02/13 電子版発売

カノジョはセフレを公認している

著者: ジ滅回遊

電子版配信日:2026/02/13

電子版定価:880円(税込)

「恋人にはなれないけどさ、よかったらセフレにならない?」
卒業式後に初めて同士でエッチをした憧れのハヅキ先輩。
大学で再会した俺は、彼氏持ちでありながら「特別」な関係を求める、
小悪魔で悪戯な先輩のスレンダーで巨乳な女体に溺れた。
セフレ生活を送る俺だったが、突如バイト先の後輩・ノアに告白された。
付き合う寸前のような仲の後輩だったが、ハヅキ先輩との仲も捨てきれず……
「いいっすよ、わたしは。……彼氏にセフレがいても」
WEBで大人気のセフレ公認純愛ノベル、待望の電子書籍化!

目次

プロローグ

1話 先輩との出会い

2話 先輩とはじめてエッチと別れ

3話 先輩と再会

4話 先輩とナマナカ

5話 先輩からセフレになった先輩

6話 セフレ先輩を雌にする

7話 バイト先の年下先輩

8話 ハヅキと嫉妬っくす

9話 カノジョと卒業セックス

10話 セフレとハメ撮り

11話 漫画家志望彼女を抱き潰す

12話 カノジョと水着

閑話

番外編 カノジョとセフレと3P

書き下ろし番外編 ハヅキ

本編の一部を立読み

プロローグ



「好きです」
 少女はまっすぐ僕を見て告げた。
 僕は何も返せず、彼女の真剣な顔を見つめるしかできない。
 彼女は愛の言葉が足りないと思ったのか、告白を重ねる。
「好き。ちょー愛してます」
 実のところ、彼女のことは少なからず好ましく思っている。
 しかし、彼女の好意にこの場で答えるのが難しい事情があった。
「例の先輩っすか? いいっすよ、わたしは。……彼氏にセフレがいても」
 そう、僕にはセフレがいるのだ。
1話 先輩との出会い



 セフレ――ハヅキ先輩との出会いは学校の部活動だった。

 僕たちの通っていたのは田舎の学校で、生徒数が少なかった。僕が卒業してから数年後には廃校になるくらいには、だ。
 そうなると、部活動一つあたりの部員数も少ない。僕の入部した陸上競技部は、そこからさらに種目で分かれる。人気なのはトラック種目で、僕の選んだ走り幅跳びと走り高跳び兼任のジャンプ種目は不人気種目だった。空いた出場枠を埋めるために、大会前に練習する部員が何人か増える程度でしかない。
 だからか、普段は僕と先輩の二人きりで練習することが多かった。

 ハヅキ先輩は三年生で、入学したばかりの僕からするとだいぶ「お姉さん」だった。
 背丈は僕より少し高かった。身長に限ってみれば、同級生の女子にも先輩と同じくらいの背の子はいる。少し下品な話になってしまうが、同級生たちとの大きな違いは胸だった。走るたびに揺れる豊かな乳房を先輩は持っていた。漫画だったら「ばるんばるん」や「ゆっさゆっさ」などという擬音が入るだろう迫力だった。
 それだけでなく僕は、背面跳びで身を反らしたときに強調される胸とシャツが捲れて見えるうっすらと割れた腹筋、そしてマットの上で横たわる先輩の呼吸で上下する双丘を間近で見られる立場にあった。スパッツに浮かぶショーツのラインやスパッツに手を入れて下着の食い込みを直す無防備な姿も、だ。
 こんなものを日常的に見せられるのは、あまりにも目の毒だった。
 僕は、ハヅキ先輩のことを思いながら毎日のように自慰をした。

 そんな僕の邪《よこしま》な想いはいざ知らず、先輩は自分の選択種目に常時参加する後輩ができたことに喜んでいるようで、僕とは距離感近めに接してきた。ストレッチなどでペアを組むときもだ。汗の匂いと、どことなく甘くて酔いそうになる香りを振り撒きながら。
 邪念を堪えながら、僕は控えめで真面目な後輩でいようと努めていた。

