隣りの若未亡人

著者: 鬼頭龍一

本販売日:2000/05/23

電子版配信日:2009/10/09

本定価:545円(税込)

電子版定価:660円(税込)

ISBN:978-4-8296-0964-4

英語の特別個人レッスンとは名ばかりだった。

机に座り下着を脱いで脚をひろげる隣りの泰子おばさま。

窓越しに覗き見ていた豊麗な裸身が、垣間見ていた繊毛が、

濡れてネチョつく赤い恥肉もろとも、少年を誘っている。

「好きなだけ触って。嗅いでも舐めてもいいのよ」

こんなにも淫らで倒錯的な若い未亡人は他にいない!

登場人物

やすこ(28歳)未亡人

あきこ 実母

本編の一部を立読み

「!…………」

やはり、ネグリジェの下にはなにも着けてはいなかった。ゆったりとした黒い布地越しに、まろやかに盛りあがった両乳房が透けて見え、双眼鏡のレンズには、ツンッと尖った乳首までくっきりと映っている。

生唾をゴクリと飲み干して視線を落とせば、下腹に黒い翳りはまぎれもない。黒いシースルーの布地越しに、それはまるで深海の黒藻のように見える。

「どう? よく見える?」

「は、はい」

双眼鏡を目にあてがったまま、うなずいている。

「いいのよ。おどおどしないで、好きなだけ、たっぷり覗いていて」

「は、はい」

むっちりとした肉づきのいい太腿が視野に入れば、手に触れた感触が艶めかしく思いだされて、胸がいっぱいになり、そして、ジーンズのなかの若勃起も力いっぱいに膨れあがる。

「ふふふ、そんなに見たかったんだ、わたしの裸。いいわ、もっと見せてあげる」

泰子は携帯電話に向かってそう囁きながら、ネグリジェの胸もとを合わせた紐を片手でほどいていく。

「!…………」

ネグリジェの胸もとが開き、裾が割れ、両乳房が、下腹が、生まに露わになっていく。手が震え、そして、見たいところがたくさんありすぎて、視野が、焦点が、定まらない。

「焦らなくていいのよ。逃げはしないから、ゆっくり好きなだけご覧なさい」

双眼鏡で何倍も熱く卑猥になった視線を浴びながら、泰子はネグリジェの前をはだけて、女体の妙を晒す。

「ふふふっ……」

携帯電話から、昭平の息が荒いでいくのが聞こえる。

「どう? わたしの身体、綺麗? 感じちゃう?」

「は、はい……す、すごいです」

熟れた果実のように胸の上に盛りあがった乳房、くびれたウエスト、下腹に黒々と密生した繊毛の草むら……。まじまじと見るほどに、その艶めかしさに圧倒され、昭平はただただ見惚れてしまっている。

「わたしのオッパイ、好き? 大きすぎない?」

そう言って、手を乳房にあてがい、泰子は昭平の視線を肉体の細部に誘う。

「お、大きいのが、好きです……」

昭平は、乳房は大きさより形だと思う。大きいのに、泰子のそれは少しも垂れず、形崩れせず、胸の上で見事な球体を成している。それがたまらないのだ。

「ヘアはどう? 毛深いでしょう?」

指で陰毛の毛先をなぞる。

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