01/09 電子版発売

片想いしている義妹をオカズにしながら、幼馴染の中に出した

著者: 甘味南瓜

電子版配信日:2026/01/09

電子版定価:880円(税込)

父親の再婚によって一緒に住むことになった義妹は、
学校一の大和撫子にして、片想いしていた瀬川有理沙だった。
良き兄として振る舞おうとするも、有理沙はあまりに無防備で……
未開拓の処女地を生で貫きたい──日に日に増していく禁断の欲望。
そんな俺に幼馴染の陽キャギャル・月宮夜椰がある提案をしてきた。
「義妹でムラムラしたら、アタシの身体、使っていいよ」
義妹をオカズに幼馴染をオナホ扱いする性活が始まった。

目次

プロローグ

1.デートの約束?

2.女神様が義妹になるようです

3.この気持ちにフタをしなければならない

4.サイズはE

5.誰もいないと思っていたんだ……

6.その感情を無視しようとすると心が痛むんだ

7.俺だって兄になりたかった

8.俺の義妹が無防備すぎる

9.義妹のパンツを感じたい

10.身勝手な罪滅ぼし

11.本物の母性

書き下ろし番外編 夜椰は一翔に抱かれたい

本編の一部を立読み

プロローグ



 帰りのホームルームが終わり、荷物をまとめる。
 席を立って帰ろうとしたところで、前の席のクラスメイトが小脇に白いカーディガンを抱えているのが見えた。
 危ない危ない。後ろのロッカーに学園指定のカーディガンを放っていたことを思い出す。
 季節は秋。日中はまだまだ暑さを感じる時期だが、朝方や夕暮れ時は少し冷える。衣替えはまだだが、夏服だけだと肌寒さを感じる時間帯もある。
 だからこの時期、学園生たちはカーディガンを上着代わりに使っていた。日が天高く昇って気温が上がってくると、それを脱いでカバンに入れるなり椅子の背もたれにかけるなりするわけだ。
 俺もロッカーに放りっぱなしだった学園指定の白いカーディガンを回収。そのまま帰ろうかと教室を出ようとしたところで声をかけられた。
「待って、義兄《にい》さん!」
 今年の夏に親の再婚でできたばかりの新しい家族。義妹にしてクラスメイト。そして学園で一番綺麗で美しいと評判の美少女。
「どうしたの、有理沙《ありさ》さん?」
 彼女は友達を二人引き連れながら、俺のそばまでやってきた。
 そっと全身に目をまわす。
 優等生として教師たちからも一目置かれている有理沙さんは、さすが制服もちゃんと着こなしている。
 白いワイシャツはしっかり第一ボタンまで留められていて、みんな外しがちな赤いネクタイもちゃんとしている。水色チェックのスカートだって短すぎず、膝上十センチくらいの常識的な長さ。
 身だしなみがきっちりしているから、有理沙さんそのものの雰囲気も上品だ。
 長い黒髪を後ろで軽くまとめている清楚系。理知的な目つきが特徴的な彼女は、可愛いという言葉よりも美しいという言葉がよく似合う見た目をしていた。
 クールで大人っぽい。
 けれどそんな彼女が、家では少し抜けていて女の子らしい姿をさらしていることを、義理の兄となった俺だけが知っている。
 いけない。また気持ちが高ぶってきた。
「今日もみんなで勉強するんだけど、ちょっと帰りが遅くなりそうで」
「わかった。夕飯は適当に食べておくよ」
「あ、ううん。そうじゃなくて。代わりにスーパーで食材を買ってきてほしくて。そしたら帰ってきてすぐ夕飯の支度ができるから」
「そういうことなら任せてくれ。リストとかある?」
「あとでメッセージ送るね」
「かしこまった」
「よろしく。ごめんね、義兄《にい》さんも勉強したいはずなのに」
「いつもご飯を作ってもらってるんだ。これくらいなんてことないさ」
「ありがとう。それじゃあまたね!」
 女の子特有の良い匂いを振り撒きながら、義妹の有理沙さんが友達と一緒に教室を出ていった。
 その背中を見送った直後、背後からいきなり飛びつかれた。俺にこんなことをしてくる奴は一人しかいない。
「やっほー♪ かずっち♪ 一緒帰ろ?」
 ホールドを振りほどいて顔を向けると、金髪ギャルが元気な笑顔でギャルピースしてきた。
 こいつの名前は月宮《つきみや》夜椰《やや》。小学校からの幼馴染で、いつも俺のそばにいてくれる大切な存在。
 着崩した制服、あわや中が見えてしまいそうなミニスカート、可愛いけれどアホそうな見た目。
 有理沙さんとは真反対の雰囲気の夜椰。俺はそんな彼女がいなくては生きていけない体にされてしまった。
「夜椰、悪い。またお願いしていいか?」
 俺がそう言うと、夜椰はうっとりとしたメスの表情で見つめてきた。
「どこでする? この前は駅のトイレだったよね?」
「駅まで我慢できない」
「じゃあ理科準備室にしよっか? あそこなら放課後誰も来ないし」
「鍵はどうする?」
「前に盗んで、合鍵作っておいた♪」
「最高だ」
 思わずニヤつく俺に合わせるように、夜椰もイヤらしく微笑んだ。

