叔母・亜希子と姉・美保

黒い濡下着の倒錯寝室

著者: 鬼頭龍一

本販売日:1998/06/23

電子版配信日:2010/01/22

本定価:535円(税込)

電子版定価:660円(税込)

ISBN:978-4-8296-0829-6

あーっ、××の汗と匂いがこびりついてる……

叔母がたった今まで穿いていた黒い下着を咥え、

羞恥心を捨てて素っ裸で勃起をしごき狂う少年。

ふしだら極まる姿を全裸で撮影する写真家の叔母。

あー、早く御褒美に舐めさせて! 挿入させて!……

姉のアヌスしか知らない少年の願いは叔母相姦!

登場人物

あきこ(35歳)叔母・伯母

みほ(19歳)姉

本編の一部を立読み

「欲しかったら、あげてもいいのよ」

亜希子は勃起を片手に掴んだまま、保夫の顔に顔を寄せ、舌を伸ばして、保夫の唇を、鼻を、ねっちりと舐めまわす。

「ああああっ、亜希子さん……」

亜希子の髪に顔をふさがれ、甘い匂いにすっぽりと包まれて、保夫は陶然となる。

「欲しいなら、あげるわよ」

言いながら保夫の体の汗や匂いを探り味わおうとするかのように、顔をずらして、首筋に、胸に、舌を這わせていく。

「ハァーッ……」

勃起を小刻みにしごかれながら、体を舌で舐めまわされていく。得も言われぬ甘美なもてなしに、保夫はうっとりと酔いしれる。縛られたまま、ただ一方的に愛撫され、はしたなく体を貪られることに、保夫は思いもしなかった至福を覚えていた。縛られているのがうれしかった。

「あああン、いい匂い……保夫の汗はいい匂い」

あお向けに横たわって緊縛された体に女体を添わせて、おおいかぶさり、全身を擦りつけながら、亜希子は保夫の体中に口をつけ、舌を這わせる。

「欲しいです……亜希子さんが、欲しい……」

愛撫される快楽に恍惚となりながら、保夫は女体のように貫かれ、犯されることを望んでしまっているかのようだった。

「そう……わたしが欲しいのね」

亜希子は、保夫の乳首を舌でねぶり、歯で噛む。

「アッ」

甘い痛みに、縛られた体がひきつる。

「わたしが欲しいなら……」

亜希子は唐突に身体を起こす。

「今度はおまえが、わたしをその気にさせるのよ。わたしの身体を燃えさせるの。おまえが欲しくて我慢できなくなるまで、わたしを燃えあがらせるの……おまえの口と、舌で」

もう充分すぎるほど亜希子の身体は燃え立ち、保夫の体が、保夫の勃起が欲しくて濡れてしまっているのに、それでも亜希子は保夫をそそのかし、そして、焦らさずにはいられない。

「わたしを裸にして、わたしの身体中にキスをするのよ……」

亜希子は保夫の隣りに横たわって、あお向けになっていく。

「は、はい」

亜希子の艶めかしい誘いに、保夫の興奮はいやがうえにも昂る。亜希子さんを真っ裸にして、身体中を舐めまわすことができるのだ。だが、縛られた不自由な体でなにができようか。

「亜希子さん……な、縄を……」

保夫は、横たわった亜希子に背を向け、後ろ手に縛られた手首を差しだす。

「駄目よ。そのままでいいのよ。手はいらないの。おまえの口だけでするのよ」

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