女教師・引き裂かれたテニスウェア

著者: 伊達龍彦

本販売日:2000/10/23

電子版配信日:2009/09/04

本定価:545円(税込)

電子版定価:660円(税込)

ISBN:978-4-8296-0994-1

「駄目、ここで負けたら生徒たちの玩具に……」
ポイントを失うたび、ウェアを剥がされる羞恥試合。
英語教師理沙子が堕ちたテニス部集団調教の罠。
男子生徒に全裸を、割れ目を、恥毛を環視されるなか、
輪姦のはじまりを告げる最後のスマッシュがコートに!
全裸体を躍らせ、理沙子のラケットが伸ばされるが……

登場人物

りさこ(24歳)女教師

かなこ(18歳)女子学生

めぐみ 女子学生

ゆみこ 女子学生

れいこ 女子学生

本編の一部を立読み

「さあ、先生。約束通りパンティを脱いでください」
審判席から上田直也が命じる。
理沙子は、なおその場に立ちつくしたままだ。
本当に、この場でパンティを脱がなければならないのか?
呆然としながら周囲を見渡すと、周囲はあっけらかんとして広く、明るく、空は澄み渡り、風は穏やかに吹いている。そして一クラスの人数にも近い生徒らが、ジッと理沙子の次の行為を待っている。
数日前のサークルボックスで、理沙子は三人の男子生徒に迫られ、脱衣を強要されたことがあった。あのときも、しぶしぶながら結局は脱衣してしまった。
だが、このようなあっけらかんと広い真昼のテニスコートで、本当に衣服を脱がなければならないのか?
「ちょっと、みんな来てくれ」
審判席の上田直也が苛立った声をあげながら降りてくると、見物していた男子生徒たちもコートのなかに入ってきた。
「なんだ? どうしたんだ?」
「真山先生がパンティを脱がないんだ」
「なんだって、それはいけないなあ」
白けた雰囲気が理沙子の身のまわりに満ち、どこかしら暴力的な雰囲気すら漂いはじめる。
「先生は、まだ自分の立場がわかってないのかなあ」
「もう一度、教えてあげたらどうだろう」
そう言って佐伯久志が視線を投げた先は、グランドの北西の隅、かつて理沙子が恥辱の浣腸を受けた場所だ。
汚辱の時間が思い起こされ、理沙子はクラッと軽い目眩を感じた。あのときの体験は二度と繰りかえしたいものではない。そうしないために、このテニスコートに立っているのではないか。
「ま、待って。わかったわよ」
意を決してスカートの下に手を差しこみ、パンティとアンスコのゴムを掴んだ。
それから二度ほど息継ぎをし、スッとさげる。
すると突然、腰まわりが奇妙な頼りなさに包まれて理沙子は心弱くなる。自分が本当になんの力も持たない存在だと自覚されてしまうのだ。そしてゴムがヒップの山を通過するときには、
(ああ……)
と、身体の奥からこみあげてくるものを感じた。
(わたしは、本当に生徒の前でパンティを脱いでいるんだわ)
しみじみと、そう悟った。
だが、それで彼女のなすべきことが終了したわけではない。腰まわりを覆っていた布きれは膝の周囲にまでおりてきただけで、未だ脱ぎ去ったわけではないからである。
屈みこんで、まず右足からパンティを抜いた。次に左足をあげる。
この姿勢はつらかった。背中を丸めて片足立ちしているので、かすかな風や小さな罵声、わずかな嘲笑を浴びただけでもバランスを崩して倒れてしまいそうだ。
胸臆から喉もとまでせりあがってきた熱い塊りを嚥下しようと幾度も喉を鳴らし、なんとか脱ぎ終えて、ハァーッ、と熱い火を吐くような呼吸をした。

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