05/23 紙版発売 06/06 電子版発売

母と姉を飼う

著者: 榊原澪央

本販売日:2025/05/23

電子版配信日:2025/06/06

本定価:935円(税込)

電子版定価:935円(税込)

ISBN:978-4-8296-4805-6

「母さん気持ちいい?」「ああん、お母さんもいいっ」
息子の腰に跨がり、禁忌の交尾に乱れる美母・彩美。
その傍らでは母子の痴態を冷たく見つめる姉の姿が!
義弟を媚肉で手なずけ、まんまと母を襲わせた真衣は、
自らが一匹の淫獣を目覚めさせたことを知らない……
36歳と20歳、性処理の「穴」に堕とされる二匹の牝!

目次

第一章 義弟を肉体でたぶらかす悪魔姉

第二章 母に埋め込まれた息子の巨根

第三章 豹変した青狼に浴室で襲われて

第四章 三日に一度の交尾を命じられる彩美

第五章 姉弟にアナルを開発される淫母

第六章 二泊三日の絶対服従旅行

第七章 布団の上で啼き狂う二匹の牝奴隷

本編の一部を立読み

第一章 義弟を肉体でたぶらかす悪魔姉

 ゆっくり準備をしても、学校には充分に間に合う時間に、田山亮太は自分の部屋から出て、食卓もあるキッチンに向かった。
「おはようございます、お……お父さん」
 郊外にある一戸建ての家の二階から階段を降り、リビングとキッチンが繋がったスペースのドアを開くと、すでに父親と姉がテーブルについていた。
「無理してお父さんって呼ばなくていいんだぞ、呼んでくれたら嬉しいけどな」
 商社に勤めていて、頭もきちんとセットしている父の田山浩介が、少し冗談めかして言った。
 この浩介を父と呼ぶようになったのは最近だ。亮太は母の再婚で浩介と親子になったのだ。
「どっちなのよ。まったく、呼んで欲しいのなら素直に言いなよ、パパ」
 浩介の隣に座ってパンを食べているのは、姉の田山真衣だ。真衣は浩介の連れ子で、亮太とは血の繋がりはない。
 二十歳で、大学生の真衣は、瞳がすっきりと切れ長で、鼻も高くてかなりの美形だ。
 スタイルのほうも外国人の水着モデルのようで、亮太はたまにドキリとすることもあった。
「ねえ、亮太も迷惑だよね、こんなお父さんじゃ」
 父娘の対面に腰を下ろした亮太に向かい、真衣は笑顔で言った。薄めの唇も形がいい。
 そんな真衣は、亮太をすぐに弟として受け入れてくれた。ただ真衣は気が強いほうなので、年の離れた亮太は、舎弟のような感じでもあった。
「そんなことないよ。ちゃんとお父さんって呼びたいよ、僕も」
「うふふ、偉いねえ。よかったね、パパ」
 亮太の言葉を聞いて、真衣は嬉しそうに笑った。浩介の離婚後、ずっと父娘のふたり暮らしだったらしく、仲がいい。
 というか、真衣は少しファザコン気味のところがあった。
「おはよう、亮太」
 キッチンの奥のほうから声がして、スカートスーツにエプロンを着けた母が出て来た。
 母の手には亮太がいつも食べる、目玉焼きが乗ったお皿がある。
「おはよう、母さん」
「パンももうすぐ焼けるからね」
 にっこりと笑った母の名前は田山彩美。亮太を産んでくれた実の母だ。実父とは亮太が幼い頃に離婚している。
 昼間はOLとして働いている母だが、ふたり暮らしの頃から、いくら夜が遅くても、こうして必ず朝ご飯は用意してくれている。
 だから亮太も寝坊したりして、母親に迷惑をかけるようなことはなかった。
「いつも仲良しね、お母さんと亮太は」
 笑顔で接しあう、亮太と母を見て、真衣が言った。
「あら、真衣ちゃんもお父さんとすごく仲良しじゃない」
 母も笑顔でそう言った。再婚で母娘となったふたりは、それなりにうまくやっている。
「そうよパパちゃんと、とっても仲良しだもん」
 母の言葉を聞いて、真衣は隣にいる父親の腕に、しがみつくように自分の腕を回した。
 その表情にはどこか、義母にあたる彩美を、ライバル視しているような雰囲気がある。
 亮太が、それなりにうまく、と思っているのは、真衣にファザコンの気があるからだ。
「こら、真衣。ご飯が食べられないよ」
 父がそう言うと、真衣は少し不満げな顔を見せた。父親が母の目を気にしている様子が気に入らないのだ。
 父はおおらかで優しい人なので、それを見て苦笑いしている。亮太のほうは、新たに親となったこの人を、敵視している感じではない。
「はい、ちゃんと牛乳も飲んでね」
 母の彩美は大人の対応をいつも見せている。いまも亮太に牛乳を持って来ていて、あえて父のほうは見ていなかった。
 再婚となった父と母の仲がどうかというと、すごくうまくいっていると思う。
 亮太はそれが嬉しいのと同時に、微妙な感情も抱いていた。
(う……)
 牛乳が入ったコップを亮太の前に置いたときに、母の白いブラウスを膨らませたバストが、ちょうど目の前に来た。
 思わず声を出しそうになって、亮太はそれを懸命に飲み込んだ。母は全体的にムチムチとした体型で、乳房もお尻もかなり大きい。
(肌もすごく綺麗だ……)
 自分の母親に、こんな感情をもってはならないのはわかっているが、二重の大きな瞳に丸みがあって可愛らしい鼻、そしてふっくらとした白い頬。
 全体的に清楚な雰囲気だが、唇だけは厚みがあってセクシーだ。
(母さん……僕は……)
 性に目覚めた日から、ずっと母、彩美を女として意識している。いや、母が風呂に入ろうとしているのを知らず、浴室の隣の洗面所に入ってしまい、パンティ一枚の姿を見てしまったのが、亮太が男の欲望に目覚めた日なのだ。
(お父さんと、夜は……) 
 ブラジャーを外した、母の顔よりも大きいのではないかと思うような、巨大な肉房。
 重量感のある下乳に、青い静脈が浮かんだ双乳が、亮太はいまも目に焼きついて離れないのだ。
(いけない……朝から僕は……) 
 こんな朝早くから、義父に抱かれる母を想像してしまっている。
 亮太はいけないと、慌てて食卓の上にある目玉焼きに箸を延ばす。下を向いている少年は、テーブルの対面で、義姉の真衣が意味ありげな笑みを浮かべているのに、気がつくことはなかった。

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