淫母と淫姉

著者: 鬼頭龍一

本販売日:1991/05/23

電子版配信日:2011/12/02

本定価:535円(税込)

電子版定価:660円(税込)

ISBN:978-4-8296-0370-3

美代子、美和子、明美、久美子、美沙子、

鬼才が夢想する母は憐れになるほどに淫ら。

美津子、美砂、愛美、

奇才が妄想する姉は哀しいほどに淫ら。

息子のため弟のため、自慰、肛交、緊縛……

淫らさを極める淫母と淫姉の狂想曲!

登場人物

みよこ 実母

みつこ(20歳)姉

みわこ 実母

みさ 姉

あけみ 実母

本編の一部を立読み

「まだまだこれからじゃないか。母さんだって、もっといやらしいこと、されたいんだろう。せっかく縛られたんだもんね」

「もうダメ……これ以上は……いけないわ……」

「なんてスケベなオマ○コなんだ」

その時、美代子の哀願を嘲笑するかのように、ビデオの男が言った。

「チンポしゃぶらされて、ヌルヌルに濡らしちゃってるじゃないか」

男の手が割れ目を乱暴にまさぐった。

「アーッ!」

たったそれだけのことで、女は感電したかのように全身をおののかせた。とてつもなく昂りきってしまっている証拠だった。

「どうしようもないオマ○コだぜ」

男はそう言いながら、女のハンドバッグからルージュを取りだすと、割れ目のまわりに塗りたくりはじめた。

「オマ○コに口紅を塗ってるよ、母さん……」

隆之が急に立ちあがり、部屋を出ていった。残された美代子は、恐るおそるテレビの画面に目をやった。

ルージュで秘唇をなぞられるたびに、女体はひきつけでも起こしたかのように、ピクッピクッと痙攣してのけぞっている。

たちまち、美代子のぱっくりと開かれたまま空気にさらされた女陰が、切なく疼いた。何をどうされてもいい。とにかく股間に何かをあてがって欲しい……。美代子は、そう願ってしまっていた。

隆之はすぐに戻ってきた。片手に口紅を、片手に手鏡を持って。

「アッ」

それを見て美代子は、思わず言葉にならない声をあげていた。女陰がジュンッと身震いする。

「おっと、かなり進んじゃったな」

隆之はビデオを巻き戻して、元のシーンからもう一度スタートさせた。

「ヘヘ……」

いかにも卑猥に口もとを緩めて、隆之は母の女陰を間近から見つめた。

「いやァー……そんなことしないで……恥ずかしいから……やめて!」

ルージュをあてがわれる前から、過敏になった女陰は、くすぐったいような疼きにおののき、美代子は腰を振りたてていた。

「ヘヘヘ……」

隆之は、ビデオの男がやるのを真似て、女陰の柔肉にルージュを引いていった。

「アッ、アーンッ……ウンーッ……」

疼ききった女陰には、そのくすぐったい感触が堪えきれないくらいの激感をもたらした。美代子の体は、まるで電気ショックを与えられているかのように、ピクッピクッとひきつった。

「アッ、フーッ! ヒーッ」

しこりきったクリトリスをルージュでこねくりまわされれば、もうたまらない。ビデオの女とは較べものにならないほど激しく、縛りつけられた椅子を倒さんばかりに、美代子の体が痙攣し、のた打ちまわった。

「ほら、見てごらん。母さん」

隆之が美代子の股間に手鏡をかざして見せた。興奮に膨れあがった小陰唇が、どぎついまでに赤く濡れ光った様は、まさに淫らをきわめた光景だった。

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