事のひとつだ。
胸を張って若者と言えるほどの年齢じゃないが、かといっておばさんと自称するのも当のおばさんたちに無礼な中途半端な年頃。そんな私にとって、学生は何もせずともただ集まって座っているだけでもパワーというか活力を感じる存在で、つい圧倒されてしまう。無理して彼らに粗暴な態度で接する男性教諭たちを、かつての自分は隠れて白い目で見ていた。が、今では彼らの気持ちも理解できる。
「では、私から一言」
私が顧問を務めるボランティア部の、夏休み前最後のミーティング。その締めくくりの時間がやってきた。
そろそろ終わりだ、ということを察知した部員たちから強い視線を浴びせられる。
「夏休みを楽しみにしていることと思いますが、あまり羽目を外しすぎないように。学校の外でのあなたたちの行動がそのまま、学外の方たちにとっての我が校のイメージにつながります」
私は一拍置いて言葉を続ける。
「ボランティア部のあなたたちは特に、一層、強く、意識してください」
『特』にと『一層』と『強く』の部分を強調して私は言った。しつこいかもしれないが、顧問として最低限のポーズは取っておかなければいけない。
そんな気持ちでいたからか、つい自分から正面の最前列の席に座る二人組の男女に目をやってしまう。
進道姫奈《しんどうひめな》。ハイソな生まれで、かつ超絶的な美少女。よく手入れの行き届いた鴉の濡れ羽色の長髪に、持ち前の清楚さや上品さを存分に反映した顔立ち。そのうえ、おっぱいが非常に大きい。女目線からでも立派なものだと思う。
生まれや見た目だけでなく、人格やスペックも上等だ。入学から文武の両面で優れた結果を残し、学校中の注目を浴びていたのを教師の私は覚えている。彼女が、声を荒げるところを見たことのある者はこの学校に誰もいないという。
そんな完璧な女子生徒がボランティア部の部長だ。
半ば死にかけだったこの部に、彼女が入部するとの情報が学校中を駆け巡った瞬間、入部希望の生徒(ほぼ男子)が殺到したというのも無理のない話だ。
おかげで私は、年齢的に教師の中では若い方だからという理由で、上の人たちから顧問の役目を押し付けられてしまった。が、たおやかでいて芯の強い彼女のカリスマ性のおかげで苦労することもなく一年を過ごすことができていた。
隣の男子は黒永和泉《くろながいずみ》。副部長を務めている。顔立ちは整っている方だが、華やかさがない。派手さや軽薄さとは無縁で、同年代の女の子たちからモテるタイプではないなと勝手に評価する。隣に座る進道さんとは間違っても釣り合わない男子だ。まあ、この部活に彼女と釣り合う異性など一人もいないが。
いけないな、と私は思った。上から目線で人を値踏みする癖ができてしまっている。これも芳しい結果が見られず不毛と判断して終わらせた婚活のせいでもあるだろう。
「はい、私からはこれまで。テストが終わったばかりだし、夏休みが近いから浮ついた気分になるかもしれないけどね。それと、夏休み中も部活動はあるから忘れないように。はい、最後に進道さんお願い」
進道が皆の前に立ち、一言二言夏休み中の活動についての再確認をした後、終了の挨拶をした。
皆、荷物を抱えて教室を後にしていく。彼らは「この後どこか寄ってく?」なり「夏休みに空いてる日ってある?」なり、今か先かは問わず、それぞれの今後の予定を話し合っていた。
学生は気楽だな、とは思わない。学生は学生で結構大変だからだ。かつての自分も勉強に部活に人間関係と苦労した覚えがある。
進道さんと黒永君は部長と副部長らしく後片付けをするためか、教室に残っていた。
「櫻野先生、鍵は私たちがかけておきます」
「ありがとう進道さん。それじゃあ、お言葉に甘えようかしら」