 放課後の理科準備室。
 少し埃《ほこり》っぽくて、生物の模型やら何やらがひしめいていて狭いこの部屋に、淫らな音が響いている。
「はむっ♡ ちゅっ♡ ちゅるっ♡ ちゅるるるっ♡ れりゅっ♡ じゅるっ♡ んっ♡ ちゅっ♡」
 制服のスラックスもトランクスも下ろして椅子に座る俺。
 そんな俺の股《また》の間に膝《ひざ》をついて座り、一心不乱にフェラしている幼馴染の夜椰。
 普段はその目立つ金髪をツインテールにしている夜椰だが、今は後ろで軽くまとめてもらっている。そして制服もきっちり着てもらっていた。そう、ちょうどさっき見た有理沙さんのように。
「ああ、いいっ! いいぞ有理沙っ! 気持ちいい! もっと奥までっ」
「んっ♡ んぶっ♡ んぶぶぶっ♡ んぐっ♡」
「最高だっ! 亀頭が喉に擦れる感覚がっ」
 さすがに黒髪清楚系の有理沙さんと金髪ギャルの夜椰とでは、髪型と服装を一緒にしたところで見た目が違いすぎる。けれどその辺は脳内でおぎなうことにして、俺は夜椰のことを有理沙と呼んでフィニッシュを迎える。
「出るぞ有理沙ッ! ぜんぶ飲めっ!」
「んっ!? んぅっ♡ んっ♡ ふぅっ――んっんぅぅぅぅぅぅぅぅっっっ♡」
 夜椰の口の中でチ×コが脈打つ。
 ドクドクと喉奥に精液を注ぐ。
 ああ、気持ちいい。やはり最高だ。
 義妹をオナネタに幼馴染で抜くのは、何にも勝る快感だ!
「はぁ♡ んっ♡ 一翔《かずと》のせーし、今日も濃厚すぎてヤバ♡ 喉にまだ残ってる感覚する~」
「気持ちよかった……ありがとう夜椰」
「どういたしまして♪ あれ?」
 夜椰の目がふたたび俺のチ×コに向いた。射精したばかりだというのに、そこはもうガチガチに反りかえっていた。
「今日元気じゃん。どーしたの?」
「いや……実は今朝一緒に登校してる時に風が吹いて、有理沙さんのスカートが」
「パンチラ見ちゃったんだ?」
「まあ、うん。黒いタイツを穿いてたから色とか柄まではわからなかったけど、それが逆にエロくてさ。それからずっと悶々とした一日を過ごしてて、帰り際に話しかけられた時にとうとう限界で」
「もお、ムラムラしたらアタシを呼んでって言ってるじゃん!」
「ごめん」
「まあいいけど。アタシも昨日一翔に使われなかったから焦らされて敏感になってるし♪ ヤバいくらい気持ちよくイケそ♪」
 イヤらしい笑みを浮かべながら立ち上がった夜椰が、そばの机の上に置かれていた模型をどかし、手で軽く埃を払う。その上に座ると、大きくスカートをめくりあげた。
「ねえ見て? このパンツ、見おぼえない?」
「お前、それっ! 有理沙さんのパンツじゃっ!?」
「そ♪ ネットでおんなじの見つけちゃったから買っちゃった♪ 一翔もこっちの方が興奮するでしょ? マジであーちゃんとヤッてる感じがして」
「最高!」
「あははっ♪ 最高ついでにもうひとつプレゼントしてあげる♪」
 夜椰は自分のスマホを渡してきた。画面に映っていたのは――
「今日の体育の授業、更衣室で着替えてる時にあーちゃんを盗撮したんだ♪」
 ライムグリーン色のブラジャー。それとお揃いのパンツ。学園内の男子みんなが欲しがるであろう、有理沙さんの下着姿。
 レースの刺繍《ししゅう》が可愛らしい花柄デザイン。クールで大人っぽく見える有理沙さんだが、その心は可愛い女の子。そんな有理沙さんの心を表しているようなキュートな下着だ。
「はあっ! はあっ! はあっ! はあっ!」
 もう我慢できない。
 チ×コは痛いほど勃起している。
