スチュワーデス義母

黒いストッキングの挑発

著者: 櫻木充

本販売日:1998/09/23

電子版配信日:2010/01/15

本定価:535円(税込)

電子版定価:660円(税込)

ISBN:978-4-8296-0844-9

「敏也はママのどんなストッキングが好き?」

白、ベージュ、黒……スチュワーデス姿の紀香が、

息子の眼前に掲げる、恥汁まみれのナイロン布地。

義母から与えられる美餌にしゃぶりつきながらも、

倒錯獣と化した少年は妄執をさらに滾らせていた。

ああ、今度はママと……セックスしたい!……

登場人物

のりか(34歳)キャビンアテンダント

なおみ(25歳)キャビンアテンダント

本編の一部を立読み

(敏也のオチン×ンって、どんな形だったかしら? もう、毛も生えているのかしら?)

紀香は息子の、幼少の頃の記憶をたぐりながら、スカートのなかに手を挿しこむ。

シットリと汗ばんだ黒ストッキング越しに、指の先を股間の一番熱い部分に這わせる。

(いやだ、私ったらなにを考えているの)

敏也への思いが、淫らな肉欲に直結している自分を感じ、紀香はふと自己嫌悪に陥った。

それでも、肉体的にも結ばれることこそが、男と女にとって本当の愛に思えた。プラトニックな愛など、紀香には信じられなかった。

(そうよ。敏也に愛されたいの。女として、心も肉体も全部愛されたいの)

敏也を求めている自分の、素直な情念を否定することなどできはしない。

紀香はふたたび、今度は深く溜め息をついて、ソファに身体を横たえた。スカートの裾が乱れ、しどけない姿でぼんやりと考えに耽る。

(そういえば敏也ったら、私の脚ばかり見ていたわね……)

そっと瞼を閉じれば、機内で注がれた敏也の視線が、興味に満ちた少年の瞳が鮮明によみがえってくる。

(ねえ、スチュワーデスのママ、素敵だった? ママの脚、綺麗だった?)

妄想世界の息子に問いかけると、紀香はふいに腰をあげ、ダイニングの隅に置かれた姿見に近づいていった。

皺一つないシルクのブラウス。裾に向かってなだらかに絞りこまれた、セミロングのタイトスカート。バックには太腿の半分程度までスリットが入れられている。乗務での機能性と優美さを兼ね備えた上品なデザインだった。

(ママの脚、もっと見たいんでしょう? いいのよ)

鏡のなかで妖しい微笑みを浮かべながら、タイトの裾を腰に向かって捲りあげる美麗のスチュワーデス。黒ストッキングに包まれた太腿が次第に露わとなり、清楚なはずの制服は煽情的なコスチュームへとみるみる変貌を遂げていく。

爛々と輝く自らの瞳に、真ん丸く開かれた少年の瞳孔を重ねあわせながら、手のひらで太腿をそっと撫でつける。

(そうよ。いいのよ、ママに触っても……)

ストッキング肌の感触を味わいながら、そのまま股間へと侵入させる。

シットリと汗ばんだ内腿。その付け根は汗ではない体液の湿りを湛えていた。

「ああ、敏也ぁ……」

小さく喘ぐように息子の名前を呟きながら、ストッキングの縫い目にそって静かに指先をすべらせる。

パンティの表面にはあっという間に、淫らな分泌の沁みがクレヴァスにそってジットリと滲んだ。

「ママ、敏也が欲しいの! ここぉ、ここに欲しいのぉ!」

蕾の入り口に押し当てた指先に力をこめ、紀香は何度も何度もうがつ。

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