「一生、寧々を愛してくれますか?」
位人臣極めた太閤・秀吉が死に戻り!?
青年商人・豊臣屋藤吉郎として、今生
は寧々だけを愛し護って生きようぞ!
野盗から救って求婚&初体験! 巨乳
を愉しみ何度もイカせ、二人は恋人に。
しかし今川の脅威が織田家に迫り……
婚礼を賭け英雄は再び桶狭間の戦いへ。
本編の一部を立読み
「言った、わよね……? 逃げたら許さない……って」
寧々は一言一言に力をこめながら口を開く。
「ここで止めたら……次の機会なんて、絶対にあげない……からっ! だからっ! 最後まで……わたしを、愛しなさい。そうしたら、これからのことも……考えてあげるから」
「寧々……!」
それは要するに、彼女との関係が今日限りではないということの表明に他ならない。
根源的な痛みによって、己の精神を縛りつけていた楔や檻を無意識に破壊してしまったのだろう。寧々は「言ってしまった」という表情を浮かべた後、恥ずかしそうに告げる。
「でも、もし……あなたが次の機会を確実に欲しくて、そしてわたしの身体の痛みを少しでも気に掛けてくれるのなら……」
乙女ではなく女になった顔で、寧々は潤い豊かな唇を震わせて囁いた。
――おねがい、もういちど、くちづけを。
藤吉郎の背中を愛撫しながら、少女は言葉を続ける。
「そうしたら、今日のことはすべて許してあげる……。なにもかも、全部が素敵な記憶に変わるだろうから……あっ、んっ」
寧々の唇へ、藤吉郎は己のそれを躊躇なく重ねていた。
願ってもないことだった。それに、少女の痛みを幾許か口付けで紛らわせることができるのであれば、拒む謂れはまったくない。
「んっ、ちゅ……ちゅうっ、ぢゅるっ、ずじゅ、ぢゅるる……っ」
寧々の求めは激しかった。痛みを忘れようとするためなのか、藤吉郎の舌を熱烈に吸い上げながら、一心不乱に唾液を求めてきている。
少女が唾液を呑みこむたびに、彼女の膣肉が顫動して魔羅に絡みついていく。凸凹とした凶悪な生殖器にみっちりと吸いついて、ぐいぐいと執拗に締め上げるのだ。
どうやら寧々は、藤吉郎との口付けによって――幾らか調子を取り戻しはじめているらしい。ふたりの結合部が、新たな熱い愛液によってじっとりと濡れはじめている。
「……うごいて」
少女のそんな囁きが、口付けの息継ぎの合間に零れた。
藤吉郎は乞われるがまま、ゆっくりと腰を揺さぶりはじめる。
「あ、あぁ……っ」
処女膜を破られたばかりの狭孔を擦られて、寧々の表情にはまた苦悶の色が浮かぶ。
されど、少女は悲鳴を漏らさなかった。否、漏らそうと思っても漏らせないのだ。
藤吉郎と唇を合わせていることで、ありとあらゆる声は動物的なうめき声となって、互いの口腔内でくぐもるだけなのだから。
「んっ、ん……んんっ」
腰に回されている寧々の太股からは、だいぶ痛覚由来の強張りが失われてきていた。
抽送によって少女の肢体が揺れ、乳首が藤吉郎の胸板で擦れるからなのかもしれない。
あるいは腰を打ちつけるたびに、男の腰が陰核を圧迫してくるからなのかもしれない。
とはいえ、処女喪失の痛みがある以上――彼女を絶頂させることは叶わないはずだ。
されど快楽をわずかにでも覚えさせることで、これからの性行為への苦手意識を払拭させることは可能なように思える。
「あぁ、藤吉郎……っ、藤吉郎が……わたしのなかで、動いてる……っ」
じゅぶりと水音を立てながら腰を押し出せば、鼻にかかったような声を寧々が上げる。
腰に絡められた太股に、ギュッと力が籠められた。途端、膣肉が強烈に収縮し、男の魔羅の管に溜まっている先走り液を容赦なく搾り取っていく。
「こんなものに慣れてしまう日が、本当に来るのかしら……っ」
乙女にはとてもできそうにない、艶やかな恥じらいを見せながら――寧々は囁いた
。 「あなたの魔羅、こんなに大きくて……それに、太いのに……」
伏せられた瞳が美しい。嗚呼、自分だけのものにしたい。独り占めしたい。