 俺は夜椰のパンツのクロッチ部分を横にズラすと、カウパーでぬめる亀頭の先をギャルの一本筋マ×コにあてがい、一気に貫《つらぬ》いた。
「ひぐぅっ!? い、いきなり奥までだなんてっ♡ あっ♡」
 マ×コがギュウギュウと俺のチ×コを締めつけてくる。たまらない快感だ。腰が抜けそうになるほどの気持ちよさを味わいながら、俺の目が向くのは夜椰ではなく、スマホの中の義妹の有理沙さん。
 相変わらずいい体をしている。細身で腰はキュッとくびれているのに、胸もデカくてお尻もプリッとしている。
 いいな。たまらんな。あのおっぱいを揉みしだきたい。あのプリ尻に頬擦りしたい。
 パンツの先の景色を見たい。
 有理沙さんとセックスしたい。
 スマホを持っていないもう一方の手でしっかりと夜椰の腰をつかみ、自分が気持ちよくなるためだけの自己本位なセックスをする。
 実際に有理沙さんとセックスしているのを妄想しながら、子宮を何度もノックする。
 気持ちいい。
 快感にひたりながらも、ふと罪悪感が芽生えた。
 ごめんよ夜椰。今日もまたオナホにしちゃって……でもそれが俺とお前のお互いが望んだ関係だからっ!
「くっ!? 出るッ!」
 ――ドクッ! ビュルルッ! ビュクッ! ドッビュルルルッ!
 亀頭の先を子宮口に押しつけて射精する。もちろんゴムなんて着けていないので膣内《ナカ》出しだ。
 俺の精子が飛び出すのを受けて、オマ×コがキュンキュンと締まっている。この余韻もまた気持ちいい。
 最後の一滴まで膣奥に出してから、ゆっくりと引き抜く。
 ややくすんだ色の小陰唇がいつまでもチ×コの形に開いていて、奥から精液が逆流してきた。
「一翔のバカっ! ヤバすぎて途中、気ぃ失ってたんだけどマジで♡」
「てことはお互い気持ちよかったってことだ」
「そうだけど……もっと感じてたかった! ねえもう一回できる?」
「悪いけどもうチ×コが疲れてる」
 絶倫でもない限り、二発も出せば自然とチ×コも力を失う。
「あ、そうだ!」
 夜椰は何を思いついたのか、机から降りるとスカートの中に手を突っ込んでパンツを脱ぎ始めた。
 脱いだパンツを俺の顔面に押しつけてくる。
「っ!? いきなり何すんだお前?」
「これ、あーちゃんのパンツと一緒だよ。わざわざサイズまで合わせたんだから」
「だから?」
「あーちゃんのパンツ(仮)をオカズにもう一発するとかどう?」
「これはお前のパンツだろ」
「そう言っといて、オチ×チンめっちゃ固くしてんじゃん♪ 説得力なさすぎて笑うんだけど?」
 本当だ。俺のチ×コはギンギンになっていた。なんて節操の無さだ。自分自身、笑いたくなってしまう。
「どうする?」
 ふたたび問われる。
「しょうがない。使ってやるか」
「い~やったあっ♪ 次はバックね♪」
「はいはい、わかった。ケツ向けろ」
 夜椰が机の上にうつ伏せになるようにして、ケツだけを高く突き上げた。
 愛液と精液が混ざり合うその蜜壺に、ふたたび亀頭の先をあてがう。
 挿入の瞬間、夜椰が首だけ回してこちらを振り向いてきた。
「ありがとね一翔。アタシ、一翔のモノになれて毎日幸せ♡」
「そういう約束なんだ。いちいち礼を言うな」
「うん♡」
 俺がムラムラしたら体を差し出す関係。
 傍目《はため》には異常な関係だ。そんなことは俺もわかっている。ならばどうして俺と幼馴染の夜椰はこんな関係になってしまったのか。
 その話をするためには、夏休み前までさかのぼる必要があった。

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