奴隷特区

そして全員が牝になった

著者: 御堂乱

本販売日:2018/06/22

電子版配信日:2018/07/20

本定価:815円(税込)

電子版定価:880円(税込)

ISBN:978-4-8296-4305-1

シチュエーション

「お尻だけは許して! 何でもしますから……」
大災害で無法地帯となった街に人妻の絶叫が響く。
暴徒と化した男たちが白昼堂々、女に襲いかかる!
ファンに柔肌を舐められ、白濁液を浴びるアイドル。
閉じ込められたエレベーターで上司に穢されるOL。
悪夢と欲望の奴隷区を脱出する手段はあるのか?

●もくじ


第一章 激震 襲われた人妻
第二章 余震 監禁されたアイドル
第三章 狂気 美臀に群がる野獣
第四章 拉致 狩られる女たち
第五章 密室 悪夢のエレベーター
第六章 侵犯 新婚夫婦の寝室
第七章 奉仕 悦虐のステージ
第八章 崩壊 乱倫にくねる裸身

登場人物

さわこ(27歳)兄嫁

まい(20歳)女優・アイドル

めぐみ(24歳)OL

本編の一部を立読み

「いいぜ、奥さん、その調子だ」
 仰向けに寝た坊主頭が息をはずませて言った。
「今度はケツを押しつけて回すんだ。ヘヘヘ、できるよな?」
 そう言われても、
「ああッ、ああッ」
 惑乱しきった人妻は我を忘れて狂熱の尻バウンドを続けるばかり。
「世話のやける奥さんだぜ。ヘヘヘ、こうやるんだよォ」
 後ろから腰を支えてやっているヒゲヅラが力を加え、貞淑な人妻に騎乗位での腰の回し方を教える。
「もしかして旦那に跨ったことがねえのか? こんだけ色っぽいケツしてやがんのに、もったいねえ話だ。宝の持ち腐れだぜ」
「あうううーッ」
 男たちのからかいの言葉も、もはや佐和子には聞こえていないかのようだ。教えられたとおり、恥骨を擦りつけるようにしてヒップをグラインドさせる。極太のペニスの根元にクリトリスを圧迫されて、狂わんばかりの熱い疼きが生じた。貞淑な人妻は無我夢中になって腰を使い続ける。
「どうだ、感じるか、奥さん」
「あううッ、あううッ」
 問われてガクガクと首を縦に振った。官能の渦に呑み込まれてしまった佐和子には、もう誰に訊かれたのかすら分かっていない。
「ちゃんと口に出して答えるんだ。感じてんのか?」
「か、感じてます……ああッ、いいッ、ああッ、ひいいッ」
「ヘヘヘ、キュウキュウ締めつけてきやがる。たまんねえぜ」
「あうううーッ」
 せわしない腰のグラインドに、官能に染め抜かれた柔肌の上を、後から後から玉の汗がすべり落ちていく。タプタプと揺れ動く乳房も、ますます重みを増してきたように見えた。
「ああッ、もうッ! もうダメッ、これ以上はッ!」
 狂おしく振りたてる美貌は喜悦を噛みしめている。上気して汗の光る額や頬に乱れ髪が垂れかかって、悩ましく濡れた唇はもう開きっぱなし。火のように熱い喘ぎが止まらない。
「ヘヘヘ、凄えな、奥さん。旦那とハメる時も、こんなふうなのか?」
 人妻の熟しきった秘肉が、うごめきつつヌメりを増してくるのが分かる。狂おしいまでのヒップのグラインドに、坊主頭は精を絞り抜かれてしまいそうだ。
「イキそうなのかい、奥さん? ヘヘヘ、そうなのか?」
 汗でヌルヌルになった細腰を支えてやりながら、ヒゲヅラが耳元で熱っぽく囁いた。
「イキてえんだろ? イキそうなんだよな?」
「そう、そうよッ! ああッ、イキそおッ!」
 イキそう、イキそうよッ、と佐和子は我を忘れて何度も叫んだ。
 腰骨が溶けただれてしまいそうな愉悦なのだ。これほど感じてしまったことはない。惑乱しきった佐和子はもう恥ずかしさも口惜しさも忘れて、絶頂が差し迫りつつあることを男たちに告げ知らせた。

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