部長さんの厚意に甘えて、私も職員室に残した自分の仕事を片付けなければいけないな、と教室を後にしようと思っていたら、思わぬ来客が訪れた。
「おつかれ~姫奈とついでに黒永くん」
小柄な少女と、長身の少女がどやどやと教室に入ってきた。
二人とも進道さんの友達だ。
私は心の中でため息をついた。今の私にとっての苦悩の象徴が自分からやってきてくれたのだ。
まずは戸澗夢来《とまゆあ》。セミロングの茶髪と鋭い目つきに、すらっとした体躯の彼女は、見た目のシャープさと同様きつめの態度で周りに接している。だが、そんなに悪い子じゃないことはわかっていた。不良っぽいのは見た目と表面的な態度だけで、勉強の成績は結構良い。今回私が担当した数学のテストの難しめの最終問題にも正答を書き込んでいた覚えがあった。彼女は私の苦悩の対象ではない。
もう片方の黒髪外ハネショートの彼女、友貞花怜《ともさだかれん》……そう、友貞花怜、彼女が問題なのだ。今、彼女の顔を見ると憂鬱な気分になってしまう。よくも仕事を増やしてくれたな、とへらへらした顔に愚痴をぶつけてやりたくなる。
進道さんも戸澗さんもそして黒永君も真面目な生徒だが、友貞花怜一人が問題なのだ。
三人娘は和気藹々と盛り上がっていた。清楚なお嬢様の進道さんに対して、見た目が不良っぽい戸澗さん、さばけた雰囲気の友貞さんは属性が対照的だ。彼女たちが仲の良い友達同士だということにぴんとこない人が多いのも理解できる。伝え聞く話によると、中学時代のとある出来事がきっかけで、一人と二人は仲を深めたらしい。
そして入学当初から、学校中の男子たちからのアプローチを受け続けていた進道さんを戸澗さんと友貞さんがガードしていたことは私も知っている。
ちなみに進道さん、戸澗さん、友貞花怜の三人娘とプラスαの黒永君は私の担当するクラスの生徒でもある。
そんな親友同士の彼女たちが盛り上がっているところに悪いが、水を差さなければならない。
「そうだ、友貞さん」
「え、あ、はい」
まさか自分が声をかけられると思っていなかったのか、驚いた様子でこちらを見る。
「この後すぐ職員室に来てください。長くは時間を取らないから、ね」
彼女が一瞬、うげぇとした顔になったのを私は見逃さなかった。
第一話 なにやらかしたんだよ友貞
友貞が櫻野先生に呼び出された。
仕方がないので俺たちは校舎の裏で待っていた。
「どうせあいつのことだからなんかやらかしたんだろ」
「友達のことを悪く言いたくはないのですが、否定できませんね」
「お前ら薄情すぎだろ。まあ、わたしも同じ気持ちだけど」
テスト明けの解放感に加えて、夏休みへの期待感に水を差されたわけだから、あいつとしては災難だろう。
「にしても、櫻野がってことはまあ、そこまで深刻な内容じゃないでしょ」
ヤバイ問題だったら生徒指導の教師から直接呼び出しをくらっていただろと戸澗が付け足した。
「いい先生ですから、心配することはないと思います」
いい先生ね。進道さんは部長だから顧問の櫻野とは結構関わりがあるのか。俺は副部長になりたてだし、教師と積極的にコミュニケーションを取るタイプじゃないから、彼女の人となりを判断できる材料を持ち合わせていない。
櫻野先生は俺にとっては特段良いというわけでも、悪いというわけでもない、よくいる教師の一人だ。今までの人生で関わった女性教師の中で一番美人だが、相手は教師だ。ほんの少しだけ学び舎で関わった先生というだけで、俺の人生での彼女の役割は終わるだろう。卒業して何年か経ったら、そういえばあんな人いたな、美人だったけど教師だからそれ以上の関係にはならなかったな、なんて思い返す程度の存在だ。向こうも数多くいる生徒の内の一人とだけ認識しているに違いない。進道さんほどインパクトの強い生徒でない限り、そんなもんだ。
「いつもは気だるげな雰囲気ですけど、ああ見えて面倒見がいいんですよ」
