初夜

実母と高校生

著者: 田沼淳一

本販売日:2002/07/23

電子版配信日:2008/10/07

本定価:545円(税込)

電子版定価:660円(税込)

ISBN:978-4-8296-1121-0

母は教えてあげた。大人の女の魔性を、性の奥深さを。
息子は教えてくれた。母を愛していることを。
悪魔に命じられ、修の部屋で全裸になり、自慰に溺れる。
羞恥に晒されながらも濡れ、奴隷母への道を歩む久美。
その道の先には、息子との禁愛の扉があったのだ。
二人の愛が結ばれる相姦初夜、果ては地獄か天国か?

登場人物

くみ(33歳)実母

みえ(25歳)義母

本編の一部を立読み

久美の瞳は欲情に潤んでいた。
修も牡の視線に変わっている。
美しい母子は、ともに一触即発の状態だった。
タオルを取り、股間を隠した修が湯船をあがった。
手で押さえているが、ビンビンになっていることは、浮きあがりで充分にわかった。
久美もタオルをぞんざいにまとって浴槽を出た。
言葉はなかった。
淫母は息子の後ろでタオルをはずし、全裸になってスポンジを泡立てた。
若牡は前を隠すことをやめ、勃起を反りかえらせた。
お互いの姿を見ないことだけが唯一のルールだった。
まず女体に泡を塗りたくった。背中へと撫でていく。
スポンジは背中から肩へ、腕から脇へ、そして、抱きしめるように前にまわされ、胸を洗いはじめた。
久美は心を決め、女体を背中に密着させた。
柔らかな感触が修の背中を包む。
スポンジが手から離され、素手で厚みを増した胸を撫でる。
「ま、ママ……」
若肉がピクッ、ピクッと震え、全身が緊張している。
「今日は……前も洗ってあげるから、動かないで……」
囁いた声がうわずって震えている。
手は引き締まった腹部へ、下腹部へと伸び、内腿を撫でた。
「ママ……ぼく、我慢できなくなっちゃう……」
切なさに泣きそうな声だった。
愛しさと可愛らしさが久美を突き動かし、両手が中心部に伸ばされた。
修の、息子の分身をついに手のなかに入れ、キュッと指を絡めた。
「アアアッ!!」
修がのけぞり、呻いた。
「大丈夫よ、若いから、すぐこうなっちゃうのよ。仕方ないの。だから……」
言葉が出なかった。
包みこんだものの逞しさに、牝が反応して意識が犯される。
(太いの……。なんて熱くて、硬いの……)
若い牡は震えながらも、なされるがままになっている。
熟れ牝は、包んでいた手を上下に動かしはじめた。
「きょ、今日だけは……気持ちよくしてあげるから……いいのよ……」
今日だけ。それはふたりにとって最大の免罪符となった。
「アッ、ママッ、ママァーッ!」
絶叫とともに全身の筋肉が緊張し、盛りあがった。

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