微熱通学日記
本販売日:2005/10/23
電子版配信日:2007/09/28
本定価:660円(税込)
電子版定価:770円(税込)
ISBN:978-4-8296-1387-0
長い黒髪、愛しい仕草、可憐なセーラー服。
少年時代に心をときめかせた、少女の面影が甦る通学電車。
触りたい、触れてはいけない、誰にも渡したくない……。
理性と欲望の狭間で忍ばせた手指が、柔らかい太腿と双臀へ。
抗う少女の息が、やがて、甘い吐息へと変わりゆく――
最高の美少女を征服する、夢のような時間と空間がここに!
しおり 女子学生
本編の一部を立読み
セーラー服は少女の純潔を守る固い鎧だ。濃紺のハイソックスを脱がした生足、捲れあがったプリーツスカート、脇が開きブラジャーラインをのぞかせている上着、ホックがはずれ、先端が脇に垂れ落ちている紅色のスカーフ、固い鎧を剥ぎ取っているのは自分の指だ。ジワジワと時間をかけ、裸身に剥く手順を踏むだけで頭の血が昇るのだ。
そして、わかっているのは、少女の鎧をすべて剥ぎ取ると、なかに熟れはじめた大人になりかかった女が潜んでいることだ。裸身に剥いてしまうと、詩織は二度と少女に戻れなくなる。
あの時計店のショーウインドウの前にたたずみ、小首を傾げて背中を向けていた華奢な少女はこの世から消える。そう思うと、指先はさらに震え、とまどう。
(もうバージンじゃないぞ。お前が奪ったんじゃないか)
自分を叱咤しても、全裸に剥いてしまうのがもったいなくて仕方がないのだ。
それでも指は欲望のまま動いた。添い寝をやめ、詩織の頭のほうにまわると、両肩を持ちあげて、背中を浮かし、上半身だけを立たせた。全身の骨が砕けたように、詩織は息を乱し、なすがままだ。
背中の襟止めから紅色のスカーフを抜く。サラサラとした感触、握ることができず、跳ねている怒棒に巻きつけたい柔らかさだ。両手を万歳させ、上着の裾を摘み、ズルッと背中を滑らせ、頭を通した。
「……い、いや」
抵抗の言葉はか細く、甘え声にも聞こえる。袖がスルスルと華奢な腕をすり抜け、長い髪は襟に吸いこまれるように顔が隠れ、上着を剥ぎ取る。汗を含んだ生温かい空気が流れ、外気に素肌が触れると、詩織は背中を丸め、胸もとを隠した。乳房をすべて覆っているような大きなカップの純白のブラジャーの谷間に乳房が寄る。さらにスカートの後ろのホックをはずした。だが、ベッドに尻が沈み、ファスナーをさげることができない。
予想通り、未熟な背中だった。肩胛骨や肋骨が薄く白い皮膚に陰を描いているのだ。ムチッとした脂肪は見当たらない。
背中を支えたまま、肩越しに乳房の膨らみに目を落とす。背中を丸めたせいなのか、思った以上に乳房は膨らんでいた。
「い、いや、見ないで」
中川の舐めるような視線に詩織は両腕で胸もとを隠し、ゴロンとうつ伏せになる。
(あと一枚で少女の鎧はすべて剥ぎ取ることになる)
汗で輝きピンク色に染まった背中に真っ白いブラジャーラインが横切り、キュンと折れそうな腰、そこにホックだけをはずされたプリーツスカート、うつ伏せで小ぶりな尻は緩やかに膨らみ、裾は外側に一カ所折れ曲がり、右の尻朶のWラインが露出している。
「な、なんて綺麗なんだ」
口走りながら、右手はスカートのファスナーを摘み、ジジッと引きさげる。ホックをはずされたスカートは己れ自身の重みで尻朶の膨らみに沿って、シーツにずり落ちた。ファスナーの裂け目から背中同様に汗を拭いたピンク色のツンと尖った尻が露出する。快楽の名残りで全身の筋肉が緩み、尻の谷間は柔らかそうにひろがっている。