叔母は処女女医

著者: 鬼頭龍一

本販売日:2001/11/23

電子版配信日:2009/07/03

本定価:545円(税込)

電子版定価:660円(税込)

ISBN:978-4-8296-1070-1

シチュエーション

31歳なのに、女医なのに、美香子は未だ男を知らない

したいのに、欲しいのに、美香子は抱かれるのが怖い

妄想と自慰と倒錯で麗しき美肉を紛らわせる悲しき日々

そこに現われたのは傷ついても性欲いっぱいの若き甥

好奇心が、フェロモンが、少年めがけて一気に降りそそぐ

叔母と甥、癒し癒されながら美香子に処女訣別の瞬間が……

登場人物

みかこ(31歳)叔母・伯母

みさき(22歳)看護婦

本編の一部を立読み

鼻から呼吸しまいとして開いた口に、弘志は、前触れでヌルヌルになった勃起をねじこんでいく。

「アウッ……」

口いっぱいに臭くしょっぱい肉棒を押しこまれ、いたたまれない嫌悪感を、吐き気を覚えながらも、美香子は得体の知れない恍惚感が、身体の芯に染みわたっていくのを感じずにはいられなかった。

噛みつくことだって、足蹴にすることだって、抵抗しようと思えばいくらでもできるはずなのに、美香子の身体は動かない。後ろ手錠にされ、パンツをかぶされ、勃起を咥えさせられて、女体は艶めいてしまっているのだ。

「オオオーッ……」

抵抗しないばかりではない、観念しただけではない、美香子の口は甥の若勃起を自分からしゃぶり、吸いたて、そして美香子の鼻は、パンツの布地を鼻腔に吸いこんで、匂いを呼吸しはじめていた。

「すごいわ、美香子……美香子、オチン×ン、お口で吸ってるのよ」

ペニスに剥きだしの憎悪を燃やしていた美香子からは想像もつかなかった。美咲は、そんな美香子を励まし、煽るようにはやしたてる。

「おいしいでしょう、オチン×ン……ウウーンッ、おいしいんだからね!」

はやしたてながら、美咲は昂りを増し、女陰をうがつ手の動きを速める。

「アアーッ、お姉ちゃん……」

パンツをかぶせた頭を両手で持って、弘志は叔母の口に若勃起のピストンを加えていく。

「アーウッ、アアーウッ……」

喉を突かれ、むせかえっても、美香子は抵抗しない。自由を奪われ、羞恥に責められ、口を犯されても、美香子は被虐の恍惚にどっぷりと浸ってしまっていたのだ。

「オオオーッ……」

「アーウッ……」

「フウーンッ、駄目よ、弘志くん……まだでしょう」

ほうっておけば、欲情のおもむくがままに、二人はこのまま最後までイッてしまう。弘志は、美香子の口のなかに放出してしまう。美咲は焦ってとめに入る。

「お口に出しちゃっていいの? 違うでしょう、出すところが」

弘志がハッとして腰の動きをとめる。

「アウ……」

美香子は唇をキュッと締めて、弘志を掴まえる。

「だ、駄目だよ」

是が非でも離さず、口のなかに放出させようとする美香子。弘志は両手で頭を押しのけて、叔母の口から勃起を引き抜く。

真っ赤に膨れあがった勃起から、美香子の唾液がねっとりとしたたり落ちた。

「そうよ。それは他に入れるところがあるんでしょう」

美咲が邪悪に笑った。

「そうだったね」

「いやっ! いやよ! それだけはいやなの!」

美香子は声を張りあげ、激しく頭を振って、ソファにあげた両脚をきつく閉じ合わせた。

「美香子、まだそんなこと言ってるの。いつまでもそんなだったら、本当に美香子、一生男とできなくなっちゃうわよ」

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