どうしても片想い相手の義妹に欲情してしまう俺のために、
代わりの「穴」として自分の身体を差し出す幼馴染・夜椰。
授業中や学園祭準備中でも、人目を忍んで精を吐き出す日々。
だが俺の親友・充から有理沙への想いを聞かされ、四角関係が発覚。
学園祭前日、充と有理沙が二人きりで教室にいるのを目撃し……
義妹への劣情、親友との友情の間で思い悩み──俺の心は限界を迎えた。
背徳学園ノベル、喪失の第二巻。欺瞞に満ちた肉体関係の代償とは。
1.学園ですることがあたり前になってきた
2.恐れていたこと
3.俺たちは狂っている
4.俺はいま義妹を調教している
5.どうしようもない淫乱女
6.いつもの職員棟トイレで
7.お似合いの美男美女
8.俺の想いは届かない
9.俺のことを幼馴染だけは知っている
書き下ろし番外編 初体験を終えた義妹は
本編の一部を立読み
1.学園ですることがあたり前になってきた
九月二十九日、月曜日。
秋分の日を過ぎたとはいえ、まだまだ残暑厳しい日が続いていた。
登校路を行く学生たちは、俺をふくめ額《ひたい》に汗をにじませながら歩いている。
学園について昇降口を抜け、廊下を歩いて教室へ。教室の前まで来るとエアコンが効いていて生き返る。
「じゃあまた後でね! あーちゃん、かずっち♪」
有理沙《ありさ》さんは義妹だから。そして夜椰《やや》は家がお隣さんだから、俺たちは今も三人で登校することがほとんどだった。
くるりと踵《きびす》を返して、自分のクラスへ駆けていく夜椰。ザ・ギャルという見た目の彼女は、制服のスカートを改造していて短い。無防備にそんな動きをすると、簡単にミニスカートが翻って中身がチラチラ見えてしまう。
「ちょっと夜椰! スカート! 危ないからっ」
有理沙さんが自分のことのように慌ててそう言った。それでも夜椰は構わずに去っていってしまう。
「もぉ~っ」
有理沙さんがため息をつく。少し汗ばんでいる横顔がすごく色っぽかった。しばらくその横顔を眺めていると、ムッとした顔を俺に向けてきた。半眼の眼差しはまるで俺のことを責めているかのよう。
「兄さん見たでしょ? 夜椰の」
「いや、不可抗力だって」
「ふぅん? 見たことは認めるんだ?」
そりゃあ見えたさ。薄桃色の生地がチラッとだけだが。女の子らしい色だった。少し前の夜椰はそんなものを穿かなかった。どうしても義妹で欲情してしまう俺のためにその体をオナホとして差し出してくれている夜椰が、より俺が興奮できるように有理沙さんの穿いてそうなものをあえて買い、身につけてくれているのだ。
つまり今そばにいる義妹の有理沙さんも、夜椰がチラ見せしたようなパンツを穿いているわけで……今日の有理沙さんのパンツは何色だろう。
いけない、興奮してきた。思考が変な方に向かってる。
「兄さんからも注意してあげて」
俺の内なる変態性をこれっぽっちも知らない有理沙さんがため息交じりにそう言ってくる。
「俺が言っても直らないよ。アイツは昔からあんな感じだったんだから」
「それは兄さんが真剣に言わないからでしょう? 兄さんの言うことなら夜椰は聞くと思う」
「なんでそんなことが言えるんだ?」
「だって……」
有理沙さんが一瞬口ごもる。言うのを躊躇《ためら》っている? なぜ?
けれどやがて意を決したのか、改めて俺のことを見つめてこう言ってきた。
「夜椰にとって兄さんって、ちょっと特別な感じがするから」
一瞬、俺たちの関係を見抜かれているのかと思ってドキッとした。
どういう言葉を返そうかと悩んでいると、
「ほ、ほらっ、兄さんと夜椰は昔からずっと一緒だったんでしょう? だからそういう意味で……変にふたりの関係を疑ってるわけじゃないの。恋人とか、そういうことは」
「恋人?」
「っ! な、なんでもない! それより教室入ろう! 朝から立ち話って疲れちゃうし」
逃げるように教室へ入っていく。俺も後に続いた。有理沙さんと分かれて自分の席へ向かう。
席に腰掛けながら考えた。有理沙さんは俺と夜椰が付き合っていると思っているのか?
たしかに俺と夜椰はただの幼馴染という枠には収まらない関係になってしまったが、日常ではいつも通り過ごしているつもりだ。
その普段のからみを見て、恋愛の雰囲気を感じ取っている?
