若恥母

著者: 鬼頭龍一

本販売日:1995/01/23

電子版配信日:2010/06/25

本定価:535円(税込)

電子版定価:660円(税込)

ISBN:978-4-8296-0599-8

「僕は他の女に興味はないいんだ。お母さん以外は……」

愛しい我が子に告白され、美貴は決意した。

貴志のため裸モデルになろう、願いはすべて聞こう、と。

豊麗な裸身を晒し、羞恥のポーズをとる母。

息子の視線に陰部が濡れ蠢き、疼きが走りだした時、

美貴はもう我慢できずに自ら哀訴していた。

「貴志、お母さんを抱いて! ××してェ!」

登場人物

みき 実母

えりこ(19歳)年上女(若)

本編の一部を立読み

下半身に片手を潜らせ、竜介の勃起を掴んで女陰にあてがう。

顔をふさいでくる美貴の髪の甘い香りに、竜介はうっとりと嗅ぎ惚れる。

「はあぁぁ……」

息を大きく吸いこみ、美貴は恐るおそる腰をおろしにかかる。

「ウッ、ウーッ……」

熱く濡れそぼった女陰のなかに、滑るようにペニスが入っていく。というより呑みこまれ、ギュッと締めつけられる。見事におさまった途端、膣のなかで勃起がわななき、竜介は感嘆の吐息をもらす。太く硬い肉棒が膣洞いっぱいにおさまって、淫水が溢れ、竜介の下腹を濡らしていく。

「あああン……」

女体が甥の勃起で貫かれる快感に、美貴の全身が力み、弓形にしなる。

「あああ、貴志! あなたのオ、オチンチンが、欲しいの!」

美貴は無意識のうちに我が子を振りかえり、叫んだ。

「は、はい、お母さん……」

貴志があわてて膝をつき、竜介の顔をまたいで母の顔前に勃起を差しだす。

「アーンッ」

まるで助けを求めてすがりつくように、美貴の口が貴志のペニスに吸いつき、喉奥まで咥えこむ。

「アウンッ……アウンッ……」

頭を振ってペニスをしごき、絞りあげながら、美貴は同時に腰を激しく淫らにくねり舞わせて、女陰で咥えた竜介にも刺激を与える。

「だ、駄目だよ! そんなに動かないで!」

竜介が腰を掴んで動きを封じる。

「…………」

貴志も、必死に吸いつく母の口から無理やり勃起を引き抜いて、這ってお尻のほうへまわった。

「お母さん、いいよね」

美貴には何も答えられない。何も拒めない。竜介に女陰をうがたれたまま、貴志にアヌスを貫かれるのだ。二本のペニスを同時に受け入れるしかないのだ。

「あああ、お母さんのお尻の穴、たまんないよ!」

貴志が感きわまって叫び、母のお尻を撫でまわす。そうして、竜介を深々と呑みこんだ女陰の上で誘うようにヒクつく小さな小さな肉のすぼまりに、駆られるように口を押しつけていった。

「アッ、フーンッ!」

アヌスに優しい舌が這う。舐め、抉られる。衝き抜ける甘い戦慄に女体が跳ねる。

「入れてェ! 貴志、お尻の穴に入れて!」

思うより先に、美貴の女体が口走っていた。

「う、うん!」

興奮に息を荒げて貴志は、気張りきったペニスを母のアヌスにあてがい、突きこむ。

「ウッ!」

「アウッ!」

「オーッ!」

三人の嗚咽が重なり合う。

「アウッ、アーッ、アウーッ!」

少年たちの体に挟みつけられた女体が、女陰とアヌスを二本の勃起で貫かれた女体が、苦しげに悶えくねる。美貴は歯を食いしばって呻き、口を開いてあえぐ。

巨大な肉柱に股間を貫き通され、身体中の奥まで勃起がはまりこんでいるような、身体全体が女陰とお尻の穴になってしまったかのような、そんな激しくも妖しい快感に美貴は酔った。

