敗戦国の人妻

著者: 御堂乱

本販売日:2015/04/23

電子版配信日:2015/08/14

本定価:856円(税込)

電子版定価:880円(税込)

ISBN:978-4-8296-4071-5

シチュエーション

「全員、裸で壁際に並んで、尻をこっちに向けろ」

夫の目の前で、餓えた獣たちの餌食になる令夫人。

愛する娘をかばうため、兵士に強姦される人妻。

収容所内で淫らな性的拷問にかけられる美母娘。

縛られ、穢され、弄ばれ……無残に横たわる裸身。

敗戦国を舞台に御堂乱が描く壮大なハードロマン!



●もくじ



第一章 侵攻 占拠された大使館



第二章 敵兵に穢される大使夫人



第三章 占領地の「人妻徴収」



第四章 収容所で待つさらなる悪夢



第五章 捕らわれた女レジスタンス



第六章 王宮前広場の屈辱

登場人物

さわこ 人妻

マレーナ 人妻

シャルロット 美少女

シルヴィア 王女

本編の一部を立読み

「このムチムチの身体で俺たちを楽しませてくれれば、命までとろうとは言わない。あんたもあんたの娘も、たいそうな別嬪だからな。たっぷり楽しんだ後は、殺さずに収容所送りにしてやる。有難く思いなよ」

「収容所で何をやるかって? さっき教えたろう? いろんな男とセックス三昧さ。あんたらの子宮に、俺たち優秀なプロキア人の子を宿すんだ」

脂ぎった手が左右からマレーナの乳房に触れた。たっぷりした乳肉を、掬うようにして揉みたてる。やわやわと揉みしだいて乳首をつまんだ。コリコリと扱きつつ何度も引き伸ばす。開かされた股間に髭ヅラの手が触れ、恥丘の盛り上がりを優しく指先でなぞりあげた。

「いやっ、いやです! ああっ、やめてえっ」

もう気もふれんばかりだ。偏執的な粘っこい愛撫にマレーナは喘ぎ声を高ぶらせ、拘束された肢体を狂おしげによじりたてた。泣き悶える人妻の白い裸身はまさに俎板の鯉である。

「やめて、もういや、もういやああっ」

「安心しな。痛くねえように、しっかり濡らしてからブチ込んでやる。収容所に送る前に傷モンにしちまったら、それこそ懲罰もんだからなァ」

「それにしても綺麗な乳首してやがる。まるで処女みてえじゃねえか」

薄ピンクの乳首は色素沈着もなく、二人の子供に乳を吸わせたとは思えぬほど瑞々しい。だがそこは人妻だ。しごかれたり引き伸ばされたりするうちに、初々しい乳首はみるみる充血して固くなり、円筒形に勃起してしまった。

「ヘヘヘ、もうこんなに──ずいぶん感じやすいんだな、奥さん」

「これだけの身体だからな。ヘヘヘ、もっと気持ちよくしてやろうぜ」

「あっ、ああッ! いやッ、いやですッ! ひいいいッ!」

左右の乳房に男たちの口が吸いついた。勃起した乳首を舐めあげられて、乳暈ごとチューッと吸引される。マレーナはけたたましい悲鳴をあげ、狂気したように裸身をよじりたてた。

「いやッ、いやですッ、ああッ、いやあああッ」

「フッフッフッ、あんまり悦びすぎると、ガキどもがビックリするぜ」

髭ヅラはからかいながら、ユルユルと女の割れ目を愛撫しつづける。時おり指先でブロンドの秘毛をつまみあげ、擦り合わせるように弄んだ。どのみち娘と共に収容所へ送る女だ。じっくり時間をかけて愉しまない手はない。

「気持ちいいって言ってやれよ。そうすりゃあ亭主はともかく、ガキどもは安心する」

「見ないで……ダニエル……あァ、シャルロット……見てはダメええっ」

兵士らのからかいの言葉の合間に、縛られた夫の喚き声、息子と娘の泣き声が聞こえていた。その悲痛な声が、なぶられる人妻を絶望のどん底に突き落とした。

「見ないで……ママを見ないで……うううっ」

「ヘッヘッヘッ、そろそろ拝ませてもらうとするか」

髭ヅラは口の中に溜まった生唾をゴクリと呑みくだすと、ワナワナと慄える太腿の付け根に顔を近づけた。両手の親指を割れ目の左右に押しあて、グイッとくつろげて媚肉を剥きさらした。

ヒーッと喉を絞って、人妻の腰が跳ねた。

「いやッ! けだものッ! いやあああッ!」

「ヘヘヘ、たまんねえ眺めだぜェ」

呑みくだしても呑みくだしても、後から後から生唾が湧き出てくる。

エルメス人の人妻の秘肉は、彼が今までに見た女性器の中で最も美しく、また最も淫らだった。

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