本販売日:2017/05/18
電子版配信日:2017/06/12
本定価:748円(税込)
電子版定価:748円(税込)
ISBN:978-4-8296-6394-3
「お願いよ、妾と契って妾を殺して」
危地に陥った忍び・天蔵を救ったのは
狐巫女・千代女。永遠の孤独を生きる
妖狐の願いを叶えるため、処女を奪っ
て半妖へ――「それでも妾を妻にした
いと言うの?」美しきあやかし妻を喘
がせ、愛娘を生ませ、慈しむ結婚生活。
人ともののけが紡ぐ戦国夫婦恋綺譚!
本編の一部を立読み
☆妻はあやかし☆
「あぁ……御珍々だめっ、あなたの御珍々っ、大きくて硬いからぁ……っ! 駄目っ、ダメなの……気持ちよすぎるのぉ……っ」
「ぐぉ……っ」
狐耳の美女の腰がまた痙攣し、引くついた。膣肉が絞り上げるような動きを見せ、それによって彼のペニスの管に残っていた精液が改めて排出されていく。
「こんなによがって……千代女っ!」
「あぅ、あぅうぅ……っ、んっ、やあぁあぁ……っ」
妻が絶頂していることなど構わず、天蔵は腰を振りまくる。なにしろ相手は千代女なのだ。もしかすると、彼女にとっては少々乱暴な方が心地よいのかもしれない。
「覚えているか……っ! 俺とお前のこの行為! 全部、全部知られているんだぞ……っ!」
「んうぅぅうぅっ!!」
肉棒を咥えこんでいる膣口から、ぶじゅりと愛液がしぶく。
「大丈夫なのか……? 本当にいいのか……!! 俺たちの子作り、本当に皆に知られてしまってもいいのか……!!」
「あぁ……いいっ、いいですぅ……っ! きもち、いいですからぁ……っ、でもあなたがこんなに素敵な雄だって、あぁ……っ、みんなに、知られてしまうぅ……っ」
子宮口をガツンガツンと亀頭で叩かれるたびに、千代女の美貌が淫らに崩れていく。腰はもはや痙攣するばかりで、まともに力が入っていない様子だった。
「あぁ……あぁ……っ、愛して……まふ……っ、愛ひて……愛ひぃ……っ!」
「俺だって、俺だってお前のことを……!」
天蔵は力が抜けてしまった千代女の身体をまんぐり返しにして、さらに深いところを目指して肉棒で抉りはじめていく。
「んぁあぁ……んっ、ひぃっ、そんな、奥ぅうぅ……っ、やっ、やあああぁぁあぁ、あぁ、ひぁぁあぁぁぁあぁ……っ!!」
まんぐり返しという恥ずかしい格好でありながら、千代女は夢中になって嬌声を撒き散らしている。もはや一匹の、純粋に愛しい雄との交尾に夢中になっている雌狐でしかない。
再度、射精直前までぶくぶくに膨れ上がった亀頭が、精液と愛液がたっぷりと塗りこまれた媚肉壁をごしごしと擦っては押し伸ばしていく。
「あぁあぁ、もう気持ちっ、気持ちよすぎてぇえぇっ……! 狂う、狂ってしまうっ、夫だけのっ、夫専用のっ、浅ましい色狂いの雌になってしまいますぅうぅ……っ!!」
夫の精液をすでに子宮で受け入れている千代女は、もうすっかり表情を崩してよがりまくっている。天蔵も妻の艶姿に堪えきれず、遠慮なく精液をぶちまけた。
まんぐり返しという体勢もあって、精液がどんどんと子宮のなかに流れこんで溜まっていく。もはや千代女の子宮は、大量の精子が泳ぎまくるプールと化していた。
「あぁあぁ……溜まってる……溜まってます……あなたの子種汁が、妾のお腹の奥……あぁ、たぷたぷしてぇ……っ!!」
そして、天蔵が支えていた足を離せば――ゆっくりと落下していく下肢。
お尻が畳の上に落ちたことでたわみ、その衝撃で――今先ほど出したばかりの新鮮な精液が、ぶびゅっと潮と共に大量に噴き出していた 。
「あ……出ちゃう……だめ……だめ……ぇ……っ」
「いや、大丈夫だぞ千代女」
そう言って、天蔵は精液と愛液でぬるぬるになったペニスで――べちんと妻の美しい鼻梁を打つ。
途端、管に残っていた精液がどぶりと漏れ出して――千代女の美しい顔を汚した。
顔射されたまま、それを拭おうともせずに微笑む千代女。天蔵が己の勃起物を突き出せば、従順に愛液と精液をすべて舐め取って嚥下していく。
「まだまだ、俺は大丈夫だからな……。後七回ほどは注ぎこんでやるぞ……っ」
「あぁ……っ!!」
目の前で熱り立つ肉棒を改めて示されて、千代女はすでに精液で汚濁されている子宮をきゅんきゅんと戦慄かせる。
そして今度は後背位で貫かれ、幸せそうに目を蕩かせて嬌声を上げるのだった。