大人への階段 三人の個人教授

「ほら、私のオマ×コは、ここ、よ」

「あ……」

粘膜の熱いぬめりに切っ先を包まれ、それだけで腰が痺れるほどの快感がこみあげてくる。

「さぁ、ここからは、弘明くんが入れて」

弘明が動きやすいようにと玲奈は、さらに大きく脚を開き、膝裏を両手で支えた。

見下ろす弘明からだと、切っ先をわずかに咥えこんだ玲奈が丸見えで、見ているだけでイキそうになってしまう。が、肛門を力いっぱい引き絞り、唇を目いっぱい噛みしめて、念願の初挿入めがけて、腰を突き出していく。

「あ……オチン×ンが、は、入ってく、玲奈さんのオマ×コに、入っていく！……」

すっかり濡れそぼった玲奈は、さしたる抵抗を感じさせることなく、弘明を膣へと呑みこんでいく。

「そう、いいわ、そのまま、奥まで、もっと、もっとよ……あぁ、すごい……」

見上げる玲奈の瞳が潤みを増し、頬がバラ色に染まっていく。激しくなった呼吸に、乳房が大きく波打つ。

玲奈の叢に、勃起がどんどん吸いこまれていき、ほどなく、根元まですっかり呑みこまれてしまった。

「う！……ぐぐっ……玲奈さんの膣、す、すっごく、あ、あったかくて、あぁ、すごい」

微妙に蠢く膣襞が、勃起全体をくまなく舐め、しゃぶっている。

亀頭はすでに、痺れて感覚がない。そのくせ、気持ちよさだけはどんどん大きくなってくるから、少しでも動こうものなら、即座に出してしまいそうだ。

（これが、セックス、なのか……）

初めて交わった感動が、ペニスから体中に、じんわり広がっていく。

「女の人って、こんなに気持ちいいんですね」

「あぁ、私も、とっても気持ちいい。気持ちの通じ合った人と繋がるのって、ほんとうに幸せなことだわ」

玲奈の両手が、弘明の体を、まるで存在を確かめるようにまさぐる。腹や胸、そして腰へと蠢く白指に、弘明の勃起が玲奈の膣で、びくん、と大きく反応した。

「あ、うぅ……」

玲奈の眉が歪み、甘い吐息が唇をつく。自然に腰が揺れはじめ、弘明は困ってしまう。

「あぁ、玲奈さん、動かないで、ください」

たった数センチの摩擦にも、鋭い衝動が背筋を駆け抜けていく。体中に鳥肌が立ち、肛門がびくびく痙攣する。

「ごめんね。じゃ、弘明くんが大丈夫になるまで、このまましばらく、じっとしてましょう」

「す、すいません……」

だが、弘明が動かずとも、玲奈の襞は、まるで独立した生き物のように、勃起を締めつけ、くすぐり、刺激してくる。おまけに目の前には、むき出しの乳房が、真っ白い肌や薄桃色の乳首を、惜しげもなく見せつけているから、弘明の気持ちは、鎮まるどころか昂ぶるばかりだ。

「あ、あぁ、このままじゃ、で、出ちゃう！」