気だるげ、か。進道さんでも一応はそう思うんだ。確かに彼女はどこか疲れたような雰囲気がある。別に生徒に適当な態度で接しているわけではない。教師としての義務や責務を最低限はこなしている。決して不真面目な教師ではない。
疲れた大人の女性の雰囲気がたまらないというやつもいるにはいるが、特に年上趣味でない俺にはぴんとこない。
「いや~、みんなお待たせ~」
担任教師兼顧問のことを考えていたら、校舎裏の俺たちのもとに友貞がいつものへらへらした顔でやって来た。
「お前なにやらかしたんだよ」
戸澗が呆れた顔で言った。
「やらかしたことは前提なんだ」
「ま、友貞だし」
「ひどい黒永くん。もしかして川で溺れていた子供を助けたことを褒められたかもしれないじゃん」
「お前がそんなヒーロー気質なわけないだろ」
そんなことしたら、櫻野じゃなくてもっと上の立場の人間から表彰されるわ。
「それにしても先生から直接呼び出されるだなんて、まったく心配したのですよ花怜」
「ごめんごめん姫奈。マジで大したことじゃないから。みんなにはまた今度教えるからさ、今日のところはこれで勘弁してね。ほら、今日はアタシの日でしょ?」
「あ、そうだったな」
「むぅ、そうでした」
「姫奈は昨日と一昨日散々楽しんだからふくれない。可愛いけど」
進道さんがふくれっ面を見せる。確かに可愛いけど内容が内容だから、可愛さを堪能する気になれない。
「う~ん、今日は夢来みたいに思いっきり甘えようかな~、それとも姫奈みたいに抜かずに10発出してもらおうかな~」
「甘えるってお前、誰がそんなこと!」
戸澗が顔を赤らめてツッコんだ。
「あれはとても素敵なプレイでした♡」
「いつゴムが破れるかハラハラしてエロいどころじゃなかったよ」
真っ赤な顔の戸澗とうっとりした顔の進道さん。
そう、彼女たちは一週間――七日間を三人で二日ずつ三分割してそれぞれが自分の受け持ちの日にしている。担当の人は、俺を独り占めできる日だ。ちなみにその週のどの日を担当するかは、週ごとに三人で決めるそうだ。そこに俺の意思の介在はなかった。多くの男が羨ましがるハーレム的な状況ではあるが、この子たちが求めているのは黒永和泉という人格ではなく、俺の股間についているチ×ポなのだ。要は週の二日ずつを三人分、計六日を彼女たちの肉バイブにならなければいけない。でも、気持ちいいからまったく不満はないが。
「というわけでさ、今日はアタシの日だからさ、二人には悪いけど黒永くんは独り占めってわけ」
「ルールはルールだから仕方ないけどなんかムカつくな」
「むぅ、今日のところは妄想で我慢します」
妄想の内容に思いを馳せると、恐ろしくて仕方ない。でも、それに俺は適応できてしまうんだろうな。進道さんのおかげで俺の性的な許容範囲がどんどん拡張されていっている気がする。
「じゃあ、週明けにお前がなんで呼び出されたかちゃんと教えろよ」
「約束ですよ花怜」
そう言い残して二人は去っていった。二人とも今のフラストレーションをバネにして次の担当日にとんでもなく俺を求めてきそうだから頑張らないとな……。
「アタシも準備しなきゃだから、帰んなきゃ。じゃ、黒永くん、まったね~!」
友貞も光の速さでこの場を後にした。俺はただ一人だけ校舎裏に残された。
「君、まだ学校にいたの」
突然、後ろから話し掛けられたので驚いて振り返る。そこにいたのは俺の担任教師にして、ボランティア部顧問の櫻野みつり先生だった。アシンメトリー気味に前髪をサイドパートに分けたボブカットの黒髪に、真っすぐな双眉に切れ長の釣り目のクールかつシャープな顔つき。外見にソリッドな印象があるのは戸澗もそうだが、あちらに不良っぽさがあるなら、こちらは社会人として洗練された雰囲気がある。
