二人の新任女教師

教え子・危険な奪い合い

著者: 新堂麗太

本販売日:2007/02/23

電子版配信日:2009/01/23

本定価:660円(税込)

電子版定価:770円(税込)

ISBN:978-4-8296-1481-5

「先生、僕、初めてだからよくわからなくて……」

陰部に唇をつけたまま、愛撫の方法を尋ねる少年。

沙織は黙って肉豆の包皮を剥き、指を潤いへ誘う。

放課後の面談室、生徒との関係に溺れる新任女教師。

嫉妬に狂うもう一人の新任女教師は体を武器に……

二人の22歳が激突する、新堂麗太の新・青い体験!

登場人物

さおり(22歳)女教師

なみこ(22歳)女教師

本編の一部を立読み

「どう、気持ちいい? 先生、こういうこと、あんまりしたことがないから……」

亀頭に唇をそっと押しつけた状態で、沙織が上目遣いで拓也をじっと見つめる。

「気持ちいいです! すごく、気持ちいいです! それに、白石先生がこんなことをしてくれるっていうのが、ぼくは大感激です!」

「そう?」

拓也の反応がうれしいというふうに沙織は微笑み、今度は玉袋を口に含んで舌で転がしはじめた。

「こうされると気持ちいいんでしょ?」

沙織が澄んだ瞳で問いかける。

おそらく以前に付き合っていた男に教えられた舐め方なのだろう。そのとき相手によろこばれたものだから、拓也もよろこばせてあげようとがんばってくれているのだ。

少し複雑な気持ちになったが、気持ちいいことは確かだ。肉竿をしごく愛撫はオナニーで経験済みだったが、睾丸をそんなふうに責められるのは初めての経験だった。

くすぐったいような、むず痒いような奇妙な感覚に、拓也は椅子の上で身悶えした。

「うっ……そ……それ、変な感じ」

「ああぁぁん、なんだか沢口くんのオチン×ンがピクピクしてるわ」

沙織が言うとおり、ひざまずいた女教師の鼻先でペニスが小刻みに痙攣している。その反応は拓也が快感をおぼえているからだと判断した沙織が、さらに睾丸愛撫をつづける。

陰嚢を口で愛撫しながら、肉竿を手でしごく。そのふたつの異なった快感が、拓也の下腹部で混じり合い、若い性が悲鳴をあげる。

「あっ、だめです、そんなにしたら……。うううっ、気持ちよすぎて、ぼく……うううう!」

「え? なに? もうイキそうなのかしら」

気のせいか、沙織の言葉が少し残念そうな気配を含んでいるように感じた。

「ごめんなさい……。ぼく……もう、出ちゃいそうですぅぅ……うううう!」

「はあぁぁん、いいのよ。すっきりしていいの。そのためにこうして口でしてあげてるんだから。じゃあ、最後はやっぱり……」

沙織は陰嚢舐めをやめて、今度は肉棒を先端から一気に口のなかに呑み込み、口腔粘膜全体でぬるぬると締めつけてきた。

「あううっ……おぅうぅぅぅ……」

あたたかくぬるついた粘膜での愛撫を肉棒に受けながら、拓也はうめき声をもらしつづけた。

そんな拓也の様子に気をよくした様子で、沙織は首を前後に動かすようにして、きつく肉棒をしゃぶりつづける。

初めて経験する口腔奉仕の快感は強烈で、このまますぐに射精してしまいそうだ。沙織ももうイッてもいいと言ってくれている。それでも拓也は必死に我慢した。この時間を少しでも長く味わいたかったからだ。

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