花嫁・汚された初夜

著者: 鬼頭龍一

本販売日:1989/01/23

本定価:535円(税込)

ISBN:978-4-8296-0230-0

すぐ傍らのベッドには新郎が眠っている。

この期に及んで弟に犯されようとは……

尻肉にくいこむGストリング一枚の、

乳房も露わな裸で弟の奴隷になる花嫁。

スウィートルーム──甘いはずの初夜は今や、

近親相姦凌辱の修羅場と化していた!!

登場人物

ひとみ(21歳)姉

みお(18歳)人妻

なおみ 人妻

ともみ(19歳)人妻

ひろみ(22歳)人妻

本編の一部を立読み

潤一は、ベッドの脇に置かれた肘かけ椅子に深々と腰をおろした。

「ごめんなさい。わたしが悪かったわ。謝るから、お願い、今日だけは帰って。今日だけは……」

ひとみは両手を合わせて言った。

「そのうち帰るさ。その前に、早くこっちにおいでよ」

「祐介さんが目を覚ましたらどうなるの。お前、わたしたちの幸せを……」

「ごちゃごちゃ言ってると、本当に目を覚ましちゃうかもよ。いいから早く来いよ」

諦めるしかなかった。ひとみは祐介の寝顔を恐るおそる見つめながら、ベッドをまわって潤一の傍らに歩み寄った。

潤一の片手が、いきなりチャイナ・ドレスの前の裾をまくりあげた。

「アッ……」

悲鳴をあげかけて、ひとみはあわてて両手で口をふさいだ。

「ウヒャアー! すっごいスケベなパンティ!」

白いレースのGストリング・ビキニだ。ボディ・コンの薄手のチャイナ・ドレスだからこそ、パンティのラインが見えてはいけないと思って、わざわざ身に着けていたのだ。

「まるでフンドシじゃない。お尻が丸出しだし、毛まで透けて見えてる!」

耳たぶまで真っ赤に紅潮してしまった顔を、ひとみは口をふさいでいた両手で覆った。

「姉さん、これ脱いで。全部脱いで、ヌードになってよ」

抗っても、ためらっても、無駄だろう。恥辱の時間を一刻でも早く終わらせるしかない。ひとみは諦めきって、チャイナ・ドレスのボタンをはずしはじめた。

「ウワァー、大きなオッパイしてたんだね、姉さん」

ドレスの下から、いきなりノーブラの乳房が露わになれば、生唾をゴクリッと音を立てて呑みながら、潤一がはやしたてる。

ヒールを脱ぎ、ドレスを両脚から抜きとる。潔く、言われる前に、自分からパンティに手をかければ、

「ちょっと待って。後ろを向いて」

ひとみは、Gストリング・ビキニひとつになった挑発的な裸身を半回転させて、潤一にお尻を向けた。

否応なく、祐介の寝顔が目に入った。ひとみはあわてて両腕で乳房を抱きしめる。初夜の宴を忘れ、新妻の受けている凌辱をも知らずに、ひたすら眠りを貪る祐介に、ひとみはたまらない情けなさを感じずにはいられなかった。

「ウヒャー! 姉さんのお尻って、すっごいねェ。まるでオッパイみたいに、お肉がムッチリ盛りあがって……フンドシ・パンティがくいこんじゃって、すっごいスケベだよ。いいな、涎れが出ちゃう」

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