「あ、すみません。さっさと帰ります」
そんな彼女から「いつまで学校に残っているんだ」と言われたら、素直に従ってしまう。
確かに用もないのに学校に残っているのはよくないよな。この場でもたもたしているうちに、友貞のやつが先に俺の家に着いてたら文句を言うに決まっている。
「別に怒っているわけではないから気にしないで」
櫻野が微笑を浮かべて言った。そんな仕草が絵になるのだから彼女はやはり美人なのだろう。
「黒永君、あの三人とそんなに仲良かったんだ」
あの三人……進道さんたちのことか。
「ま、そうですね。特に進道さんにはボランティア部の件もあって仲良くしてもらっています」
友貞と戸澗は知らん。
「へぇ。それは学校中の男子たちが羨ましがるでしょうね」
彼女の言葉にウッとなる。確かにそうなのだ。我が校の男共が俺を恨んでいる。最近なんて校舎を歩く度に、彼らが背中に怨嗟に満ちた視線を浴びせてくる。嫉妬は見苦しいぞと言えるほどの度胸が俺にあればな。
「そういえばさっき、友貞さんがアタシの日って言ってたわね」
興味深そうに彼女に追及される。俺に友貞と肉体関係があることを知られてもよくないので、どうにかごまかさなくては。
「えっと、力仕事担当の男子が要るみたいで」
抽象的すぎる。ごまかし方が下手すぎるだろ俺。
「ところで櫻野先生はここに何をしにきたんですか? まさか隠れて煙草でも吸いに来たのですか?」
俺はどうにか櫻野に話を振って有耶無耶にしようとするが、うっかり調子に乗って冗談を言ってしまう。まずい、こういうおふざけは仲の良い間柄でなければ相手を困らせてしまうだけだ。
「あはは。それはないって。今の時代に学校の敷地内で煙草は本当にまずいから。そもそも私は喫煙者じゃないし。ただ外の空気を吸いたかったからここにきただけ。あんまり部屋で根を詰めすぎるとね、こういう人のいないところで休みたくなるのよね」
息抜きを目的に校舎裏にやってきたら、偶然俺たちを目にしたということか。
「そういえば友貞のやつを呼び出していましたけど、何かあったんですか? もしかしてあいつがとんでもないことをやらかしたとか?」
ちょうど気になっていたこともあり、この際友貞を呼び出した件について訊いてしまおう。
「とんでもないことは……やらかしはしてないけど、ただあの子にとって試練になると思うわ」
「試練、ですか」
「試練はカッコつけすぎたわね。そんなに無理難題ってわけじゃないわ。まあ、友達ならあの子を助けてあげてね」
俺はその後一言二言彼女と言葉を交わした後、特に示し合わせることなく、お互い校舎裏を去っていた。事務的な内容以外の会話を櫻野としたのは今のが初めての気がする。進道さんの言う通り、そんなに悪い先生じゃなさそうだなと思った。副部長になったことだし、今後もそれなりに付き合いはあるだろうな。ただ、今以上に深い関係になることはないとは感じている。あちらは生徒に踏み込んで接するタイプじゃないだろうし、こちらも教師とは仲良くなろうするタイプじゃないからだ。
「で、なんでお前呼び出されたんだ?」
「そ、それはまた今度って言ったじゃん」
一人暮らしの部屋で俺は彼女を問い詰める。
湯気が立つ浴室の中、一緒の湯船に浸っているからか、彼女と裸で密着している。お湯と彼女の体温の入り混じった熱が肌越しに伝わってくる。
進道さんや戸澗ほど豊満ではないが、されど貧相というほどでもない彼女の肉体だが、汗と湯水で濡れそぼり、エロさを醸し出している。
「そんなもったいつけるようなことなのか」
「もったいつけるといいますか、言い出す勇気が出ないっていいますか」
「停学? 退学?」
「その二つはないから!」
「じゃ、留年か落第」
「うっ、それもないかも」
うっ、はなんなんだよ。わりと近いのか?
