「娘の不貞はお義母さんに償ってもらいますよ」
地主の跡取り息子との政略結婚が娘の不倫で破綻。
激昂した婿は、淫らな罰を妻の母・真帆に宣告。
身代わりになった美熟女を待つ巨根との「新婚生活」。
昼夜を問わず責められ、未開発の裏穴まで奪われていく。
いつしか真帆の身体は隷属の悦びに震え始め――
第一章 邪な視線 見合いの席と義母への執着
第二章 身代わり契約 貞淑な義母を待つ屈辱の床入り
第三章 淫らな家事奉仕 Hカップの豊満な露出家政婦
第四章 アナル開拓の儀 熟尻に刻まれる義息の烙印
第五章 玄関での調教 疑似夫婦が越えた境界線
第六章 服従への覚醒 裏穴に目覚めた牝の咆哮
第七章 夫の眼前で 寝室で晒す裏切りの潮吹き
第八章 永遠の隷属 お腹に宿った新たな命
本編の一部を立読み
第一章 邪な視線 見合いの席と義母への執着
地方の、いわゆる地主の家に生まれた倉善恭介は、あまり気乗りがしない見合いの席にいた。
席と言っても、恭介の実家にあたる本家の広い畳の部屋で、座卓を挟んで両家の顔合わせがおこなわれているだけで、仲人や紹介者がいるわけではない。
「いやあ、今日はいい日になって最高ですね」
座卓の対面にいる、恭介が結婚をする相手となる雪川穂香の父、雪川成二がやけに調子がいい感じで、大きなサッシの向こうに見える、日本庭園と言っていいくらいの、倉善家の庭を見て言った。
(やけにしゃべるのは、後ろめたい気持ちがあるからだろうな……)
恭介の両隣には、父で現当主となる倉善祐一と母、妙子がいる。農家とそこでの収穫を加工する食品工場、そして賃貸マンションなどの不動産を、祖父から引き継ぎ、家の財産を守っている。
恭介は大学から東京に出て、いまは三十歳。東京で友人たちと独立して、システム開発の会社を経営していたが、実家を継ぐために辞めて戻ってきた。
その会社での恭介の立場は社長だった。そして父も会社を経営する社長なので、成二の様子には思うところがあるのだろうか、微妙な表情をしている。
(二十歳だろ……可哀想に、この父親、ほんと恥ずかしくないのかね)
恭介の正面に振袖姿で座っている、色白で華奢な見合い相手、穂香はずっと目を伏せて、座卓の上を見つめている。
それも当たり前で、恭介との年齢差は十歳。こんな年上のおっさんと、親の都合で結婚させられるのだ。
その理由は、成二が経営している建設会社が、いまにも不渡りを出しそうな状態であるからだ。
「ははは、精悍な男前でよかったな、穂香」
調子よく、恭介を褒めている成二の会社が傾いたのは、本業が悪いわけではなく、この男が投資に失敗したのが主な原因だ。
その傾いた会社への融資と、父が新たに建てる賃貸マンションの現場を任せることへの交換条件として、成二は自分の娘を差し出そうというのだ。
(まったくいつの時代の話だよ……政略結婚なんて)
穂香は高校を卒業後、ドイツに留学をしている。なんでも子供のころからバイオリンをやっていて、向こうの音大に入ったのだ。
その彼女が大学を中退して、日本に戻り、恭介と結婚をする。本心からかはわからないが、彼女も納得していると聞いていた。
(あー気が進まねえー……二十歳の娘と結婚なんて)
恭介は実は次男だが、跡取りの予定だった長男が、福岡の女性と恋に落ち、すべてを捨てて向こうで暮らすと言いだしたのだ。
親はもちろん猛反対したが、なんと長男嫁の家も名家で跡取りがなく、向こうの両親に泣いて頼まれて、しかたなく了承した。
そのとばっちりで、東京で楽しく独身生活を謳歌していた恭介が戻らされるはめとなったわけだ。見合いの席なので、顔は微笑んでいるが、心の中ではずっと毒を吐きまくっていた。
(それに僕はどちらかといえば、お義母さんのほうが……こっちと結婚できないかな)
恭介の目線が、晴れ着姿の穂香から、隣に座っている、藤色の着物姿の母親の真帆のほうに移動していく。
父親に似た大きな瞳の穂香も可愛いが、母の真帆は黒目が大きな切れ長の瞳をしていて、ここは母娘同じの色白で丸みのある頬も相まって、和風の美しさを醸し出している。
逆に唇のほうはぽってりと厚めで、熟した女の色香を感じさせる。少し伏し目がちになるとまつげが長く、恭介はどうしてもそちらに目を引きつけられる。
(身体のほうも意外とありそうだしな……)
もともと恭介は年上の、それもちょっと気が強そうな女性が好きで、真帆はもろにタイプの女性だ。
だから彼女が到着したときから、上から下へと舐めるように見つめていた。
藤色の訪問着は清楚なイメージだが、それでもわかるくらいに胸のところが大きく膨らみ、ヒップもかなり盛りあがっている。あれを脱がせたらどうなるのか、恭介はムラムラが止められずにいた。
「いい加減にしてください」
スーツの中の肉棒が固くなりつつあるのを感じながら、ずっと真帆のほうを見ていると、彼女が急に声をあげた。
恭介は自分がスケベな目線を送っていたのがバレたと思い、ビクッと背中を引き攣らせた。
