(早く終わって……お願い、家に帰して……)
唇を噛み締め、白い太腿を割りひろげられる紗英。
漆黒の翳りの下には淫らに喘ぐ20歳の花芯が!
誘拐犯と二人きりで過ごす、46日間の人質生活。
時計のない淫獄で繰り返される凄絶なレイプの嵐。
解放が訪れたとき、隷嬢が選んだ衝撃の未来とは?
(挿画 山本重也)
●もくじ
第一章 一日目 囚われた令嬢
1 暗転した人生
2 気の遠くなるようなクンニ
3 鏡の前の破瓜
第二章 二日目 淫獄の監禁生活
1 解剖される裸身
2 口移しの朝食
3 顔射初体験
第三章 五日目 浴室に洩れる啜り泣き
1 教え込まれた口姦
2 「泡姫」教育
3 連続痙攣アクメ
第四章 十五日目 逃走失敗の代償
1 甘い打擲
2 裏坑に穿たれた指
3 アナル抵抗
第五章 二十二日目 崩壊するプライド
1 初めての自涜
2 目隠しファック
3 ビデオの中の痴態
第六章 三十日目 二穴責めに狂う女体
1 悪魔の電マ地獄
2 快楽中毒
3 騎乗(また)がる女
第七章 三十七日目 歪愛を受け入れた二十歳
1 淫らな洗脳
2 強いられた「痴女」
3 押し寄せる絶頂
第八章 四十六日目 隷嬢が選んだ未来
1 種付け宣言
2 受胎セックス
3 獣愛の絆
さえ(20歳)女子大生
本編の一部を立読み
目の前の鏡に自分の股間が映っている。すでに巨大な亀頭の半分ほどが、膣口に沈みこんでいた。おぞましい剛直を挿入されるのが、見たくもないのにつぶさに確認できてしまう。
(怖い……でも負けないわ、絶対に……)
紗英は心のなかで何度も繰り返し、凌辱者と化した厩務員をにらみつけた。
しかし、そんな憎悪のこもった視線さえ、今の篤史にとっては興奮を煽る材料にしかならないらしい。決定的シーンがよく見えるように、わざとゆっくり肉棒を押しこんでくるのだ。
「目をそらさないでください。どんどん入ってくよ。ほら、ズプーッて」
「くぅぅっ、や……黙りなさい……あぐっ、泣き寝入りなんてしないから……」
「もうすぐ亀頭が埋まりそうだ。今、一番太いところですよ」
紗英が嫌がるのをわかっていて、篤史は耳もとで解説を続けている。もしかしたら、女に屈辱を与えることで興奮する性癖なのかもしれない。
(ああ、いや、入ってくる……こんな男に……悔しい……)
肉塊が前進するたびに余裕がなくなってくる。強烈な圧迫感がこみあげて、噛み縛った唇の隙間から呻きがもれてしまう。
「あ、処女膜だ。紗英さん、先っぽが当たってるのわかりますか?」
もちろん言われなくてもわかっていた。肉の凶器が、今にも膜を突き破ろうとしている。鏡に映っている長大な肉棒は、まだほんの先端しか挿入されていない。あれを全部埋めこまれたら、いったいどうなってしまうのだろう。
「うむむっ、あなた、か、覚悟はできてるの? ひぐっ、く、苦し……ううっ」
双眸に悔し涙が滲んでくるが、泣いたら負けを認めることになりそうで懸命にこらえようとする。しかし苦痛は際限なく膨れあがり、とてもではないが黙っていられなかった。
「もう抜いて、くうっ、本当に苦しいの……うぐぐっ、早く……」
「あんまり焦らすのも可哀相ですね。鏡を見てください。最後は一気にいくよ!」
篤史の頬に嗜虐的な笑みが浮かぶ。と、次の瞬間、勢いよく剛直が突きこまれた。
「きひいいッ! ひッ、ひいいッ、痛っ……うああッ、痛いいっ!」
身体の奥で処女膜が破れるブチブチッという音が響き渡る。引き裂かれるような激痛が全身を貫き、たまらず絶叫が噴きあがった。
「おおっ、入った……紗英さんのヴァージンをこの俺が破ったんだ!」
誘拐犯の歓喜の雄叫びが、どこか遠くに聞こえていた。
(奪われちゃった……こんな男に……。私、処女じゃなくなっちゃったんだ……)
目尻から涙が溢れて、頬を静かに濡らしていく。
どす黒い肉塊を叩きこまれて無惨にひろがった陰唇が、目の前の姿見にはっきりと映っている。馬糞臭い下劣な男に、大切な処女を散らされたのだ。いざ失ってみると、その屈辱は言葉にできないほど大きかった。