そういえば最近、有理沙さんは俺たちに遠慮しているような節がある。今朝だってけっきょく三人で登校したけれど、有理沙さんは朝食の片付けを終えた後に急いで家を出ようとしてたし。
なにが有理沙さんにそう思わせているんだろう?
わからん。
「――昨日の日直、誰? ゴミ捨てされてないんだけど」
有理沙さんの憤慨する声が聞こえて顔を上げる。黒板横のゴミ箱からゴミを取り出し、袋を縛っているところだった。
真面目なんだよな。そういう真面目さもすごくいいと思う。
ゴミ袋はペットボトルと燃えるゴミのふたつ。女の子ひとりで持っていくには難儀するだろう。特に燃えるゴミは重くなりがちだ。
手伝ってあげよう。
そう思って席を立とうとしたところで、俺より先に有理沙さんに声をかけるやつがいた。
「持っていくの手伝うよ」
「充《みちる》くんっ? ありがと♪ お願いしてもいいかな?」
「もちろん」
「あ、待って! そっちの方が重いからっ」
「重い方を女の子に持たせる男はいないよ。いいから有理沙さんはそっちを持って」
「っ……あ、ありがとうっ」
うつむきがちにつぶやいたその表情は、女の子の顔だった。
ふたりはそのまま一緒に教室を出ていく。
俺は誰にも気づかれないように、机の下で握りこぶしを作って震わせた。
充のやつ、何してんだ?
最近、アイツの行動が目に余る。明らかに他の誰よりも優先して有理沙さんにからんでいる。
以前、夜椰に見せてもらった盗撮動画中の会話を思い出す。
充が有理沙さんを狙っている?
有理沙さんはまんざらでもなさそう?
「っ……くそっ」
わかっている。充は俺に対して変なことを言ってくるが、それは気を許した友達だからだ。根はいいやつだし性格もいい。顔だってイケメンの部類だ。
美男美女。
ふたりはまさに誰の目からもそう映る。
俺が嫉妬の気持ちを抱いているのはおかしい。そもそも俺と有理沙さんは兄妹だ。恋愛感情を抱いてはいけない。
頭では理解している。けれどそうして考えるたびに、心の内の憎しみはよりどす黒く濁る。暗くなれば暗くなるほど性的な衝動が抑えられなくなる。
俺はスマホを取り出して、夜椰とのトークルームを開く。
『二限終わりの休み時間 職員棟三階男子トイレ』
十秒と経たずに既読がつき、既読がついて二秒と経たずに返信がきた。
『わかった♡』
二限目の授業が終わると、荷物をまとめてすぐに教室を出た。
三限目は化学。理科室へ移動だ。だから夜椰を誘うのにちょうどよかった。移動教室の間にヤれるから。
職員棟三階は生徒会室や会議室、そして物置として使われている教室しかない。つまりまだ授業のあるこの時間、利用者がほとんどいない。
三階の男子トイレへ。やはり三階ですれ違う人は誰もいなかった。
男子トイレの中に入る。あまり使われていないこともあって綺麗だ。男子トイレ特有の小便くさいニオイもしない。
一番奥の個室に鍵がかかっている。俺はその前まで行くと、ゆっくりと二回ノックをした。すると内側から五回ノックが返ってくる。
これが俺たちの決めている合図。
やがて鍵が開けられる。
制服のズボンの中で痛いほどチ×コを勃起させている俺は、少し乱暴にドアを開けて中に入った。
「はあっ! はあっ! はあっ! はあっ――」
後ろ手で鍵を閉めながら、目の前の夜椰《オナホ》を見つめる。
洋式トイレの便座に両膝を乗せてタンクに両手をつき、こちらに向かってお尻を突き出す体勢。
当然ながらそんなミニスカートでその体勢になると、隠しきれずに中身が見えてしまう。
白い太ももの間から、薄桃色のパンツのクロッチ部分がこんにちは。
俺は彼女のお尻に手を這わすと、すぐにスカートを限界までめくり上げて完全に露出させた。
「嗚呼、有理沙っ♡」
プリッとした小尻に映えるガーリーなパンツ。白いレースの刺繍がほどこされていてそそる。
可愛いパンツに包まれたお尻を両手で撫でまわす。このままじっくりイジリたい。なんなら頬擦りしたいし、クロッチ部分に鼻先を押しつけて、パンツの上から乙女の匂いをめいっぱい嗅いでやりたい。
でもそんな時間はない。
二限目終わりの休み時間は二十分しかない。もう五分が過ぎた。十分でイカないと次の授業に間に合わない。
それがわかっているからだろう。
俺も彼女も何も言わない。会話もせずに行為に夢中になる。
今日はズラし挿入だ。
パンツのクロッチ部分に指をかけて横にズラす。ぴったりと陰唇の閉じたオマ×コがあらわになる。ちょっと湿っているだろうか? 試しに人差し指を割れ目にあてがった。
「っ!? ~~~~~~~~~~~~っ♡」
快感をこらえるように内股気味になる太もも。指でたった一回、抽挿しただけでドパッとあふれ出す愛液。
前戯はいらないようだ。
チャックを下ろし、生のチ×コを取り出す。
我慢汁があふれている亀頭の先を、有理沙のオマ×コにあてがう。
「行くぞ、有理沙?」
それだけはいちおう言っておいた。そして、一気に奥まで貫いてやった。
――ミチミチミチミチッ♡
「くっ!? はあっ! あ、ああ、気持ちいっ」
キュンキュンと締まるオマ×コ。入れた瞬間、ぴったりと俺の形にハマって搾ってくるような快感。
妄想の中で有理沙が歓喜の悲鳴をあげる。
『兄さんのっ、膣奥《おく》まで届いちゃってるっ♡ こんなのだめっ♡ 声、我慢しないといけないのにっ♡』
義妹と交わってしまっているという強い罪悪感。そして学園で行為に及んでいるという背徳感。
以前の俺ならそれに罪の意識を感じて心を痛めていた。
でも今は違う。
――いい! 最高に気持ちいいッ!
