本販売日:2024/12/23
電子版配信日:2025/01/10
本定価:825円(税込)
電子版定価:880円(税込)
ISBN:978-4-8296-4776-9
「すごいよ……ドロドロだ、母さんの膣の中……」
太い指を柔肉に埋め、母親の反応を確かめる凉太。
悪魔家庭教師に唆され、禁忌の罠に堕ちた母子。
息子の肉棒の虜になり、裏穴まで奪われた愛海は、
何度も上りつめる中、自らを牝だと自覚し、
我が子の「淫乱妻」として生きることを誓うが……
第一章 唆す 息子の性欲処理は母のつとめ
第二章 繋がる 禁断の母子交尾で許した膣内射精
第三章 脅す 凉太以外の男根を受け入れて
第四章 操る 我が子に中出しをねだらされる美母
第五章 堕ちる お尻の快楽を開発される愛海
第六章 壊れる 二穴を同時に串刺しにされて
第七章 愛する 淫乱妻となった母を妊娠させた日
本編の一部を立読み
第一章 唆す 息子の性欲処理は母のつとめ
息子の好みであるレモンティーと、彼の家庭教師である近藤正哉が好きなブラックコーヒーを、お菓子と一緒にお盆に乗せて、青木愛海は二階への階段をのぼっていく。
都心からさほど離れていない場所にある一軒家に、愛海は息子と夫の三人暮らしだ。
夫は名の知れた商社に勤めていて、転勤はないがとにかく出張が多く、一年の半分ほどは留守にしている。
息子である青木凉太は、年明けに受験を控えていて、平日は家庭教師、週末は塾と忙しい日々を送っていた。
「お茶をどうぞ」
息子の部屋のドアを、きちんとノックしてから愛海は、中に入っていく。
机の前のイスには息子、そのうしろに家庭教師で、大学生の近藤正哉が立っている。
国立の医学部に通う正哉に家庭教師を頼んで半年。この光景も見慣れてきた。
「ちょうどキリがいいね、休憩しよう」
正哉がそう声をかけ、息子の凉太が手を止めて、こちらを振り返った。
「ありがとう母さん、美味しそうなクッキーだね」
難しい年頃のはずの息子だが、父母に反抗的な態度を取ることもなく、いまも笑顔で素直に礼を言ってくる。
ご近所にも、勉強もできるしいい息子さんだと言われ、自慢でもあった。
「ほんとうですね。美味しそうだ」
息子の部屋にある小さなテーブルの前に腰を下ろしながら、家庭教師の正哉も笑顔を見せている。
彼もまた性格が温厚で知的なタイプだ。息子もなんだか気が合う様子で、彼に対しての不満を口にすることはなかった。
「そんなに特別なものじゃないのよ」
愛海は膝を折ってクッキーに手を伸ばすふたりを見つめていた。
「今日、凉太くん、学校でお母さんの写真を見られて、美人だってみんなから言われたらしいですよ」
コーヒーを口元に運びながら、正哉はにこやかに言った。
「ちょっと先生。言っちゃだめだって……」
息子は少し照れたように頭をかいている。事情を聞くと、スマホにある愛海の写真をみんなに見られて、驚かれたらしい。
もう中年の年齢の愛海だが、色白で丸顔の頬には張りがあり、瞳もくっきりとした二重で大きい。
全体的に可愛らしいタイプの顔だが、唇だけは厚めでぽってりとしていて、女の色香を感じさせていた。
「ええっ、そんな。私の写真って、いったいどんなの見せたの?」
自分を撮った写真が、息子の級友に見られたと聞いて、愛海はびっくりだ。
もともと写真はそんなに好きなほうではない。息子が小学生くらいまでは一緒に、写真に写ったりしていたが、最近はちょっと記憶になかった。
「これ……」
凉太は少し申しわけなさそうに、自分のスマホを出して画面を見せた。
そこには、夏の日に、白のノースリーブにスカート姿で、庭で洗濯物を干している愛海の姿が映っていた。
「いつの間に……こんな。これ見せちゃったの?」
愛海は、身体つきが肉感的で、バストはIカップ、お尻も九十センチをゆうに越えている。
そのせいであまり身体のラインが出る服は着ないのだが、家の中ではそこまで意識はしていない。
息子はどうやらこっそりと撮影していたようで、写真の中にいる愛海の、ノースリーブの胸元はかなり大きく突きだしていた。
「ごめん。なんだか、陽射しと白いシーツと母さんが絵になっていたから」
凉太はもごもごと言いにくそうに頭を下げている。母を隠し撮りしたことに、罪悪感は持っている様子だ。
「なにかの広告の写真みたいですよ、お母さん」
当たり前だが、横で正哉もスマホの画面をのぞいている。
確かに、夏の陽光に輝く白いシーツと、色白の愛海の二の腕や頬が、写真映えしているように見えた。
「やっ、やだ先生まで、見ないでください」
珍しく愛海は取り乱して、息子のスマホを手で覆い隠した。自分の姿を見つめられていると思うと、恥ずかしくてたまらなかった。
「はは、でもまあ綺麗なお母さんだから、友達にも自慢だよね、凉太くん」
「い、いや、そんな、母さんだし」
正哉がお世辞のつもりで言った口調の言葉に、母は顔を赤くし、息子のほうもなんだか照れている。
まあ自分の母が女として褒められている姿を見るのは、思春期の彼にとって複雑なのかもしれなかった。
「先生、ほんともう勘弁してください」
愛海が少し声をうわずらせて言うと、正哉がすいませんと頭を下げ、凉太はスマホをしまった。
こんな感じで愛海たち母子と、家庭教師の正哉との関係は良好だ。ただ、ひとつだけ問題が起こっていた。
「あの、先生。今月のミーティングですが、今日にしていただいてもかまわないでしょうか」
家庭教師と親は、月に一度、子供の成績などについてミーティングを持つことになっている。
場所はこの自宅だが、凉太は立ち会わない。いわゆる学校の保護者面談のようなものだ。
「はい、僕は構いませんよ。今日はこのあと用事もないですし」
正哉は快諾してくれた。長身の彼は笑顔も爽やかだ。
(え……)
ただその目線が、愛海の顔ではなく身体のほうに向けられているのに、愛海は気がついた。
今日は緩めのセーターを着ているが、Iカップのバストの膨らみは、はっきりと盛りあがっている。
スカートからのぞく白い膝から、そのスカートの生地を張り裂きそうなヒップを這うように、目線があがってきた。
(やだ、気のせいよね。私がおかしいんだ)
母親だけの家庭で、親の負担を少なくするため、国立の医学部一本で受験したという正哉。
いままでも、愛海は彼に男を感じたことはないし、そういう目で見られた経験もない。
さっきの写真のこともあって、自分は変に意識してしまっているようだ。
「じゃあ私は失礼するわ」
今日はちょっとおかしい。そんな気持ちを抱きながら、愛海は息子の部屋をあとにした。