美母と高校生
本販売日:2008/05/23
電子版配信日:2010/04/02
本定価:765円(税込)
電子版定価:880円(税込)
ISBN:978-4-8296-1570-6
ママと二人きりで過ごせるのは、今夜だけ……。
唇も、オッパイも、××も、好きにしていいの。
私たちには、最初で最後の「初夜」だから。
ママが捧げる「贈り物」で大人の男になって。
体中を汗と淫液に濡らし背徳に溺れる二匹の獣。
美母と高校生は、遂に最大最高のタブーを超える!
みなこ(38歳)実母
本編の一部を立読み
「母さん……母さんの宝石に、キス……キスしても、いい?」
暁彦はもうすでに、陰毛のなかに顔を埋め、恥骨に鼻を擦りつけていて、その声はくぐもっていた。
「暁彦……」
毛先が鼻腔に吸いこまれ、鼻の頭が恥骨にグリグリと押しつけられてつぶれてくる感触で、暁彦への不憫を募らせる。
「いいわよ。キスしてって、言ってあげなさい。必死にこらえて我慢しているのよ。どんなに入りたくても、ここはぼくが入っちゃいけないんだって、我慢してるのよ。それなのに、『明日からあいつは!』って、どんなに悔しいんでしょう。キスくらい、させてあげなさいよ、さあ、早く!」
女にそううながされながらも、美菜子が逡巡している間に、暁彦はもう素早く行動に移っていた。
「アッ、待って……」
膝の裏に肩を入れられて担ぎあげられる格好になって、そのまま引きずられ、美菜子の背は壁をずり落ち、身体は床の上にあお向けにされてしまう。瞬間、まるで深淵に引きずりこまれていくような恐怖に駆られて、美菜子は、両手でカーペットを掴もうとしてしまっていた。
「アッ、駄目、アーンッ……」
暁彦は待ってはくれなかった。膝を折られ、二つ折りにされた身体の折り目に、パックリと割れた股間に、間髪を入れずに暁彦の口がかぶりついてくる。美菜子は焦り狂って、頭を振り、身悶える。
「アー、母さん! 母さんの、オ、マ、×、コ!」
獲物の肉を食いちぎらんとする飢えた野獣さながらに、大口を開けてがっぷりと食らいつき、頭を振って貪り食らわんとするかのようなのだ。本当に咀嚼され、本当に食べられてしまうのか……、そんな危うい感覚に、美菜子はもうすっかり取り乱して、身の処し方がわからない。
「駄目ッ! 駄目よ、そんなことしたら、汚い……汚いわよ、アーンッ」
それが、暁彦をなおさら煽ることになるなどとは思ってもいない。
「汚くなんかない! おいしい……母さんのオマ×コ、おいしいよ!」
暁彦の口は言葉だけではもどかしいと言わんばかりに、前にも増した激しさでかぶりつき、歯噛みし、しゃぶり立ててくる。暁彦の口のなかで、柔肉は過飽和状態になった海綿のようになって、噛まれ、つぶされ、吸われるたびに、たまりすぎ熱くなりすぎた淫靡な煮汁を、なかからジュクッジュクッと滲みださせる……それが目に見えるように感じられて、美菜子はもう身も世もない。
「アッ、アアーッ、いやァーッ、アーンッ……」
嗚咽をもらし、身をくねらせ、時折り、ひきつけを起こしたかのように全身を力ませて、美菜子はカーペットの上で羞恥にもがく。
食べられるなら食べられてしまってもいい……グルグルまわる天井を見つめながら、美菜子はそう思った。肉をはませてやることしか、母は息子にしてやれないのだから……、股間の肉に食らいついた野獣の牙に、いや、母の懐にすがりついた息子に、美菜子は自分から進んで身を任せていく。