「お、お母さん……」

ブルンブルンと揺れる母の乳房を両手で鷲掴み、中腰のまま杭打つような腰遣いで、貴志はアヌスをうがった肉の凶器を抽送しはじめる。

「ハァーンッ!」

美貴は何度も頭を振り、目を充血させてのけぞる。

「……おばさん!」

竜介も負けじと、下から腰を突きあげ、女陰をうがった肉の凶器を抽送しはじめる。

「ヒャーンッ!」

女体が絶叫する。凶器が二本、女体のなかで暴れ狂う。二人の動きに女体は過敏なまでに反応する。

前もいい、後ろもいい。女陰もいい、お尻の穴もいい。女陰とお尻の穴を一緒に犯されるのは、もっともっと、ずっといい。死ぬほどいい。女陰とお尻の穴は、二人の男に一緒に弄ばれるため、二人の男を同時に愉しませるためにあるのだ。そのことを美貴は今、心の底から実感していた。

「アーンッ! アアアアアーンッ!」

欲情たぎる二本の勃起に股間を抉り抜かれ、四本の手に女肉をこねまわされ、二つの口に汗だくの柔肌が舐めまわされる。二人の男に女体のすべてを貪り食べられる。美貴は何度も何度も失神しそうになる。

「ウーッ、畜生! もう駄目だァ!」

ものすごいとしか表現しようがないほど締めつけてくるアヌスから、貴志が焦り狂ったように勃起を抜きだす。

「おれもだ!」

竜介も叫んで美貴の裸身を掴み、床に組み伏せて、女陰から勃起を引きずりだす。

「…………」

あお向いた美貴の裸身めがけて、二本の勃起が欲情の白いスペルマを噴きだす。ドクッ、ドピュッと熱い精を噴きだしながら、二本のペニスが美貴の口に向かって押し寄せる。

「アーンッ……」

美貴はその光景をうつろな目で見つめ、近づいた二本の勃起を、樹液を口で受けとめる。

どこにこんなにも溜まっていたのかと思えるほど大量の精液が次々と吐きだされ、美貴の顔中をねっとりと濡らしてゆく。

「あああ、もっと!……もっとォーッ!」

白く泡立つスペルマを口からこぼしながら、美貴は顔の両側から突きつけられた二本のペニスを掴み、開けるだけ開いた口に頬張る。

「ウーッ……」

睾丸に残っていた最後の一滴まで絞りだされ、美貴の口腔に垂れていく。

「もう出ないよ。お母さん……」

「いやあ! もっと、もっとォ……」

女体のわななきがとまらない。

「そんなこと言っても……もう小便しか出ないよ」

そう言って、貴志と竜介が顔を見合わせる。

「ハァーンッ……」

貴志の下品な言葉に美貴は震え、めまいを覚えた。ペニスを掴んだ手に力がこもる。

「欲しい! それでいいから……オシッコ、飲ませて……お願い、オシッコかけて」

もう正気ではなかった。美貴の女体は、行きつくところまで行かなければ手の施しようがなかった。

「よーし!」

二人は顔を見合わせて、ほくそ笑む。

「じゃあ、手を離してよ……オチンチンから」

横たわり、小刻みに震えつづける女体の両側に立ち、二人はそれぞれにペニスをつまんで、美貴の口に狙いをつける。

「じゃあ出すよ。オシッコ、かけるからね」

口が開く前に、最初の一撃が美貴の顔を打った。

「アーンッ!」

堰を切ったように黄金色の液体がほとばしり、両側から美貴の口に襲いかかる。

口を開いては受け、閉じては飲みくだす美貴。しかし、どんなに必死に飲んでも、二人の少年の放尿にはかなわない。美貴の顔中に尿が溢れ、床に流れていく。

「ウワーオッ!」

二人は面白がり、興奮して、つまんだペニスの方向を変えては、美貴の身体中になおも小便をまき散らす。

「すっげェーッ!」

黒いガーターベルトと黒いストッキングで着飾った全裸の女体が、尿に濡れ、しぶきをあげ、湯気を立ちのぼらせる光景に、少年たちは身震いする。

「フーンッ……」

少年たちの尿を全身に浴びながら、美貴は嗚咽をあげ、恍惚状態に陥っていた。

あああ、わたしはいったい何? なぜ、こんなことをしているの?……

朦朧とした意識のなかで、美貴は自問する。

貴志を愛しているから? わたしのたった一人の息子を、普通の母親以上に愛してしまったからなの?……

その時、美貴の脳裏でこだまする声があった。それは別の人格を持った美貴自身だった。

違うわ。愛とか、愛しているとか、そういうこと以前の問題よ……変態……そう、あなたは変態なの! 変態の母親なの!……

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