俺は有理沙に覆いかぶさる。
背中からギュッと抱きついて、前に回した手でおっぱいを揉みながら腰を振る。
手のひらに伝わるGカップ級のおっぱいの重みがさらに興奮を高めた。
膣内《ナカ》をチ×コでグチュグチュにかき混ぜるたびに、カリ首や裏筋をヒダでくすぐられる快感に脳みそが震えた。
たまらない。
イヤらしいピストン音が男子トイレ内に響いている。誰かが入ってきた瞬間、そういうことをしていると気づかれるだろう。
それでも腰を止められなかった。
俺はSEXをしている。
義妹である有理沙に学園の男子トイレで生ハメしている。
このまま射精まで……膣奥で射精して、子宮に精液を注ぎ込んで、有理沙を妊娠させたい。
有理沙に俺の子供を産んでほしいッ!
「っ♡ ぁっ♡ ぁんっ♡ んぅっ♡」
有理沙がビクビクと体を震わせている。有理沙も興奮している。さっきまでこらえていた声が漏れているのがその証拠だ。俺の子種がほしいと、子宮が下りてきている感じさえする。
亀頭の先が子宮口をえぐっている。
そこまで欲しがるなら出してやるよ。
イクぞ有理沙? 今日一番の特濃汁を打ち込んでやるから、孕《はら》めッ!
ふたりで倫理観の欠片もない愛を確かめ合おう!
「出るッ!」
そして俺は最後のひと突きをお見舞いした。
――ドクッ! ドビュルルッ! ビュウウウウッ! ドクンッ!
「~~~~~~~~~~~っ♡ っ♡ んっ♡ くぅっ♡」
有理沙の控えめな絶頂ボイスさえチ×コにくる。
尿道に残っている分を搾りだすように、ビクン、ビクンとチ×コに力を込める。そのたびに有理沙も反応して、イッたばかりのオマ×コで優しくチ×コを撫でるようにうごめくのだから幸せだった。
でもこの幸せな絶頂の余韻にいつまでも浸っているわけにはいかない。
名残惜し気におっぱいを最後に揉んで、体を起こした。
同時にチ×コをオマ×コから引き抜く。
ぽっかりと広がった膣穴から俺が出した精液が逆流し、洋式トイレの中にボトッと垂れた。
チ×コが汚れてしまっている。そのままズボンの中にしまうのは気持ちが悪い。
トイレットペーパーで拭くのもいいが、せっかく可愛いパンツが目の前にあるのだからそれで拭いてやろう。
「――あっ♡」
パンツに指をかけて、中にチ×コを突っ込む。
サラサラの生地の感触と、柔らかな尻肉の感触にサンドイッチ。イッたばかりのチ×コにこの刺激はきつい。せっかく射精したのにまたムクムクと大きくなりそう。
二回戦を始めたくなる前にチ×コを抜く。
パンツの背面部分に、俺がぬぐった汁による染みができていた。
それを見て満足する。
サッと身だしなみを整える。時計を見ると休み時間はあと七分あった。
化学の教材を抱え直してトイレの個室を出る。去り際にひと言、
「ありがとう夜椰《・・》」
俺の言葉に、夜椰はパンツもマ×コも丸出しのお尻をブルッと震わせて応えてくれた。