熟母と家庭教師

著者: 新堂麗太

本販売日:2003/03/23

電子版配信日:2008/05/02

本定価:576円(税込)

電子版定価:660円(税込)

ISBN:978-4-8296-1178-4

先生、初めてなら、私が〈個人授業〉してあげる。

家庭教師を性のレッスンに誘うのは、麗しき熟母。

美少女の純心を裏切る、あまりに甘美な母の口唇奉仕に、

処女では望めない熟女ならではの媚肉の締めつけに、

明彦は身も心も、青く猛々しい肉茎も、蕩かされていく。

妖艶な母と愛らしき美少女、二人が競う誘惑の逆教授……

登場人物

さわこ(37歳)人妻

るみ 女子学生

本編の一部を立読み

「我慢しなくていいのよ。一回ぐらい出しても、若いんだから、すぐにまた元気になるでしょ? 溜まっているものを絞りだしてすっきりさせてあげたくて、私はこんなことをしているんですからね」

上目遣いで見つめながら、佐和子はアイスキャンディーでも舐めるようにぺろぺろと舌を這わせつづける。

貞淑な人妻の淫らな姿を見おろしながら、明彦は自分の体の奥でなにかが出口を求めて暴れまわるのを感じた。

「うふふ……。我慢しなくていいって言ってるのに。もっとも、我慢したところで、いつまで我慢できるかしらねえ」

そう言うと、佐和子が肉棒を口のなかに一気に呑みこみ、あたたかな口腔粘膜でぬるぬると締めつけた。

「ううッ、佐和子さん……。き、気持ちよすぎます」

ギュッと拳を握りしめ、初めて体験するその快感に明彦は悲鳴のような声をもらした。

フェラチオされることの快感をいままでに数えきれないほど想像したが、実際のそれは想像を遙かに超える気持ちよさで、下腹部全体が熱く痺れ、自分の体がすっかり溶けはじめてしまっているという錯覚を抱いてしまうほどだ。

それになにより美しい人妻が自分の醜悪な逸物を一生懸命しゃぶっている様子が、強烈ないやらしさとして明彦の心を揺さぶる。

美しい顔に醜い肉棒の組み合わせはたまらないいやらしさなのである。

じゅるじゅると唾液を啜るような音を鳴らしながら、佐和子は首を上下に動かしつづけた。

そのあいだも、うっとりとした瞳は、じっと明彦を上目遣いに見つめている。明彦が限界までのぼりつめる瞬間を見届けたいのだろう。

「佐和子さん……。ああ、も、もう僕……」

赤く塗られた佐和子の唇のあいだを自分の肉棒がぬるぬると出入りする様子を見ながら、明彦は情けない声を出した。

最初は、射精することで佐和子に軽蔑されることを恐れて我慢していたのだが、そんなことはもうどうでもよくなっていた。

いまは、できることならこの口腔愛撫の気持ちよさをもっと味わいつづけたくて、必死に射精をこらえていたのだ。

しかし、その我慢ももう限界だった。

「ああッ、で、出ちゃう……。佐和子さん、僕、もう出ちゃいそうです……。ううぅッ……」

射精の予感に腰を引こうとしたが、あたたかな口腔粘膜が名残り惜しくて、タイミングが遅れてしまった。

明彦の全身が硬直する。

次の瞬間、熱くたぎったものが体の奥から一気に湧きだし、尿道を駆け抜けて佐和子の口のなかに勢いよくほとばしりでた。

「うぐぅッ……」

美しい顔を苦しげに歪めて、佐和子は首の動きをとめた。その美熟女の口のなかで明彦の肉棒が暴れまわる。

ビクン、ビクン、と大きく痙攣するたびに、大量の精液が噴きだすのだった。

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