本販売日:2010/10/23
電子版配信日:2011/10/14
本定価:765円(税込)
電子版定価:880円(税込)
ISBN:978-4-8296-1745-8
「もっとして! 逞しい×××で遙子を狂わせて!」
男の背中にしがみつき、腰をくねらす35歳の人妻。
最奥を深々と貫く体位に美唇からは甘い喘ぎが。
名家の令嬢として育ち、口奉仕すら知らぬ女を、
わずか二日で淫獣に変えてしまった鬼屋敷での調教。
肉地獄の果てに待つのは、愛する夫による背信!
<もくじ>
プロローグ
第一章 供物 献上された三十五歳
1 罠に堕ちた人妻
2 初啼きの儀
第二章 洗礼 奪われた令夫人の菊蕾
1 奴隷品評会
2 第二の破瓜
第三章 屈服 そして瑶子は獣になった
1 美しき造反
2 鬼屋敷の掟
3 燠き火
ようこ(35歳)人妻
本編の一部を立読み
「いま、まさに犯されようとする女の顔ほどたまらぬものはないわい」
近々と夫人の貌を覗き込んだ宗臣が舌なめずりせんばかりに淫猥な嗤いを浮かべた。
「……ゆ、ゆるして……お願いです……し、しないで……ください……」
夫人はかぼそい哀訴の声を恐怖に慄わせ、宗臣の慈悲にすがる以外に術はなかった。
「聞こえぬな。おまえの身体に儂の味をいやというほど教え込んでやる。──ふふ、遥子、儂の女になるんじゃ」
ズブッ──禍々しい亀頭が花弁を押しひしゃげるようにして夫人の女に没した。
「ひいいいっ、いやああああっ……」
白い喉をさらし、細い顎を突きあげた夫人が魂消えんばかりの悲鳴を噴きこぼした。女の源泉に焼印を押されたかのような悲鳴だった。
ズブズブッ、野太い怒張が蕩けんばかりに熟れた柔肉を押し広げ、深々と女芯の最奥まで肉壺を縫いあげていく。
「……ああっ、いやあっ……」
硬く焼け爛れた巨大な異物で女の芯を押し開かれる──まさに犯されているという感覚そのものの挿入感と拡張感に遥子夫人は唇をわななかせて啼いた。
「熟れた女の肉は淫らじゃな。ふふ、どこがいやなものか。熱く蕩けた肉が儂の魔羅にキュウキュウ吸いついて、千切らんばかりに食い締めておるわい」
「……ああ……そ、そんなこと……あ、ありません……」
遥子夫人は自分に言い聞かせるように声を慄わせた。だが、最奥まで怒張を埋め込まれた腰の芯がジーンと灼け痺れ、身じろぎもできないほどの拡張感にハアハアッと熱い息が乱れてしまう。
(……ああっ……こ、こんなっ……)
夫である藤田しか男を知らない夫人は、その男根の個体差とも言うべき違いに慄然とした。大きさと硬さと形状が違うだけでこれほど違うものなのだろうか──宗臣の男根から与えられる挿入感と拡張感はまさに女体の芯に野太いクサビを埋め込まれたような圧倒的な被支配感があった。
初めての凌辱にさらされた美しい贄のおののきと葛藤を味わうように、夫人の貌を淫猥な視線で舐めていた宗臣がニタリと嗤った。
「ふふ、強がるのをやめろとはもう言わぬ。儂の魔羅の味を知れば、いやでも素直な女そのものになる」
こうやってな、とばかりに宗臣が腰を使い始めた。絡みついた柔肉を引きずりだすように亀頭をズズッと肉口まで引き抜き、ズブッと子宮口まで深々と縫いあげる──肉棒の長大さと咥え心地を花芯に教え込むような悠々とした抽送だった。
「……ああっ、いやっ……ああぁっ……」
こんな卑劣な鬼に屈してはならない、羞ずかしい声をあげて啼いてはいけない──そう思う端から熱くせつない啼き声が噴きこぼれてしまう。息苦しさに唇を引き結ぶことすらままならず、すでに一度アクメを極めた女体は確信をもって送り込まれる刺戟をこらえようがなかった。
「……ああぁっ……い、いやっ、ひいいっ、あうううんっ……」