若母

著者: 鬼頭龍一

本販売日:1991/11/23

電子版配信日:2011/10/14

本定価:535円(税込)

電子版定価:660円(税込)

ISBN:978-4-8296-0400-7

シチュエーション

若く美しく淫らな母、美佐子は悩ましい下着姿で、

今夜も愛おしい我が子の一物を口で慰めていた。

紅潮した顔、潤んだ目、発散する牝香……。

夢のような母のフェラチオに酔いながらも、良介は

ある決意を胸に秘め、ベッドに隠した縄を掴んだ。

今日こそ母さんを縛り、姦らせてもらうんだ……と。

登場人物

みさこ 実母

えつこ 実母

えみこ 実母

まりこ 実母

ゆみ 実母

本編の一部を立読み

良介は、ペニスをもうすっかり勃起させきって椅子から立ちあがり、美佐子の身体を抱き起こした。

「ああっ……あああっ……」

緊縛された全裸の肉体をかがめるようにしながら、時折り苦悶に喘ぎ、間歇的に震える美佐子を、良介はまるで病んだ恋人をいたわるかのように、肩を抱いてトイレに向かって歩いてゆく。下腹にしなり揺れる勃起が、いかにも卑猥で残酷だった。

汗ばんだ女体から発する甘酸っぱい体臭がなんとも煽情的で、良介はその匂いに目を細めながら、片手で母の肉体をいじくり、いたずらする。乳首はしこり、股の間は熱く湿っている。

いじくられ、いたずらされても、身体を小さくこわばらせるだけで、美佐子はよろめきながら歩きつづけた。

「ほら、トイレだよ」

そっとそっと、衝撃を与えぬように、良介は美佐子を便座に坐らせた。

「ああっ……あああっ……」

眉間に皺を寄せ、苦悶の表情を浮かべて美佐子は上体をくねらせ、腰をよじり、便座をはさんだ両脚をこすり合わせる。

「ああっ……お願い……出ていって……」

かなえられぬ願いとは知りつつも、口に出さずにはいられない。

「駄目だね」

美佐子の前に立ち、異様なまでの興奮にうわずった声で、良介は言い放つ。

「……むごい……アーンッ……ああっ……」

便座の上で、美佐子の身体はいよいよ激しく身悶えはじめる。

喘ぎすぎて閉じられなくなってしまった口に、良介はきばりきったペニスをねじこんでゆく。

「アグッ……」

つかの間のためらいのあとに、美佐子の口は、まるですがりつくかのように、肉の凶器を吸いたてはじめる。

「か、母さん、いいぞ!……いいぞ!」

苦痛から、羞恥から、逃れようとするかのように美佐子は裸身をくねらせ、一心不乱に息子のペニスを吸いたてた。

「アッ……アーン!」

咥えたまま嗚咽をもらした。次の瞬間、全身を震わせて、ついにこらえきれなくなったものが、アヌスから勢いよくほとばしりでた。

激しい音、水しぶき、そして臭気。

美佐子はペニスを咥えたまま、垂れ流しつづけた。お尻の穴が快感でヒクヒクとわななくのが、美佐子自身にもはっきりとわかった。

みじめだった。自分があまりに可哀相すぎる。すべてを出し終わっても、美佐子の身体の震えはとまらず、ぐったりしたまま良介のものに口ですがりついていた。

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