最高の淫母【相姦クリスマス】

著者: 鬼頭龍一

本販売日:2006/11/23

電子版配信日:2007/12/21

本定価:660円(税込)

電子版定価:770円(税込)

ISBN:978-4-8296-1467-9

キャンドルの灯りのもと、白くぬめ輝く34歳の裸体。
「今夜だけは特別、ママを好きなだけ貪って……」
破廉恥に乳房を揺らし、我が子を膣奥深く咥えこめば、
激しく腰をゆらめかせ、溢れる恥汁にまみれてまぐわう。
許されなくてもかまわない、だって私は淫らな母。
四組の母子が迎える最高すぎる相姦クリスマス。

登場人物

えりこ(34歳)実母

まほ(30歳)義母

わかこ(40歳)義母

ももこ 実母

本編の一部を立読み

「母さんなんかじゃないって、言ったでしょう!」
苛立った声をあげると、身体の内奥からこみあげてくるものに動かされて、江梨子はまるでなにかに憑かれたように、少年の下腹部にまたがっていった。
片手に、少年の勃起を掴んで、股間にあてがい、ズブリとばかりに自分の体内に呑みこんでゆく。
その作業のいっさいが、ほとんど無意識のうちに、得体の知れない力に操られ、運命の糸に導かれるかのように進行していたのだった。
「アッ、母さん、アーッ……」
しどけなく乱れたネグリジェからのぞいた江梨子の下腹部、黒い翳りに覆われた母の下腹部が、欲情した男のものを呑みこんでゆく光景に、少年は目を見張り、感極まって声をあげる。
「アーッ、ハァアーッ……」
少年の、いや、息子、雅史の熱く一途な思いが、身体いっぱいに満ちてくる。生まれてすぐに引き裂かれた息子を、十七年間、胸に抱くことさえかなわなかった息子を、ようやく母胎に取り戻したのだ。
江梨子は、少年の、いや、息子の男のものに貫かれて、いま初めて母としての実感に浸り、母としての悦びを味わっていた。
(雅史、あなたと母さんはとうとう一つになれたのよ……母さん、うれしい! 幸せよ、母さん)
クリスマスツリーの点滅するイルミネーションが滲んで、ぼやけて見える。『アベ・マリア』の歌が聞こえるのは幻聴だろうか。
(マリア様。ああ、聖母マリア様!……)
江梨子は神々しいまでの恍惚に浸っていた。目から涙が溢れる。
(今夜だけ……今夜だけ、わたしも聖母になろう、可愛い息子のために。マリア様だって、きっと赦してくださる)
「アアーッ、いい気持ちだァ……こんなこと、アアーッ、こんなに幸せなこと、ぼく……アアーッ、母さァーん」
生えそろったばかりの柔毛のような少年の陰毛が、鬱蒼として潤沢な密林のような熟女の陰毛に踏みしだかれ、交わり合ってゆく。少年の初で華奢な体が、女の淫靡で豊満な肉体に踏みしだかれ、交わり合って、とろけてゆく。
これが至福の恍惚というものだろか? 母と子の交合に、うっとりと酔いしれて、身も心もとろけそうになった時だった。
「いやァ!」
江梨子は、突然、後ろからいきなり肩を掴まれたような恐怖を覚えて、身震いする。こんな淫らな聖母はいないと、マリア様がお叱りなのだ、江梨子はそうとしか思えなかった。
(だったら、いい。聖母になんかなれなくて、いい! 聖母になんかなりたくない!)
「母さん?……」
怪訝な顔で見あげる少年に、江梨子は首を横に振って答える。
「わたしは、あなたの母さんなんかじゃないの……真夫くんのお母さんは、もっと綺麗で、立派な人よ……わたしはただの女なのよ……」

続きを読む

本の購入

定価:660円(税込)

以下の書店でもお買い求めいただけます

電子版の購入

定価:770円(税込)

以下の書店でもお買い求めいただけます

電子版の購入

定価:770円(税込)

以下の書店でもお買い求めいただけます

本の購入

定価:660円(税込)

以下の書店でもお買い求めいただけます