恩師の奥さんは未亡人

著者: 弓月誠

本販売日:2012/12/21

電子版配信日:2013/05/02

本定価:765円(税込)

電子版定価:880円(税込)

ISBN:978-4-8296-1900-1

喪服を脱いだ熟れ盛りの身体は僕の想像を超えていた。

ふくよかに実った柔乳、出会った頃より豊麗な双臀。

恩師の三回忌を境に激変してしまった僕と奥さんの関係。

誘うように潤んだ女肉に張りつめた剛直を埋めこむたびに、

背徳感は募り、憧れは膨らみ、強烈な獣欲が湧きあがる。

恭子38歳は僕だけの未亡人、最高に興奮させてくれる女。



●もくじ



序章

第一章 三回忌で見た奥さんの喪服姿が忘れられない

第二章 呼び出された恩師の家で味わう許されない交合

第三章 38歳、熟れきった躰のすべてで誘惑されて

第四章 浴槽に手をつき誘うように揺れる未亡人の牝尻

第五章 さよならの代わりに手に入れた甘美な悦楽

第六章 二人が溺れ狂わされてしまった最後の楽園

終章

登場人物

きょうこ(38歳)恩師の妻

のぞみ(27歳)大学院生

本編の一部を立読み

「私を奥さんと呼ぶのはもうやめてください。あれから三年も経つんですよ?」
 抗議するみたいに、抜き出した雅史を戯れに噛む。濃桜色の亀頭に歯の白さが際立つ。
「あう……でも、先生の奥さんだった方を、名前でなんか、呼べません……あぁっ!」
 雅史はもう二十五だから、経験もそれなりにある。でも、長い間憧れていた女性にしゃぶられていると思うだけで、即座に撒き散らしそうになってしまう。限界まで膨張したペニスは、静脈の筋をありありと浮かばせ、亀頭のエラを尖らせている。
「あぁ、すごく大きくなってる……ちゅぴ……ぬちゅ……」
 上目遣いに呟き、頬を染め、恭子は勃起に頬擦りをする。ぬめる美貌に構いもせずに、ふたたび雅史を口腔に埋めると、ず、ずうう……じゅる、と、唾液の攪拌音を立てながら、ぬっぷりねっとりしゃぶりはじめる。
「ぬぽっ、ぬぷっ、ぐぢょ、ぶぢゃ」
 リズミカルに、恭子は雅史を口腔に誘う。締めつけた唇で亀頭を縊り、縁際に快感を紡ぐ。全体を、甘く優しくしゃぶりながら、根元をしごくことも忘れない。普段の恭子のしとやかさは、今はどこにも見当たらない。
 母屋の方から、微かに人の声が聞こえてくる。本当は、雅史も手伝わなくてはいけないのだけれど、ふいに恭子に呼び止められて、今はこうしてしゃぶられている。
「あ……ま、また……くうっ……ひい……し、舌が裏……筋……あぁ」
 雅史は、必死に悲鳴を押し殺している。もし、万一、今の二人を誰かに見られたら、驚天動地の騒ぎになるのは間違いない。
 雅史の戸惑いをよそに、恭子は愛撫に余念がない。
「くちゅっ、ぬぽっ……ぐぽ……ぢゅぶ」
 雅史を口に出し入れさせながら、恭子は強く吸いあげ、口腔粘膜を擦りつける。
 吸うたびに、ぺこ、ぺこり……と、頬がくぼみ、亀頭や茎の形が浮き出る。勃起を締めつけている唇の狭間から涎が溢れ、跪いている恭子の襦袢を濡らしていく。
 壁には、これから身につけるはずの喪服がかけられている。漆黒の装いは、しとやかな恭子によく似合う。それを雅史は、三年前の恩師の葬儀で確認している。
 恭子の頭の振幅が、大きく、速くなってきた。
 綺麗にまとめられた黒髪が、たまらず後れ毛をこぼす。白い首筋に垂れた一本の黒髪は、ひどく悩ましく見えた。
「あ……そ、そんなにされると……で、出ちゃいます……く……うぅ」
 たまらず限界を訴える雅史に、早く出してと言わんばかりに、恭子の動きが激しさを増した。ぶぽっ、ぐぢゃっ、ぬぴっ、ずぼっ……と、性器と化した朱唇で雅史を責めたて、しごき、舐め回す。舐めしゃぶりながら、右手で唾液まみれの茎を強くしごく。
 恭子の本気を雅史は悟る。未亡人は、夫の教え子を射精させようとしている。
「あぁっ……い、いいんですか? このままイってもいいんですか?」
 雅史の問いかけに、しかし恭子はなにも言わない。その代わり、雅史を見上げ、濡れた瞳でじっと見つめた。
 勃起をしゃぶりながら、見つめてくる恭子の美貌に、雅史の理性が消し飛んだ。
「奥さんっ、き、恭子さん!……」

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