 二人でいる機会が多かったとはいえ、僕とハヅキ先輩の関係は部活動のみのものだった。
 家の方向は真逆で、登下校時に一緒になることもない。一年生と三年生の教室は、倉庫や空き教室を間に挟んでいて遠いから、何か用事がなければ休み時間に会うようなこともなかった。
 連絡を取り合おうにも、僕たちが地元にいた時分はまだ携帯電話は電波状況があまりよくなかったし、そもそも使うタイミングも少ないから端末を持ってすらいなかった。

 僕たちはただの部活の先輩後輩でしかない仲だったし、先輩が引退すればそのまま何も起こらず終わる関係だと思っていた。
 ――あの日までは。

    ◇  ◇  ◇

 夏のある日のことだった。
 土曜日、学校休みの自主練習日。自主練習といっても半強制だったが、午前の練習を終えたときだった。
 僕とハヅキ先輩は日陰で休んでいた。
 先輩は汗でびしょ濡れだった。Tシャツは肌の色が透けるほどに濡れていて、白いブラジャーまでもくっきりと見えていた。まるでシースルーの服を着ているように錯覚してしまうほどだった。
 だというのに、先輩は僕の目の前でTシャツを脱いで、汗を拭きはじめた。
 僕は慌てて、顔を逸らした。先輩の透けブラは見慣れているといえば見慣れているものだったが、不意打ちの生ブラジャーは火力が高すぎた。見えたのはほんの数秒にも満たない時間だった。しかし、僕の股間が反応するには充分どころか過剰な刺激だった。完全に硬くなってしまっていて、気を落ち着かせたとしても簡単に鎮まるような具合ではなかった。
「ケイ君どうしたの?」
 顔を背けるだけでなく股間を手で隠す後輩を不審に思って、先輩は声をかけてきた。わざわざ、僕の正面に回り込んで。そのせいで、目の前に白いブラジャーに支えられた大きな膨らみが無防備なまま露わになっていた。
「せ、先輩、服。ふ、服着てください」
 僕は声をどうにか絞り出した。顔が熱い。僕の顔は、茹でダコもびっくりするほど真っ赤だろう。声だって、自分が発したものとは思えないほどに上擦っていた。
「なに? 急にどうし――」
 先輩の視線が僕の顔から下へと移っていく。そして、僕の手を取って、隠していた股間から遠ざけてしまう。そうやって、下半身のテントが先輩の目に入ってしまった。
 ああ、終わった。僕は変態として残りの学校生活を送ることになるのだと思った。
「あ……」
 何かに気づいたのか、ハヅキ先輩は顔を真っ赤にした。そして、思い出したかのように胸を手で隠した。
 その瞬間、彼女は僕のことを「男」と認識したのだろう。
 いよいよ終わりだと、反射的に謝罪の言葉が口から出た。
「すみません」
「……なんで謝るの?」
「だって……先輩の前で……そ、その……勃起、して」
「謝るのはわたしだよ。そうだよね、ケイ君は男子だもんね」
 そしてわたしは女子なんだよ、と意味ありげに呟いた。
 先輩は僕の頭から足の先までを確かめるように見た。それから自身の身体へ視線を落とし、訊ねてきた。
「もしかして、わたしのこと『おかず』っていうんだっけ? してたりする?」
 僕は恐る恐る頷く。先輩の顔色を窺いながら。適当にはぐらかせばいいものを素直に反応してしまった。
「そっか……」
 彼女は俯き、黙ってしまった。
「先輩?」
 回答を間違えた、怒られるのではないか、先生を呼ばれるのではないか、と怯えながら先輩を見た。
 すると、耳まで真っ赤にした先輩がおずおずと切りだした。その言葉は僕の予想だにしないものだった。
「きみのおちん×ん見せて。わたしも下、脱ぐから」