「ま、そこまで深刻なことじゃないからさ、安心してよ」
「ならいいけどな」
「で、さぁ」
話が変わるけどといった風で彼女が切り出した。
「女の子を問い詰めといておチ×ポ硬くしてるのはカッコつかないかな~」
友貞がにんまりとした笑顔で俺の肉棒を握ってきた。思わずびくんと身体が震える。
「んっ、ちゅっ、ちゅぅっ」
友貞が口付けてくる。軽く唇を合わせるバードキス。そんなキスを「ちゅっ、ちゅっ」と音を立てて続けていく。
湯船の温かさと口腔内の温かさで身体の内がじんわりと熱で満たされているのがわかる。
「あぐっ、ふぅっ」
「おっ、喘いでんねぇ」
同時に肉竿を握りしめた手を上下に扱いてくる。
「上からの態度はなんだったのかな~」
彼女の生温かい舌が俺の口内に侵入する。
「んっ、ちゅっ、ちゅっ、じゅるっ」
友貞が俺の背に空いている手を回して、熱烈にキスをしてくる。
チ×ポを扱く手のスピードも上がる。友貞の舌と手が俺を蹂躙する。そろそろ射精《で》そうかとなったその時。
「ぷはぁっ」
彼女が唇を離してきた。口と口の間に一瞬だけ銀糸が伝う。
「まだ射精《だ》しちゃだめだよ~」
意地悪な笑みを浮かべて、友貞が離れていく。
「名残惜しそうな顔してんねぇ。もっと気持ちよくしてあげるから寂しがらないでって」
そう言いながら、彼女の両手が俺の身体をまさぐってくる。
「黒永くん、筋肉ついた? 前よりずっとムッキムキになってるよ」
友貞が両指で俺の腕から胸、腹の筋肉をなぞりながら言った。
「どこかの三人娘のおかげで酷使されまくってるからな。筋肉の一つもつくだろ」
「背も伸びた気がするし、おち×ちんもおっきくなったよね」
背の方は自覚していないが、チ×ポは前よりもデカくなったのはわかっている。毎日のように使っていれば自然と大きくなってくるもんだ。
「これ以上大きくしてどうすんのさ。本格的にAV男優でも目指す?」
俺の身体を伝っていた指が、乳首にまで到達した。俺は思わずびくっとなった。目の前の問題児が「へへへ」と笑った。
「身体はおっきくなってもここは弱いんだ♡」
「お、お前」
へらへらとした顔で乳首を摘まむ。
くすぐったさと切ない感覚がびりびりと身体中を走る。
「ああっ」
「ああっ、て情けない声出しちゃってかわいい♡」
声色に嘲笑の色が混じっている。
「おっ、おチ×ポもっと硬くなってきた♡ 乳首いじっただけで感じちゃったんだ♡ それ、こりこり、こりこりこり~♡」
両手の親指と人差し指で乳首を摘まんで、こりこりと微細に動かす。快感がじんわりと身体を伝って、チ×ポが持ち上がっていくのを感じる。
「デッカイおチ×ポ持ってても、乳首いじられたらみっともなくあんあん喘いじゃうんだ。かわいいね~♡」
「あぐっ、ふぅっ」
人肌よりも温かい湯船の中だからか、乳首をいじられる、じくじくとした快感に心地よさが伴う。
このまま俺は射精《だ》してしまうのか?
