女医と新人看護婦と人妻
本販売日:2007/05/10
電子版配信日:2009/05/01
本定価:1,100円(税込)
電子版定価:1,320円(税込)
ISBN:978-4-8296-3213-0
膝に絡まるパンティ、股間に生い茂る淡い陰毛。緊縛された新人看護婦の女陰に、淫獣医師の淫水灼けした怒張がめり込んだ瞬間、20歳の絶叫が響き渡る……。名門綜合病院に巣くう悪魔のレイプ結社。気丈なエリート女医、美人MR、貞淑な令夫人が、次々に凌辱の祭壇に上げられる。生まれて初めて経験する浣腸地獄、眠る間もない執拗なアナル調教の果て、プライドも理性もなくし、白衣の美囚たちは屈辱の絶頂に追い上げられていく。『美臀三姉妹と脱獄囚』『人妻肛虐授業参観』に続く、肛虐の天才・御堂乱の美臀三部作、遂に完結!
ゆり(30歳)女医
みほ(20歳)看護婦
きょうか(32歳)人妻
ゆうこ(29歳)兄嫁
本編の一部を立読み
「ほら、入っていきますよ」
「う……うむッ」
有里は真っ赤な顔をうつ伏せにして、食いしばった歯の間から苦悶のうめきを洩らしていたが、ついに耐えかねたのか紅唇を開き、ハアハアと熱っぽいあえぎを噴きこぼしはじめた。
「あ……ああッ」
ゆっくりと押し入ってくるものに、肉が慕い寄っていくのが自分でも分かった。灼かれるようだ。有里は診察ベッドのレザーに爪を立てた。伊達にだけは屈服したくなかった。
「有里先生は幸せねェ。こんな大きなおチ×ポを入れてもらって。羨ましいわァ」
富江の手が有里の額にかかり、乱れたショートカットを撫でさすった。からかっているのだか、本当に羨ましがっているのだか分からない。
「け、けだもの……」
有里は歯ぎしりし、狂おしくかぶりを振った。整えられたばかりの髪が再びおどろに乱れた。
「名器だな」
伊達は診断を下した。
「オマ×コのストラディバリウスだ」
後ろから見る有里の身体は、たおやかな背中からくびれた腰を経てムッチリした双臀のふくらみに至るラインが、どことなくヴァイオリンの表板の形状を想わせた。有里がヴァイオリンの名器なら、さしずめ自分は、その弦を震わせて音を出す弓と言ったところか。
伊達はあえて男根を根元まで挿入せず、八分目あたりでとどめた。発汗の様子、肉のとろけ具合からして、奥まで入れて強く擦り上げてやれば、たちまち有里が絶頂の旋律を奏でて果てるのは目に見えていたが、それではあっけなさすぎてつまらない。稀代の名器なればこそ、じっくりとその豊かな音色を味わいたかった。
後背位でつながったまま、伊達は有里の全身にみだらな触診をほどこしはじめた。
うなじ、肩甲骨、腋窩、そして脇腹――腰は微動だにせず、手のひらと指先だけを使ってじっくりと女医の官能を揉みほぐしていく。
非の打ちどころのない見事な女体だった。均整のとれた美しい骨格。しなやかで弾力に満ちた筋肉を柔らかい脂肪がほどよく包んでいる。肌理細かい肌は汗にぬめり、ねっとりと伊達の手のひらにまとわりついてきた。この成熟した女体が、よくぞ今まで男っ気なしの索漠とした学究生活に耐えられたものだと感心する。
「やめてェ……」
有里はあえぎながら言った。
厚治や卓也も憎らしいほど女あしらいに長けていたが、伊達のテクニックときたら彼らの比ではなかった。外科医らしい繊細な指戯。女の生理を知りつくした巧妙な指の動きに、男の味を覚えこまされた女体が恥ずかしいほど敏感に反応する。まさぐられる箇所を中心に熱い疼きが拡がって、総身がワナワナと悦びにうち震えた。伊達はわざと腰を動かさず、有里の方から積極的に求めだすのを待っているのだ。それが分かるだけに、自分の身体が為す術もなく燃え上がっていくのが、有里にはよけいにつらく口惜しかった。
「抜いて……うう、抜いてください」
「抜いてと言うわりには、こんなに絡みついてくるじゃありませんか。フフフ、これは凄い。いわゆるミミズ千匹、数の子天井ってやつかな」