女教師 夜の屈辱授業

著者: 鬼頭龍一

本販売日:1998/04/23

本定価:535円(税込)

ISBN:978-4-8296-0816-6

シチュエーション

「ま、まさか、あの用務員さんが!……」

女性トイレに仕掛けられた麻罠に堕ちた真理子。

放課後の用務員室が、レイプと浣腸の現場に!

裏肉を責めたてられて感じた絶望的屈辱と、思わぬ愉悦。

変態相姦の巨匠、鬼頭龍一が女教師を描く野心作。

六人の美教師が妖しく、そして淫らに舞い狂う!

登場人物

まりこ(23歳)女教師

くみこ(22歳)女教師

ひとみ(24歳)女教師

めぐみ(24歳)女教師

みえこ(25歳)女教師

本編の一部を立読み

女陰ばかりか裏の門まで、股間に隠されるべきすべてのものが、見えてしまっているに違いない。小夜子は、くいこむ縄の鋭い痛み以上に、股間を射る少年たちの焼け付くような視線に熱い痛みを感じていた。

「すげえェ! すげえや、こりゃ! オマ×コも、ケツの穴まで丸見えだぜ!」

(女の股がそんなに見たけりゃ、見るがいいわ、穴のあくほど見ればいい!)

精一杯虚勢を張っても、もう、こみ上げてくる羞恥を追い払うことはできなかった。

「こら、見てばっかりいないで、描かなくっちゃ。こんな若くてきれいな女の人のアソコをこんなにじっくり見れる機会はそんなにはありはしないんだから……よーく見て、よーく描かなくっちゃだめだぞ」

順一の声も興奮にうわずっていた。

小夜子の脳裏に、一週間前のことがめくるめいた。羞恥にふるえる美樹の股間を開かせ、我を忘れて、見つめ、描いた時のことが。美樹の、あの華奢で可憐な肉襞の光景が。

「すごいわァ。先生のって、とっても淫ら。だんだん赤くなって、大きくなってくる。お尻の穴もヒクヒクしてる……先生、感じちゃってんでしょ……見られて、恥ずかしくって……感じちゃっうんでしょ」

美樹の言葉が、小夜子の羞恥の炎に油を注ぐ。

「男の子たちも、先生のもの、いっしょうけんめい見ながら、夢中で描いてるわ……みんな、オチンチン大きくしちゃって……」

胸がキュンッとなった。三本の勃起が否応なしに目の前にチラついた。少年たちの欲情の前に捧げだされた自分が、自分の身が、哀れで情けなく、そして恥ずかしかった。

“先生、もっと縛ってください”

あの時、美樹が切なくそうあえいだ心根が、今、小夜子にもはっきりとわかった。

さらされ、見られ、辱められるだけでは、まるで女陰の生殺しだ。視線だけではない。もっときつく、きっちりとしたいましめがほしかった。

「いつまでも同じポーズだけじゃなく、もっといろいろ縛ってみたら……ね、先生」

美樹は、ソファの後ろにまわって、羞恥心と、そしてまぎれもなく恍惚の入り交じった小夜子のあえぎ顔をのぞきこむようにしながら言った。

少年たちは、まるで美樹の手足のようになって、美樹に言われるがまま小夜子の裸身を縄で辱め続けた。

うずきほてった股間にも、淫らな縄が何重にもくいこまされていく……そして、股縄の羞恥と恍惚が度をこしたものであることを、小夜子はその時はじめて知らされたのだった。

見る者を、淫らに挑発せずにはおかない股縄は、それ以上に、股縄をくいこまされる女自身を、その身も心も、限りなく淫らに狂わせてしまうのだ。股縄がはしたなく見えるのは、股縄をかけられた女体がはしたなく乱れてしまっているからなのだ。

いや、股縄だけでなく、緊縛された女体が美しく匂い立って見えるのは、縄が、女体を嬲る男たちを淫らにそそるだけでなく、いや、それ以上に、縄をかけられ、嬲られる女たち自身の、肉体ばかりではなくて、心の内までくいこんで、それを淫らに狂い咲かせてしまうからなのだ。縄は、見る者以上に見られる者を狂わせるのだ。

小夜子の絵に、どうしても一つ足りなかったもの、それが今わかったような気がした。

そう、それはまさに縛られることによって、内側から女の肉体の芯からこみ上げてくる淫らさだったのだ。縄打たれ、肉をゆがめるから女体が淫らに見えてくるのではなく、縄打たれることによって女体が淫らにうずくからこそ、縄の下にきつくゆがんだ肉が淫らさを表現することができるのだ。

今、小夜子は、縄打たれることの羞恥に、その淫らさに、心から酔いしれることができるように思えた。演じながら、身も心もその役になりきってしまうことができた。

縄を深々と割れ目にくいこませた股間を、さらに割り開かれて、三人の少年たちの視姦に嬲られながら、小夜子は、不思議な陶酔を覚えていた。

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