本販売日:2009/11/10
電子版配信日:2017/01/06
本定価:859円(税込)
電子版定価:859円(税込)
ISBN:978-4-8296-6111-6
(これは姫さまをお救いするための淫らな仕掛け……)
人妻あさを襲う蛇の生殺しに似た陰湿な責め。
汗みどろの総身、もどかしげに揺れる双臀。
使命を果たすため、自らの躯を差し出したはずが、
妖しい愉悦は熟れた女体を開眼させてゆき……
おんなの奥義が咲き乱れる、くノ一忍法帖!
(挿画 川島健太郎)
<もくじ>
第一章 抜け忍 人妻・あさ
第二章 囚われの姫 散らされた初花
第三章 女体開眼 教え込まれた房事
第四章 淫らな尋問 くノ一無惨
第五章 地獄絵図 古寺の輪姦
第六章 妖艶 おんな忍法帖
あさ(26歳)人妻
初姫(19歳)姪
早瀬(21歳)年上女(若)
はる(19歳)妹
本編の一部を立読み
「はああっ、ああはおおおぉっ」
あさの頭ががくりと後ろへのけ反り、あられもない声が迸る。痛みと屈辱と異物感とが、自分の中で喜悦と充足感へとすり替わっていくのを、あさはどうすることもできずにいた。
二人の足軽たちが腰を突き動かし始め、あさの悲鳴もまた高くなっていく。
「さすが忍び、二本ともしっかり根元までくわえ込んで、ぐいぐい締め付けてくるぞ」
「どうじゃ、お前の中で二本の魔羅が暴れ回るさまは。何とか言うてみよ」
徳松があさの顎をつかんで顔を覗き込むが、喘ぐばかりで意味のある言葉は出てこない。
「そうかそうか、言葉も出ぬほどよいか。おお、ここも汚れておったのう」
乳房にもべっとりと土が付着しているのに気付いた徳松が、乳肉を揉みほぐしながら汚れを払い落としていく。その刺激すらも、下半身から突き上げる快楽の波と重なって、あさを責め崩しにかかる。
「どうした、もう亭主には詫びぬのか」
伍平に耳元で言われ、喜悦にとろけていたあさの目が見開かれた。
「んひああぁ、許して、許してお前様あぁ、ああああはおぉっ」
あられもない叫びの合間に許しを請う。そうすることでしかあさは、自分の心をつなぎ止めておくことができなかった。
「そうじゃ、そう言うてこそあさじゃ。また締まるぞ、さすがによう鍛えられた名器じゃ」
足軽たちも、燃え盛る欲情を熟れた肉体へと叩き付けていく。
そして早瀬を犯す者たちも、抵抗を封じられた虜囚を絶頂へと追い詰めつつあった。
早瀬は前後の肉穴に加え口にまでもう一本の怒張を呑み込まされていた。仰向けに転がる千吉のわきに立った三人目の男は、後ろに高く結った早瀬の髪を捕まえて顔をねじ曲げ、激しく腰を突き動かしている。
全身を揺さぶられながらも、自ら腰を千吉になすり付ける動きが加わり、包み込んだ勃起から精を搾り取ろうと媚肉が時折強く収縮する。
「そろそろ気をやりそうか? 三郎太、とどめを刺してやろうぞ」
「おお、こちらもそろそろ限界じゃ、そらそらっ」
直腸を犯す三郎太が腰の回転速度を上げた。それに合わせて千吉も腰を浮かせ、下から膣奥を深くこじる。
「んんんっ、んぶあはあぁっ、あああっ、あひおおぅっ」
喜悦の塊に後頭部を突き上げられ、早瀬は口内の肉棒とともにあられもない声を吐き出す。