私は恥しい母

著者: 鬼頭龍一

本販売日:1996/03/23

電子版配信日:2010/05/07

本定価:535円(税込)

電子版定価:660円(税込)

ISBN:978-4-8296-0679-7

下着を潜った息子の指が母の陰毛を撫でつつ奧へ下へ、
弄られ抉られ抽送されるのを待って濡れた秘孔へ這う。
毎朝、通勤電車で性器をまさぐるのが母子の日課。
やがて緋沙子の手もズボンに伸びて勃起をしごく。
スリリングな倒錯淫戯に溺れる若母と少年が、
痴漢だけで我慢できなくなる日が、ついにやって来た!

登場人物

ひさこ(35歳)実母

さおり(22歳)OL

本編の一部を立読み

いつものカーブで電車が大きく揺れて満員の車内が動揺する、その寸暇に、いつも通りに宏志の手が後ろからスカートのなかに潜りこんでくる。
内腿に指をこじ入らせながら、手がストッキングに包まれた太腿の上を這いあがっていく。ストッキングが太腿の付け根のところで終わり、肉が指先にじかに触れた瞬間、手は戸惑いを露わにしてその部分で停止した。そして数秒後、指先が太腿の付け根の、熱い肉肌が地熱のように伝わってくる、しかしいつもとは違う感触を確かめる。
緋沙子の動悸も、いつにも増して昂っていた。今さらながら、こんな大胆な下着を着けるという、母親にあるまじきふしだらな便宜をはからってしまった自分に、いや、ふしだらを挑発するかのような自分の振舞いに、激しく羞恥心がこみあげてきた。
お母さん!?……
宏志は、母の意図を察して胸を熱くする。太腿の付け根の湿り気を帯びた熱気を発する下着を指でたっぷり堪能しながら、股間一帯を探索させて侵入通路を探る。
気がついて……早く、気がついてェ……。
緋沙子は祈るような気持ちで、股間を這う宏志の指の動きに身体の全神経をそばだてる。
祈らずとも、宏志の指はすぐにホックの存在を探知して、いとも簡単にはずした。そして下着の防備を解き、毛深くて柔らかな股間に、熱く濡れた女陰に、じかに指先を触れさせていく。
フーンッ……。
挑発的な下着を買って着けてきたわたしを、宏志はどう思うのだろう……。
恥ずかしさと切なさに、緋沙子は身悶えせずにはいられない。
お母さん! いいぜ、お母さん!……
ホックをはずすと伸縮性に富んだ下着は自ら下腹にまで跳ねあがり、すっかり剥きだしになった股間を、お尻から陰毛まですっかり露わにした股を、宏志はものすごい感激をこめて、てのひらいっぱいに掴んでみせる。
あああン、悦んでくれたのね、宏志。こんないやらしいお母さんでも、いいのね。悦んでくれるのね……。
緋沙子は、それまであった不安とためらいを振り捨てて、掴みかかった宏志の手に自分から濡れそぼった性器を押しつけていく。
ありがとう、お母さん……。
宏志の指は何度も通い馴れた母の女肉の通路に潜りこんでいく。チロリとめくれた大陰唇をひろげ、熱い蜜がたっぷりの果肉を撫でるようにこねはじめる。

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