淫姉弟 倒錯授業

著者: 鬼頭龍一

本販売日:1994/03/23

電子版配信日:2010/11/19

本定価:535円(税込)

電子版定価:660円(税込)

ISBN:978-4-8296-0542-4

シチュエーション

「洋介、お、お尻なら……あげてもいい

実の姉弟が性器を交わらせるのだけは避けたい一心で、

理沙子は剛直を揺らして近づく弟にお尻を突き出す。

見事に肉ののった白い双丘の狭間で震えるアヌス。

お姉さんが、いや、アヌスがこんなに綺麗だなんて……。

欲望に支配された姉弟の関係は肛交からはじまった!

登場人物

りさこ 姉

なつき 女子大生

本編の一部を立読み

内側からジンジンとせりあがってくる尿意に、より過敏になった女陰の核を淫らに刺激されて、理沙子の身体はとりとめがなくなる。

「ほら……ほーらね」

夢の中で聞いたのと同じ言葉だ。

「いやァーンッ……やめてェ! お願いィ……」

両手両足にストッキングがギリギリと食いこむ。顔をしかめ、歯を食いしばり、理沙子は動かない裸身を必死によじって抗う。抗いながらも理沙子の声は、次第に長く語尾を引きはじめていた。

「どうだい、おれの指遣い、うまいだろう」

「はあああンッ……いやあっ! ゆ、許してェ!」

女陰が、いや、下腹部全体が焼けつくような熱さに煮えたぎる。肉の内側からこみあげる今にももれだしそうな熱痛が、外側からこねられ、揉まれ、叩かれれば、下腹を突き刺すように逆流して、女陰をひくつかせるのだ。きわまりきった切迫感に、もう苦痛も快感もひとつにまぎれ、理沙子の女体はめくるめく。

「ウォーッ、お姉さん、すごいよ!」

洋介は感動の声をあげる力みきった全身に甘い汗を浮かべた女体が、爪先から手先へとウェイブを打つ。そして逆に、手先から爪先へとウェイブを打ちかえしながら、押してはかえすウェイブの波紋が広がるかのように裸身がくねりのた打つ姿は、煽情的なまでに妖艶そのものだった。

「いやャャャャャャアー!」

もう何がなんだかわからなかった。意識の拘束を解かれた肉体が、両手両足を束縛されたままの全裸の女体が、ただひたすらに波打ちつづける。

「いいんだよ、そんなに我慢しなくって。車のなかでしたみたいに、ここでおしっこしていいんだぜ」

洋介はさらに邪悪な劣情に駆られ、片手で股間をまさぐりつづけたまま、もう片方の手を理差の下腹、膀胱のあるあたりにのせた。そして体重をかけて押し揉みはじめた。

「アッ、キャアーッ!」

理沙子の口から悲鳴が上がり、次の瞬間、尿道を焼き焦がして股間から熱いものが噴きあがっていった。

「あーっ……」

とめようもなく、理沙子の全身から絶望の溜め息がもれる。

「ほら……ほーら、いい気持ちだろう」

腰を震わせて放尿しつづける姉を、生唾を呑んで見つめつつ、洋介は、女陰の核をこねる指先にさらなる勢いをこめた。

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