親友の母と継母
本販売日:2006/07/23
電子版配信日:2008/06/27
本定価:660円(税込)
電子版定価:770円(税込)
ISBN:978-4-8296-1442-6
(息子の同級生が相手なのに、なぜ感じてしまうの?)
背後から双臀を突かれながら、知枝は戸惑いを覚える。
一晩だけ「ママ」になって、と乞われて結んだ関係。
少年のテクニックは、37歳に眠る獣欲を目覚めさせる。
絶頂を極めて朦朧とする意識に、悪魔の声がささやく。
「ねえ、“ママ”、今度は後ろの穴でしてみようよ」
ちえ(37歳)義母
くみこ(37歳)人妻
本編の一部を立読み
「何が欲しいの、知枝ママ」
肉奥の疼きが限界まで高まるとともに、知枝は嫉妬の感情を制御できなくなる。
「あ、敦也さんが、欲しい……、敦也さんの、モノが、欲しいのおぉっ」
シンクに追い詰められたまま腕の中で暴れる知枝を、達美はさらに強く抱きしめた。
「本当、羨ましいな、敦也は。でもね、今夜は、敦也は久美子ママといっしょだから、知枝ママの相手はしてあげられないよ」
泣きじゃくる知枝の耳元で、達美は優しく囁いた。
「僕じゃだめかな。僕なら、敦也以上に、知枝ママを悦ばせてあげられるよ」
知枝の動きが固まる。達美は捕まえていた知枝の手を、硬く反り返った自らの怒張へと導いた。
「あうぅ……」
知枝の口から、熱い溜息にも似た声が漏れた。発情しきった牝の本能が、若い勃起を握り締めさせる。
「欲しいって言ってよ。僕のが欲しいって。そしたら、これで思いっきり」
達美は軽く腰を使い、知枝の手の中で肉棒をピストン運動させた。
「知枝ママの中を、かき回してあげるよ」
「欲しい……」
知枝はとうとう、恥ずべき屈服の言葉を口にしてしまった。そうしなければ、喜悦へと逃げ込まなければ、これ以上自分を保っていられそうになかった。
「どうして欲しいの、知枝ママ」
「こ、この、達美さんのモノで……、ママの中を、かき回してぇ」
達美は知枝に唇を重ねた。これまでなかったほど積極的に、知枝のほうから達美の舌を吸ってくる。
「じゃあ、たっぷり楽しもうね、知枝ママ」
シンクの縁に知枝の尻をもたれさせておいて、赤いビキニショーツの股布部分をわきへずらしたまま、達美は少し膝を屈め、筒先を秘唇へとあてがう。
「あううぅ、んはああぉっ」
達美が突き上げるのと同時に、知枝の膝の力が抜け、自重でいきなり最奥がえぐられる。知枝は首をのけ反らせて天井を仰ぎ、はしたない悲鳴を迸らせた。
「ふふふっ、ぐいぐい締めつけてくるじゃない。これじゃ、簡単にイっちゃいそうだね」
達美は、芯を失って後ろに倒れてしまいそうな知枝の背中を片手で支え、もう一方の手で弾力的な乳房を揉みしだきながら、耳たぶから喉へとくまなく唇と舌を這わせていく。
「どう、知枝ママ、気持ちいい?」
腰を弾ませて軽いジャブを突き出し、しこりっぱなしの乳首をつまんで捻る。
「ひんっ、いひいっ、気持ち、いいぃ」