インモラル【IMMORAL】

相姦初体験

著者: 鬼頭龍一

本販売日:2006/07/23

電子版配信日:2008/06/27

本定価:597円(税込)

電子版定価:660円(税込)

ISBN:978-4-8296-1440-2

「知ってたのよ、私のパンティに悪戯してたのは」
瑞々しい太腿を大胆に開き、秘めたる女肉を晒す美姉。
淫薫あふれる黒い翳りが、赤い割れ目が、少年を誘う。
禁じられた関係だから、「牡と牝」だから求めてしまうのか。
美姉、継母、兄嫁、実母、叔母……
不道徳(インモラル)でもかまわない、五つの相姦楽園。

登場人物

ひろこ(28歳)義母

まさみ(28歳)兄嫁

かなこ(36歳)叔母・伯母

本編の一部を立読み

「駄目ッ、アーッ、いやァー……」
舌の向かう先がわかればこそ、真沙美はもうじっとしてはいられなかった。
アソコを、本当にアソコまで舐める気だ……未知のふしだらな体験への不安と羞恥、そしてまぎれもない淫蕩な期待が、ごっちゃになって胸に押し寄せ、真沙美は身も心も混乱を極める。龍彦の両手にがっちりと胸を掴まれていなかったなら、真沙美の身体はのたうち転げまわってしまっていたに違いない。
「姉さん、意外と毛深いんだ。ヘヘッ、嘘みたい。これが、あのお澄まし姉さんの陰毛だなんて」
「アッ、駄目、そこは……」
真沙美は意図せぬまま、頭をもたげて、自分の下腹に目をやってしまっていた。鬱蒼と茂った漆黒の毛叢は、まるで静電気でも帯びたかのように一斉に逆毛立ち、絡まり合って、たおやかなスロープを描く下腹にけばけばしいばかりの盛りあがりを見せていた。そこに龍彦の鼻が、鼻ばかりか顔全体が埋まりこんでいる! 目の当たりにしてしまった正視を憚る光景に、真沙美は喉をつまらせた。両手で顔をふさいで、頭をのけ反らせずにはいられなかった。
「ウーンッ、ここもいい匂いがしてる……オマ×コの匂いかな」
はしたない言葉に混じって、クンクンと鼻を鳴らす音が聞こえ、そして、股間に熱い息が吹きかかるのが感じられれば、張りつめていたものがぷっつりと切れ、全身から力が抜けて、真沙美はもうほとんど動けなくなってしまう。
「やっぱりな。姉さん、舐めてもらったことないんだ。あの兄貴じゃな。もったいないよな。ぼくが、代わりに、姉さんのオマ×コ、たっぷり舐めてあげるからね」
耳に入る龍彦の言葉はおぞましすぎて虚ろに響き、吸いついてくる龍彦の舌の感触は、初な女体の官能の限界を超えて、茫漠としていた。身が捩れ、腰がくねり踊り、口から絶え間なく嗚咽がもれていたとしても、真沙美のあずかり知らない、女体の勝手な振る舞いでしかない。
「アアーッ、うまい! 姉さんのオマ×コ、最高だ!」
もうどれだけ舐め、しゃぶり、かぶりついているのだろう、気の遠くなった真沙美は、龍彦の大声に揺さぶり起こされた。
「ねえ、ほら、見てごらんよ。これならよく見えるでしょう。ぼくが姉さんのオマ×コ、しゃぶってるのが」
目を開ければ、虚ろな目にも、その光景は否応なく飛びこんでくる。
いつの間にか、身体は二つ折りにされ、膝の裏を両手で掴まれ、虚空に突きあげさせられ、ギリギリまで開かれた両脚の付け根に、龍彦の口ががっぷりとかぶりついている。龍彦が口をもぐつかせ、頭を振れば、宙に浮いた腰が躍るように揺れ、その揺れが全身に波紋のようにひろがってくる……。
「アアッ、いやァーンッ」
目に映ったあられもない女の姿態が自分自身として実感できるまでに時差があり、そして、自分の陰部が熱いものにどっぷりと浸され、音をたててしゃぶりたてられて、はしたない甘美にわなないていることが実感できるまでにさらに時差があった。
ああ、漏れちゃう! 強烈な吸引に、開いた股間から女陰が呑みこまれ、なにかがチビリ漏れそうな危うい疼きに全身が上ずってしまった、その瞬間、時差が入り交じり、乱れながらも同じ一つの淫蕩な時を刻みはじめる。ピチャピチュ、チューッチュルル、濡れた女陰を舐め啜る舌の音が刻む淫蕩な時……。

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