おまえを許さない

「ひっ、い、いや、無理よ、あ、来ないで」
　彼を受け入れる覚悟はしていた。だが目の前にある長さも太さも夫の二倍以上はあろうかという巨大な逸物に由梨はただ恐怖していた。
　凶暴な野生の獣の角を思わせるそれで貫かれるのが怖くて、仰向けの身体を後ろにずらして逃げようとした。
「大丈夫ですよ。紗菜ちゃんを産んでるんだし。ふふ、それにお母さんのオマ×コ、もう口を開いて待っていますよ」
　熟れた女の肉は愛撫を重ねられて受け入れ態勢になっているというのか。
　拓真は由梨の両脚をあらためて抱えると、腰を前に押し出してきた。
「ひあっ、だめ、あっ、ああああ」
　夫とするときと同じ正常位で怒張が入ってきた。ただその固さ熱さ、そして媚肉を拡張する圧迫感は桁違いだ。
「おお、お母さんの中、すごくきついですよ。うわ、すごい」
　由梨の媚肉の感触に感嘆しながら、拓真はどんどん怒張を押し込んできた。
「ひっ、いやああ、あああっ、入れないで、あっ、ああああ」
　恐ろしいくらいに巨大な肉棒だったが、痛みなどはまったくない。
　彼の言ったとおり、もう受け入れの準備ができていたというのか、怒張は媚肉を引き裂きながらどんどん侵入してくる。
「あああっ、だめええ、ああっ、ああああ」
　肉棒が進むたびに膣道が押し開かれていく感覚がある。だが身体は拒否していない。
　そんな異様な状況に悶絶しながら、由梨は仰向けの身体をよじらせた。
「ほらもう先が入りました。ここからは一気にいきますよ」
　さらに由梨に追い打ちをかけるような言葉を口にして、拓真はムチムチと肉付きのいい白い両脚をがっちりと固定した。
「ま、まって、そんな、あっ」
「これだけ濡れていたら大丈夫ですよ、それっ」
　あの巨大な逸物を根元まで挿入される。由梨は懸命に訴えるがもう動くのは口だけで身体に力は入らない。
　そんな美熟女の最奥に向かい巨根が一気に押し込まれた。
「ひっ、ひああああ、あああ、ああああ」
　彼の言葉のとおりに充分な滑りをもって亀頭は由梨の最奥に達した。
　さらにそこから子宮口を押し込むように侵入し由梨はもう言葉も出ない。
「すごく締めつけてきます、くう、清楚なお母さんのオマ×コがこんなにいやらしいなんて思ってもみませんでした」
「そんな、あっ、ああああ」
　自分の媚肉がどのような反応をしているのか感じる余裕などない。太い木の幹に身体を割られているような感覚に由梨は喘いでいるだけだ。
「入れただけで終わりじゃないですよ。チン×ンは動いてなんぼですからね」
　正常位でしっかりと肉棒を挿入した拓真は、大きく息を吸い込んでからピストンを開始した。
　血管が浮かんだどす黒い肉竿がピンクの膣口を出入りする。
「あっ、いやっ、ああっ、そんな、ああっ、ああああ」