そう思った矢先に。
「はいストップ~」
彼女の両指が乳首から離れた。名残惜しいが、顔には出さない。
「黒永くんの知らなかった一面を知れて嬉しいけど、乳首いじいじは一旦やめましょうね~」
楽しそうな様子で彼女は言いながら、一度俺の唇に軽いキスをした。
「はい、次はアタシの膝の上にお尻乗っけて~」
彼女の言う通りに従ってしまう。今回も絶対に気持ちよさを与えてくれるからだ。
俺は浴槽でほとんど仰向けの体勢になった。
すると水面から勃起チ×ポが突き出る形となる。天井を衝かんばかりにそそり立つ肉槍が友貞の眼前に差し出された。
「本当に立派なチ×ポ。何食べたらこんなに大きくなるんだろうねぇ~」
そう言いながら、彼女が「ちゅっ」と亀頭にキスをした。そのまま「ちゅっ」「ちゅっ」「ちゅっ」とチンキスを続ける。透明感のある美少女・友貞の可愛らしい唇が赤黒いグロテスクな亀頭に健気に接吻する様は、背徳的なものを感じて仕方がない。
「姫奈の言う通り、本当におチ×ポ様だねこれは」
再びへらへらと笑った彼女は亀頭を口に含んだ。
「んっ、じゅっ、じゅるっ、ちゅぽっ、ちゅぽんっ」
先端の鈴口から段差の高い雁首までを咥えて、くぽくぽと音を立てる。
これは話に聞いた潜望鏡フェラだ。
「どこで覚えたんだこんなプレイ!?」
驚く俺に、
「勉強しているのは姫奈だけじゃないんですよ~」
唇を離し、レロレロと鈴口を舌で舐め回す。生温かい舌に亀頭をねぶられて、俺は声にならない声を出す。
「気持ちいい?」
「すっげぇ気持ちいい」
「それはよかった」
彼女が再びチ×ポを咥える。
「んっ、んっ、んっ」
熱心に頭部を前後に動かす。温かい口腔で肉棒を扱きあげる。
熱湯でリラックスしているからか、普段のフェラとは違った快感がある。
「あああっ」
そんな中、友貞が乳首をいじってきた。
「えへへ」
彼女が悪戯っぽく笑う。してやったりという顔で、チ×ポをねぶり、乳首を摘まむ。
胴体と股間の両方から気持ちよさが生まれる。
びりびりと痺れるような快楽が乳首から伝わり、ねっとりと包み込み、同時に刺激する快楽がチ×ポから伝わる。
身体ががくがくと弱く痙攣しているのがわかる。何度も声を漏らしてしまうため、口が塞がらない。
「えへへ、なさけなぁ~い顔♡」
「ああっ、やばい射精《で》る」
「射精《だ》しちゃえ♡ 射精《だ》しちゃえ♡」
「あがっ、ああっ!」
びゅるびゅるびゅるぅ~~~~~♡♡♡♡♡ びゅるっ♡ びゅるっ♡ びゅるるっ~~~~~♡♡♡♡♡
だくだくびゅるびゅると、友貞の口腔内に熱い精液が迸る。彼女は射精《だ》されに射精《だ》される精子を白く細い喉で嚥下する。
鈴口からザーメンが絞り出される度に俺は痙攣してしまう。そんな弱々しい俺を彼女はへらへらとした目つきで見つめてくる。
「黒永くんってばみっともないねぇ。乳首でこんなに射精《だ》しちゃうんだから。これで上下関係完成ですなぁ」
ご満悦といった風で彼女が言った。
「んっ、ぐっ、ふいぃっ、やめてっ、おっぱいすわないでぇっ!」
友貞のピンク色の乳首を口に咥え、思いっきり吸いながら、マ×コにチ×ポを叩きつける。
「ごめんなさい、ごべんなざいぃっ、調子に乗ってすびばせんでしたぁっ」
やりたい放題乳首をいじってくれた仕返しとばかりに、友貞の乳首を吸い尽くしてやる。胸を吸われる快楽と、チ×ポを突っ込まれる快楽でおかしくなっていることだろう。
だからさらに快楽を与えてやる。
「ほぉっ、おぉっ♡♡♡」
びくびくびくっと友貞が痙攣した。俺が乳首を甘噛みしてやったのだ。
同時に彼女の小ぶりな胸を揉みしだく。これ以上大きくなる見込みはないが、感度が高くなるかもしれない。俺がいじくる度に喘ぎに喘ぐほどの敏感な性感帯にしてやるのだ。
