盗まれた美母(ママ)

著者: 鬼頭龍一

本販売日:2004/08/23

電子版配信日:2007/08/01

本定価:597円(税込)

電子版定価:660円(税込)

ISBN:978-4-8296-1299-6

(ママが啓一と?……そんな……嘘だろ……)

キッチンで身体を重ねる、愛する美母と不良少年。

尻を掲げたママが、苦しげに剛直を迎えている。

淫らに揺らめく腰、柔肌に浮かぶ汗、飛び散る恥汁……

見てはいけない、そう思いながら見ずにいられない。

息子の知らない聖母の痴顔は、艶めかしくも美しい。

登場人物

さよこ(38歳)実母

本編の一部を立読み

母さん!……

それははじめて見る母の女陰だった。口中に生唾を溢れさせながら、智之は目を凝らす。それは美しくも艶めかしく、正視をはばかられるような秘めやかさだった。

チクショー、なんでだよ! なんで啓一になんか見せて、啓一になんか舐めさせるんだ! ぼくのだ! 母さんのオマ×コはぼくだけのものなのに!

心のなかで絶叫し、悔しさに、カーテンの裾を握りしめていた。

「うまそう。たんと舐めさせてもらうぜ」

手錠をかけられた両手で、尻肉をさらに割り開いて、啓一は、頭をもたげて、小夜子の女陰にかぶりついてゆく。

「アッ、ハァーンッ……」

小夜子の腰がくねり躍る。

「アアーッ、うめえ……おばさんのお液、トロントロンで甘い……」

小陰唇を丸ごと口に含んで吸いあげ、舌で割って、差しこみ、生蜜を啜りだす。

「アハァンッ」

はしたない快感に腰を震わせながら、小夜子も負けじと、真上から、啓一の勃起にかぶりついてゆく。

「ああー……」

母親と親友が夢中になって、互いの性器を貪り合う、智之には酷すぎる光景だった。

母さん、どうして、どうしてなんだ!……

悔しさと怒りに満身を震わせながら、智之はズボンのなかで怒張したものを握りつぶさんばかりに掴み、しごく。

四畳半の狭い部屋のなかで、性器を啜り合う音、堪えきれずにもれる嗚咽、そんな卑猥な音どもが響き渡る。

「アアッ、俺、もう駄目だよ。おばさん、入れさせてくれ」

先に音をあげたのは、啓一のほうだった。先端をちぎれんばかりに吸いたてられ、指の輪で根元をしごかれれば、幼い勃起はひとたまりもない。

「ふふっ、生意気な口をきいても、お子ちゃまなんだ。もう我慢できないの? わたしのオマ×コに入りたいの?」

小夜子は顔をあげて、勝ち誇ったように言いながら、体勢を変えて、啓一の上にまたがってゆく。

「ふふっ、悪いオチン×ンね……」

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