夜勤病棟25時 天使と悪魔・最後の禁愛

著者: 倉田稼頭鬼

本販売日:2006/02/23

電子版配信日:2008/01/25

本定価:597円(税込)

電子版定価:660円(税込)

ISBN:978-4-8296-1408-2

「駄目です、他の患者さんに気づかれたら……」

静まりきった病室で、ナースコールを受けた看護婦に、

手淫奉仕まで強要する淫狼患者たち。

艶めいた双乳、しなやかな美脚、脂の乗った熟臀。

白衣に隠された女体を貪り、29歳に潜む淫性を暴き出す。

退院するその日まで……美しき虜囚が溺れる夜勤病棟!

登場人物

しずか(29歳)看護婦

本編の一部を立読み

(思った以上に熟れている)

雄介が溜め息をもらしたのは、逆三角形のパンティ生地の頂点、船底から谷間を覆う付近だ。太腿の付け根のWを描く皺は、二十九歳の女性らしく少し垂れている。プクリとパンティからはみだした肉が、フルフルと揺れている。パンティストッキングをさげた途端、強張っていた静香の肩や腰がブルッブルッと震えはじめ、その振動がはみだした肉を揺らしている。時折り、震えをとめようと全身に力をこめると、パンティからはみだした尻朶にキュッと浅いエクボが浮きあがった。

両脚を内股気味の八の字にし、しっかり両膝を閉じても、内腿には小さな三角形の隙間が開き、パンティの船底がふんわりと浮きあがっている。

「パンティもさげてください。看護婦さん」

再び、職業で呼びかけると、記憶のなかで、制服に透けた下着のラインが甦る。

「も、もう無理……。こんな恥ずかしいこと、できません」

声が震えている。

「じゃあ、オレが剥きますよ。両手を塀についてください」

数秒たじろぎ、静香は恐る恐る両手を塀についた。距離は五十センチほどで、わずかに上半身が傾き、尻はほんの少し突きだされる格好である。

雄介の手はパンティの上ゴムには伸びず、露出した太腿の脇に触れた。ブルッと静香の尻が大きく震える。

掌は柔らかい太腿の下に筋肉の強張りを感じる。ゆっくりと掌を滑らせ、親指の腹ではみだした尻朶を撫でまわす。太ってはいないのに、たっぷりと脂肪で膨れた尻朶に、親指は爪近くまで深く食いこむ。ひざまずいて雄介はそのまま手首をひねり、両手で尻朶をグイッと持ちあげる。乳房と似た真綿のような柔らかい尻朶は、指の間からあふれそうな量感だ。

親指ははみだした尻朶に食いこんだまま、パンティの下に潜りこんだ。爪が生地に隠れ、第一関節、根元まで生地のなかに消えると、今度は手をずりあげる。尻の谷間を覆っていた三角形の生地は自然と狭められ、尻朶は大きく露出した。薄暗さのなか、蛍光しているかと間違えるほど真っ白い尻である。

たまらず、指はパンティの上ゴムを掴み、グイッと一気に剥いた。ピンと張ったパンティストッキング同様に太腿の付け根で張りつめる。

「……は、恥ずかしい」

剥かれた尻は声と同時にキュンと緊張し、エクボを描き、尻の谷間が一本の溝となった。雄介の両手はガバッと尻朶を覆う。第一関節を曲げた十本の指先は溝となった谷間に食いこみ、強引に尻の谷間を押し開いた。

「い、いやァァァ」

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