肉芽を擽り肉唇を啜り肉穴を抉り、舌は肉襞まで吸う。
そのたびに疼きと愉悦と漏感が真樹子を淫に誘う。
目を開ければ、股間に蹲り一心不乱に奉仕する息子が。
ああ、気持ちいいの。もっと舐めて弄って貫いて……。
フェラをすれば、クンニをされれば、禁忌さえ忘れる。
今夜も息子の舌と肉塊に溺れる真樹子は、罪深い舐母。
まきこ(34歳)実母
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尿が途切れたその瞬間、元樹の口が、尿まみれになった襞肉に張りついてくる。
「ウウウウーウ……アアアーウッ……」
尿に浸された女陰の周辺を、陰毛から会陰部まで、元樹の舌が、まるで洗うかのように、舐めまわす。
「アアッ、元樹……」
尿を漏らしたばかりの女陰を舐め啜られる恍惚、変態すぎる快感に、縄のなかで女体がわななく。
「……かあさん……おいしい」
しょっぱい、まぎれもない尿の味がついた女陰が、なぜか愛しくてならない。周辺と襞肉を綺麗に舐めあげると、残尿まで吸いだそうとするかのように、元樹は、舌を裏肉のなかにまで差し入れていく。
「アッ、ハァーンッ……」
女体は幸せの絶頂をきわめる。
「かあさん、ちょっといい……」
かすかに口を離して、今度はそこに指を二本、束にして押しこむ。
「アアッ……」
ヌルヌルに濡れそぼってゼリー状になった肉は、まるで吸いこむようにして、元樹の指を呑みこんで、付け根が入口にぶつかってとまる。
「アーンッ」
元樹の指はもうひと押しして、スーッと引く。
「ああああ……」
深く押しこまれた反動で、尿道にまだかすかに残っていたのだろう、甘美な痺れとともに、尿道口からチローッと漏れて裏肉を濡らし、女陰から滴る。
「アッ……」
すかさず元樹の舌が伸びて、それを啜る。
「フフフフーンッ……」
卑猥きわまりない快感に、後ろ手に縛られた身体がブルルルッと震える。
「アアッ……」
また指が押し入り、引き、漏らし、すぐに舌が舐める。
「ハハハァー……」
なんて子なの、元樹……そんな変態、どこで覚えたの……。
元樹の巧妙な変態行為にすっかり翻弄されて、
「フフフフッ、ウウーンッ、アアーンッ……」
真樹子は、笑っているのか泣いているのかわからないような、奇妙な嗚咽をもらして、全身をひきつらせる。
「フフーンッ、もうイヤぁ……」
真樹子はついにこらえきれなくなって、ベッドの上に縛られた身体を投げだす。
「指じゃなく、チン×ン……元樹のチン×ン、入れてェッ!」
言ってしまった。とうとう言ってしまった。