「調子のいいことばかり言って……あなたのせいで穂香はバイオリンの道を諦めなくてはならないのですよ」
思わずあとずさりした恭介だったが、どうやら彼女の怒りは、娘を挟んだ向こうで調子よくしゃべり続けている、夫に向けられているようだ。
「お前、こんな席でなにを……穂香だって納得しているじゃないか」
「それは、あなたに土下座で頼まれたからでしょ。せっかくドイツのオーケストラからも声がかかっているというのに……可哀想すぎます」
よく見たら、真帆の切れ長の瞳には涙が浮かんでいる。それも当たり前だ、可愛い娘が夢を諦めて、こんな年上の男と結婚させられようとしているのだ。
「もう決まったことだろうが、いまさらグチグチと。俺の体面も考えろ」
恥をかかされたと思っているのか、成二の顔が真っ赤に染まっていく。自分が出来もしない投資なんかをしたことが原因なのに、ずいぶんなツラの皮だ。
「ふう……もういい。家庭内で話がついていないのなら、もう一度、きちんと話し合って来てくれ」
ずっと黙って成り行きを見守っていた、恭介の父、祐一が初めて声をあげた。
百年前ならともかく、いまどき借金の埋め合わせに、無理矢理結婚なんてなったら、こっちが人身売買を疑われかねないから、賢明な判断だ。
「いやいや、ちょっと待ってください、なあ穂香、お前も結婚したいんだよな」
ここでご破算にされてはたまらないと、成二が慌てて隣に座っている振袖の娘の肩を叩いた。
「私……私は……うう……」
父の手が乗った肩を震わせて、穂香はシクシクと泣きだした。こんなおっさんと結婚させられるのだから当然だ。
「どちらにしても、もうドイツにはいられないんだぞ」
きつい口調で成二が娘に言った。それに真帆が眉を吊りあげて抗議する。
(この子……なんかあるな……)
雪川家のやりとりを見ながら、恭介は穂香が泣いている理由がバイオリンだけではないように感じていた。
(男かな……)
なんというか、彼女の態度や表情が恋人を思って涙しているように、恭介には見えたのだ。
(これ……うまく使えそうだな……)
もし仮に穂香に恋人がいたとしたら、その事実を利用して、母の真帆を籠絡することは出来ないだろうかと、恭介は考えを巡らせていた。
要は先に自分と穂香が結婚し、その後も穂香がその恋人と関係なんかもってくれたら、これは立派な不倫だ。
(それでお義母さんのほうとやれれば……)
年上好きの恭介は、相手が人妻でもあまり気にしない。東京時代も、取引先の年上で夫もいる営業の女性に手を出して、会社を立ちあげたメンバーに説教をされたことがある。
社長のくせに説教を受けるのはかっこ悪かったが、それでも女癖はなおらなかった。
「いいんじゃないですかね、結婚したあとも、ドイツで音楽を続けてもらって」
まあ厳しそうな真帆が、そう簡単に身体を開いてくれるとは思わないが、穂香との話が破談になっても、どうせ自分が選んだ相手と結婚など出来ないだろうから、ひとつ賭けをしてみるのも悪くない。
「えっ」
恭介の唐突な発言に、父や母はもちろん、雪川家の面々も、目を丸くしてこちらを向いている。
「お前、なにを言いだすんだ、自分がドイツに行くつもりか?」
父親は勘弁してくれというような顔をしている。すべてを捨てて、妻を選んだ兄のことを思い出しているのだろう。
「いや、そんな話じゃないよ父さん。だってドイツのオーケストラに入るなんて、日本のそういうところに入るより、遥かに難しいんでしょ。だったらもったいないよ」
恭介はクラシック音楽のことはよく知らないが、それでもヨーロッパが本場だというのくらいは知っている。
だからこれは嘘を言っているのではなく、本気で、穂香のことをすごいバイオリニストなのだろうと思っていた。
「いや、しかし……なあ……うちの嫁になるのだから」
父は口ごもっているというか、葛藤があるのだろう。田舎とはいえ、一応は名家だから、嫁が来たはずなのに家にいないでは、やはり体面は悪い。
一方で倉善家の家系は、学者や医者のインテリはいるが、芸術系の人間はまったく出て来ていない。
ヨーロッパのオーケストラに呼ばれるような演奏家が、自分たちの家族の一員となってくれるのは、それは嬉しいはずだ。
「いいじゃないでしょうか、お父さん。まだ二十歳だし、うちに来るのは、納得いくまで音楽に打ち込んでもらってからでも」
恭介の隣でずっと黙っていた母が、急にそう言った。普段、父に意見をすることなどほとんどない人だが、ほとんどない分、その言葉に重みがある。
そして母は元教師だから、若い人ががんばっているのを、中途半端で辞めさせてはならないという考えもあるのだろう。
「うーん、まあ恭介がそれでもいいというのなら、いずれうちの家に入ってくれるのなら、三年や四年は……」
大学院に行ったと思えば、あと四年はと、父はうなりながらも渋々納得した。
「ありがとうございます、それでお願いします、はい」
予想しなかった、倉善家からの提案に、成二が座卓に両手をついて、なんども頭を下げた。