「おおっ♡ ほぉぉぉぉっ♡ 乳首かまないでぇっ♡」
こりこりと桃色の突起を刺激すると面白いほどマン肉が締まりを上げる。彼女の肌にじっとり汗が滲んでいるのがわかる。
まったくかわいいやつだ。自分が攻める番だとイキりにイキってた癖に、自分が攻められる番に回ると、やめるよう必死に懇願してくる。
「お前のおっぱいも揉み心地があるな」
俺のおっぱいいじりと抽送に、友貞のやつはただただベッドシーツを掴むことだけしかできない。
「これいじょうおっぱいいじめられたら、おかしくなっちゃうよぉっ」
制止の声は挑発と同義だ。だから、俺は強く噛んでやる。
「はぁぎゅうううっ、うううううっ、ふぅぅぅっ」
みっともない声を上げて、友貞がイキ散らかした。同時にマン肉が収縮し、チ×ポを絞り上げる。
びゅるるるるるっ♡ びゅるっ♡ びゅるっ♡ びゅるるるるるっ~~~~~♡
コンドームを破裂させんばかりにザーメンが噴き出す。
「んんんんんんんっ♡♡♡ ふぅっ、んんんんんんんん♡♡♡♡♡」
汗を飛び散らせながら、友貞が絶頂する。並行して膣肉がわななき、金玉の中身がごっそりとゴムに吐き出される。
俺が精子をひり出しにひり出した後、やっと彼女の絶頂も終わったようで、肩で息をしている。
「はぁっ、はぁっ、はぁっ、もう、やめてっていったじゃん」
「やめろって言われるとやりたくなるもんだ」
「この天邪鬼」
「お前にだけは言われたくねぇよ」
それから何度も何度も交わり、お互い疲労困憊の体でベッドに横たわっている。
「なんかこのままずっとアンタとヤっていたい気分」
「今日が終わってもまたお前の日が来るだろ」
なにせ一週間のうち二日はこいつが俺を独占しているのだ。
「そういう意味じゃないっての」
「じゃ、どういう意味だよ?」
「う~ん、夢来と姫奈《あのこたち》といる時以外はさ、アンタとヤっている時が生きているって感じがするんだよね」
「なに、セックス中毒か?」
「んなわけないっての」
今しているのはピロートークってやつだ。ただのセックスフレンドである俺たちが一丁前にしているのだ。そんな事実に笑えて仕方がない。
「楽しい~って時と気持ちいい~って時以外全然生きている甲斐がないって感じ」
友貞が新手のメンヘラになってしまった。深夜に意味のない長電話をかけてくる日も近いな。
「人間なんてそんなもんじゃね?」
「そんなもんなのかなぁ」
どこかたそがれている友貞。これは結構重症だぞ。あんまり茶化してやるとよくないかもな。
「櫻野先生になんか言われたのか?」
思いつくのは今日の放課後の呼び出しだ。でも、ここまで友貞がブルーになることをあの先生が言うかね。まったく人となりを知らない教師ではあるが、能天気一直線な友貞をここまで追い詰めるような人でないことはわかる。
「櫻野は関係ないの。もっとこう人生の根源的な感じ」
「どんな感じだよ」
よくわからないが、どうやら彼女を暗くしているのは、櫻野先生から申し渡された話が原因ではないらしい。こいつが抱えているモノは結構根が深そうだ。
俺は隣で寝転ぶ友貞の身体に腕を回す。
「なに、黒永くんが気遣ってくれてんの」
「別に気遣ってなんかねぇよ。セフレが気が沈んでいるのを見るに見かねただけだ」
「ツンデレさんだねぇ」
「ここには俺がいるし。お前には戸澗とか進道さんもいるし。いつかは吐き出せばいいさ」
「うん、わかった」
友貞が俺の腕に抱き着いてきた。だからその腕で彼女の身体をさすってやる。
すると、次第に友貞の身体が脱力し、やがて寝息を立て始めた。
こうしてみると、ワガママな妹みたいだな。この世に妹と肉体関係を持とうとするやつなんていないと思うが。