淫獣の学舎 新任女教師・魔色の放課後

著者: 伊達龍彦

本販売日:2000/04/23

電子版配信日:2009/10/16

本定価:545円(税込)

電子版定価:660円(税込)

ISBN:978-4-8296-0958-3

気高き新任教師を犯し脅迫する淫獣生徒の命令は

毎夜、正体を隠して教え子たちに痴態を晒すこと。

ああ、これが私の憧れた聖職者の生活だなんて……

嘆きの声すら許されない自慰ショーのなか、

皮肉にも瑠美子の狭間は倒錯の魔味で濡れていく。

夢も絶望もない、肉悦のみが支配する女教師の放課後!

登場人物

るみこ 女教師

本編の一部を立読み

浩二に顎をしゃくられて立ちあがり、瑠美子は廃工場の北の壁際まで歩かされた。そこには二本の鉄柱がある。鉄柱の真んなかに立たされ、両腕を水平にひろげて手首をくくりつけられた。両脚も開いて鉄柱にくくりつけられ、ほぼ大の字に近い立ち姿にされる。なんの抵抗もしなかったし、その意志もなかった。

「あぅ……」

仮面の下で呻いた。胴をクネクネとくねらせた。裸の腰まわりを左右と前後に動かして空間に円を描く。たっぷりとしたヒップの肉も股間で煙る繊毛も隠せず、生徒の視界のなかで蠢かす。その様子がどんなに淫猥で、破廉恥のきわみの姿であるかは自覚できていた。

マスクのなかの頭では、これほど破廉恥な姿を晒しているのだから、それに相応しい悦びを示すべきだと浩二に命じられたように考えた。

「すげえ格好だな」

追い討ちをかけるような声がする。

確かにすごい格好なのだ。顔にマスクをつけただけの素っ裸、四肢もひろげられ、なにからなにまで丸出しだ。

両脚の膝を浅く折り、一番秘めておくべき股間をこれ見よがしという風情で前に突きだしている。繊毛は濡れて黒光りし、しんなりと柔らかくなっている。

「見ろよ、ほら」

浩二が後ろから手をまわし、左右に開いた。

柔らかな部分を摘まれると、温もりが湿りとなった。

引っ張られると、内深いところがヒクヒク震えた。

「うわあ、すごい!」

「ほんとにベトベトだ」

女の液でべっちょりし、濃い香りがツンと匂った。

「な、この女は露出狂の淫乱なマゾなんだ。服を着てても他人の視線で濡れるくらいだから、こんなふうにオマ×コまで開陳すると、どうしようもなくなってしまうんだ」

そのとおりよ、と天をあおぎながら瑠美子は思った。

わたしは浩二くんの言うとおり、露出狂のマゾ。とても淫乱な女なの。だから、こんな恥ずかしいことをされると、どうしようもなくなってしまうの。

無理に思わなくても、とうにどうしようもなくなっていた。それを否定しようとしてか、肯定しようとしてか、瑠美子は頭のなかで一生懸命に浩二の言葉を繰りかえした。

ね、見て。わたしは淫乱な露出狂のマゾなの。服を着てても人の視線で感じるくらいだから、丸裸でこんなふうに、なにもかもひろげさせられると、もう、どうしようもなくなってしまうの。ああ……見て、もっと見て。マゾ女子大生ルミはこんなにいやらしくなってしまうの……。

浩二に恥部をひろげられたまま、首を左右に振り、胸も腹部も腰もクネクネと蠢かした。

そんな様子を半ば以上呆れた顔で見ていた山内明が、

「なんか立ち小便みたいな格好だな」

「そうだな。やらせてみよう」

ああ、そんなことまで!……

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