    ◇

「ほうほう、これが本物の勃起したペ×スというやつですかぁ」
 血管の浮き出た竿部分、真っ赤に充血した亀頭、疎らに生えた陰毛。
 それらをハヅキ先輩がまじまじと見つめている。
 さすがに恥ずかしい。それでいて、どこか他人事のようにも思えた。
「あの、先輩……」
「あ、そうだよね。わたしのも見て」
 そう言い、先輩は脚を開いて、秘所を見せてくれる。
 ふさふさの陰毛に、綺麗な赤い肉の花。汗で湿った深い茂みがどこか淫靡な香りを放っていた。ほとんど成熟した大人の女性のそれだった。性に目覚めたばかりの若いオスには刺激が強すぎる。
 吸い込まれそうだった。どんどん顔が近づいていってしまう。
 先輩は僕を制止した。
「ちょ、ちょっと、あんまり見られると恥ずかしいかな」
「……すみません」
 僕は身を引き、姿勢を正した。すると先輩はくすりと笑い、控えめに訊ねてきた。
「あ、あのさ、触っていい?」
 僕は頷いた。ここまで来たらどうとでもなってしまえ、と思った。
 先輩の指が陰茎の竿部分に触れた。
「すっごい熱い」
 こちらの感覚は先輩の感想とは反対で、彼女の手はひんやりと冷たかった。
 勃起したペ×スに自分以外の手が触れるのは初めてで不思議な感覚だった。思わず、腰を引いた。
 先輩は、慌てたように手を離した。
「痛かった?」
「……いえ、ぎゃ、逆です」
「ふーん」
 ハヅキ先輩は「そうなんだ」と悪戯っぽく笑うと、肉竿を握り、手を上下に動かしはじめた。
「先輩に欲情する悪いおちん×んは、こうだっ――」
 同じ部活の先輩が、僕のペ×スを扱いている。夢でも見ているかのようだった。
 声が零れてしまう。
「うっ、先輩ッ」
「気持ちいい?」
「き、気持ちいいです」
 先走り汁が亀頭を濡らし、先輩の手を汚す。彼女の手つきもだんだんと慣れてきて、動きがスムーズになっていく。
 僕の口からは喘ぎが漏れる。快感が募り、精液が出口を求めて沸き立っている。先輩の前だというのに、学校だというのに、僕の頭はもう射精することを止められそうになかった。
「先輩っ……も、もう射精《で》ちゃいそうです」
「いいよ。見せて」
 先輩、先輩、先輩――
 頭の中で先輩のことを呼びながら、ついには射精した。
 肉竿が跳ね、堰を切ったように精液が迸る。ビクビクと腰を震わせ、脈打つように吐き出した。
 白い奔流は先輩の手のみならず、顎や胸も汚し、地面にも染みを作っていた。
「――すごぉ」
 ハヅキ先輩は初めて見た射精に驚嘆の声を零した。まだ先端から精液が少し漏れ出ている僕の陰茎と白濁液のかかった自身の手とを見比べている。
「先輩、ごめんなさい。汚してしまって」
「いいって、大丈夫」
 先輩はティッシュで肌についた精液を拭き取った。白濁液の染みたティッシュをぼんやりと見つめてから、意を決したように切りだした。
「……ね、ねえ、ケイ君はさ、これより先のこと興味ある?」
「これより先って、セック――」
「そうエッチ。……したい? したくない?」
「それは……、できるのならしたいですけど」
「じゃあ、しよう」
「えっ、そんな急に」
「いまじゃないよ」
 先輩が僕の手を握る。真面目な顔と声音で告げる。
「春休み、わたしが卒業したらエッチしよう。引退大会とか受験とか全部終わったら。それまで待たせちゃうけど、それでもいいなら」
 二人で「卒業」してしまおう、と先輩は僕に持ちかけた。
「も、もちろん」
 僕は、二つ返事で提案を受け入れた。

 その後、以前のとおりの先輩後輩の関係に戻った。
 先輩が引退後にユニフォームを「おかず」にとプレゼントしてくれたりしたが、それ以外には何事もなく、時間は過ぎた。
 そして、とうとう約束のときがやってきたのだった。

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