五人のしたがり未亡人

女社長、兄嫁、女上司、女家庭教師、義母

著者: 神瀬知巳

本販売日:2018/09/21

電子版配信日:2018/10/19

本定価:713円(税込)

電子版定価:770円(税込)

ISBN:978-4-8296-4323-5

(あなたを想うたびに、したくてたまらなくなるの……)
若くして夫に先立たれ、疼く情念に身悶える美咲。
股間から放たれる淫臭が教え子を禁断の蜜戯に誘う。
男の腰に跨がり、熟尻を揺らして狂態を晒す30歳。
「恥ずかしい」「もっとして」「中に出していいのよ」
悲哀を抱えるがゆえに艶めきを増す、汝の名は未亡人。

●もくじ

Ⅰ ぬるぬる未亡人 女社長は僕の言いなり
Ⅱ ほしがり未亡人 咥えたがりの兄嫁
Ⅲ なぐさめ未亡人 女上司と温泉で
Ⅳ もてなし未亡人 先生からのご褒美
Ⅴ いやされ未亡人 今夜だけはママに

登場人物

しょうこ(26歳)未亡人

ふみか(29歳)未亡人

ゆみこ(34歳)未亡人

みさき(30歳)未亡人

まりな(42歳)未亡人

本編の一部を立読み

「ふみかさん、僕のコレ好きなんでしょう?」
「す、好きじゃないわ」
「そうなんですか。すごい声をだしてるのに」
 吉生は尻肉を鷲掴みにし、反応を引き出すように腰遣いを乱暴にする。キッチンカウンターに上体をのせた兄嫁は、ガーターベルトの巻き付いた腰をひねって、悶え泣いた。
「ああんっ、だめっ……こんなされたら」
「されたら?」
「あなたから、離れられなくなるから。気持ちいいの教えないで」
 教えないでと言いながら、ふみかは黒ストッキングを穿いた太ももをゆらして、さらなる肉刺しを請うように、腰を浮かせてきた。
「忘れちゃだめです。しっかり覚え込んで」
 鋭いストロークで、吉生は若さと成熟の入り混じる二十九歳の女体を責め立てた。膣粘膜が歓喜して、ペニスに吸いつくように蠢いていた。女体の生む快感に意識を持って行かれぬよう、吉生は奥歯を噛み締め、亀頭でぐりぐりと膣奥を圧迫した。女の白い背肌が、ヒクヒクッと波打った。
「いやっ、好きじゃないわ、好きじゃ……ああっ、あんっ……大好きっ、大好きよっ」
 若い牡の雄々しさにふみかが屈した瞬間、年上の女体を征服した達成感が、電気のような痺れとなって、吉生の肉体に走った。
(僕から離れられない身体になればいいっ)
 男の腰が女の尻たぶを打ち、兄夫婦の家にパンパンと淫らな交接音が木霊した。
「でそう……なかにだしますね」
「赤ちゃん、できちゃうわ」
「ふみかさんを孕ませたいから」
 自分のモノにするためには、それが一番確実だった。
「キスより先に、中出しセックスをするなんて、ひどい彼氏ね」
「キスより先にフェラゴックンしちゃう彼女は、ひどくないんですか」
 振り返ったふみかの口に、吉生は上体を倒してキスをした。
 バック姦で繋がったまま、男女はキスを交わした。不自由な体勢で、唇が完全に重なり合わない。涎が漏れ、ふみかの頬を濡らして、カウンターに垂れた。吉生は口を離した。潤み切った瞳が、年下の男を見上げる。
「年上未亡人を、あなたが恋人にしてくれるなんて思ってもみなかったんですもの」
「恋人じゃないですよ。妻です。僕の奥さんですっ」
 吉生は熱い潤みのなかを、灼けつく勃起で抉った。その先に待っているのは、腰のとろける膣内射精だった。
「なかにだしていい?」
「ど、どうぞ……あなた」
 あなた、と呼ばれて幸福感が一気に噴き上がった。吉生は丸いヒップを折檻するように、肉茎を突き入れた。
「ふみかっ、でるっ」
「ああ、いいいっ、ふみかイキますっ」
 オルガスムスに達した義姉が、淫らな仕草でヒップを振り立てる。汗ばんだ白い臀丘のおねだり痴態に、牡の欲望が衝き上がった。
「あああ、ふみかっ」
 吉生の腰が痙攣を起こし、精液がぶちまけられる。勢いよく噴出する官能に脳が痺れた。会心の射精だった。

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