本販売日:2019/06/21
電子版配信日:2019/07/19
本定価:763円(税込)
電子版定価:770円(税込)
ISBN:978-4-8296-4378-5
「中に出すのだけはやめてっ……何でもするから」
四つん這いで熟尻を抱えられ、埋め込まれる剛直。
捜査官としてのプライドも、矜持も投げうって、
妊娠だけは許して、と涙を流して懇願する弥生。
嘲笑うかのように続く悪夢の連続中出し調教。
人妻捜査官が隠すマゾの本性まで暴かれ……
●もくじ
第一章 令夫人 孕ませオークション
第二章 狙われた美人ジャーナリスト
第三章 人妻捜査官 悪夢の種付けショー
第四章 熟尻くらべ 檻の中の隷奴たち
第五章 牝牧場【妊娠・出産・性交】
第六章 脱出 自由への美肉(ハニー)トラップ
ゆうこ(37歳)人妻
るりこ(32歳)シングルマザー
やよい(29歳)女捜査官
本編の一部を立読み
(ううッ……あなた……あなた、許して)
泣くまいとしても、嗚咽がこみあげてくる。
息も止まる圧迫感と拡張感。灼熱してみなぎる男性自身、それも犯罪者の男性自身に、女の最奥を蹂躙されてしまった。その硬さと熱さ、ドクンドクンと脈動している逞しい長大さを感じるにつけても、結婚して間もない弥生は、操を汚された恥ずかしさと口惜しさ、日本にいる夫への申し訳なさに涙が滲み出た。
そんな人妻捜査官の懊悩の顔を、
「クククク」
楊は勝ち誇った顔で下から見上げている。
妖美な秘貝の感触は、予想していたとおり、いや、それ以上だった。ざわめきつつ粘っこい収縮でサオを締めつけてくる。挿れてやっただけでこれなのだから、気をやる時には一体どんな生々しい反応をみせてくれるのか、想像するだけで精を漏らしてしまいそうだ。
「じっとしてねえで、ケツを振りな」
豊満で弾力に満ちた弥生のヒップに後ろから指を食い込ませ、助手役のミゲルが上下に揺すりたてようとする。
(い、いやッ)
弥生は太腿に力を込めて抗った。
夫以外の男に騎乗位で跨って腰を振る。そんなあさましい真似、殺されたってしたくはない。
「いやッ、いやよッ」
「くそ、このジャジャ馬、ケツを振りやがれってんだ」
日本人女性の懸命の抵抗に手を焼いて、ミゲルが苛立ちの声をあげたが、
「そう慌てるな、ミゲル」
仰向けの楊はやけに余裕だ。
「それ、こうしたらどうだ」
下から弥生の腰を掴み支えたまま、ヒョイッ、ヒョイッと腰を跳ね上げ始める。
「ああッ」と弥生が狼狽の声をあげ、
「ヘヘヘ、こいつはいいや」
ミゲルは「してやったり」と浅黒い顔をほくそ笑ませた。
「ハイドゥ、ハイドゥ。いいぜ、その調子だ、2075番。ハイドゥ、ハイドゥ。ボスとお馬さんごっこを愉しみな」
下からの突き上げに、むっちりと成熟味を張りつめた弥生の双丘がゴムまりのようにポンッ、ポンッと跳ね上がる。
下からと背後から、二人がかりで騎乗位の腰を掴まれ、呼吸を合わせてリズミカルに上下にバウンドさせられるのだから、両腕を高く吊り上げられて腋窩を晒しきっている弥生には抗うすべがない。
「どうした、いい声を聞かせろよ」
「いやッ、いやッ」
「ヘヘヘ、まったく、いいケツしてやがる」
「うッ、ううッ……うううッ」
憎むべき犯罪者とこんなことに……。
弥生は屈辱に灼き尽くされていく。
彼女が潜入捜査官というこの危険な仕事に就いたのは、大切な家族が性犯罪被害に遭ったことがきっかけだ。それだけに悪を憎む気持ちは人一倍強い。無理やりにとはいえ犯罪シンジケートの幹部の男と肉の交わりをなし、女上位で跨ってヒップを振らされるなど恥辱の極みであった。
堪えるのよ……死んだ気になって……。
美しいバストとヒップを音を立てんばかりに揺らしてバウンドさせられながらも、無反応を保つことで、捜査官としてせめてもの意地を通そうとする弥生だが、そんな彼女の気持ちを裏切ったのは、哀しいかな、やはり人妻になって一段と感度を増しつつある自らの女体だった。強いられる大胆な尻バウンドの結果、逞しい肉杭でヌプッヌプッと膣道を擦られては、今しがた気をやったばかりの女体が狂わずにおれるはずもない。
(そんなッ……ダメッ、ダメよッ、感じてはダメッ)