理性瓦解

兄嫁と姪三姉妹

著者: 柊悠哉

本販売日:2018/05/23

電子版配信日:2018/06/22

本定価:734円(税込)

電子版定価:770円(税込)

ISBN:978-4-8296-4300-6

シチュエーション

「義姉さん、今日から一週間、僕がご主人様だからね」
義弟がズボンから出した肉茎に舌を這わせる和泉。
夫の出張中、毎夜刷り込まれる屈辱的な快感。
心が拒んでも、痺れるような愉悦が肉体を支配し、
美熟女は戻ることのできない泥沼に堕ちていく。
聡一の毒牙は、同居する三人の娘たちにも……

●もくじ

第一章 借り嫁 義弟との淫らな契約
第二章 肉玩具 肛姦に狂い悶える兄嫁
第三章 完全屈伏 賭けに負けた次女
第四章 立場逆転 男嫌いな長女、堕ちる
第五章 姉妹愛 牝に堕ちた鏡花と冴香
第六章 品性消滅 そして全員が壊れた

登場人物

いずみ 兄嫁

さえか(24歳)女子大生

きょうか その他

しおり その他

本編の一部を立読み

「勘違いしないで、あなたはただの義弟。一週間、わたしの身体を貸してるだけよ」
 本当の夫から与えられたらどんなに悦ばしい快感だろうか、しかし現実に目の前にいるのは義弟、崩れそうな理性を必死に押しとどめ気丈に振る舞った。
 一転、聡一の笑みが消え見下すような鋭い視線になり、空気が張りつめる。
 聡一は黙って腰を振り始める。
 わざと浅い抽送を繰りかえし、達しそうになれば、意地悪く腰の動きを緩める。
 まるで女を手玉にとることなど造作もないといった様子だ。
 薄い下着の上から乳首を摘まんだり、淫核を弄ったりするが決して絶頂へは向かわせてくれない。
 一週間抱かれると自らが選んだ道だが、少年の独占欲を侮っていた。
(聡一くん怒ってる……でも夫だなんて認められない。わたしには正人さんが……)
 頭では否定していても生殺しのような刺激に子宮の奥がぐつぐつと煮え滾る。
 粘膜が擦られる卑猥な水音が部屋に響き、生々しい女の匂いが漂う。
 一向に満足できない責めに、焦燥感が身体を蝕む。
「このままずっと義姉さんの中をたのしみたい」
 優美な裸身は捩れ、自ら快感を迎えに行こうとするが、それを軽く避けられる。
(あぁ……早く突いて欲しい……奥までガンガン突いて)
 蜜液を流しながら媚肉すらもビクビクと痙攣し始める。
 絶妙な愛撫と抽送に、急速に視野が狭まっていく。
 焦れったくなるような動きに負け、逞しい牡に蹂躙されたいという女の欲求が、羞恥心に勝った。
「も、もう、お願い……イカせて」
 鳴き声にも似た嬌声をもらし、聡一に懇願する。
「だって、義姉さんは僕を夫として認めてくれないじゃないか、だから義姉さんをイカせてあげる義務は僕にはない」
「ああっ、妻になりますから、一週間、聡一さんの妻になります!」
 理性が溶かされ躊躇いもなく、はしたない言葉が口から出てしまう。
「もう遅いよ。自分から身体を貸すだけって言ったんだから。それなりに満足したことだし望み通り外出しにしてあげるよ」
 聡一は膣洞から肉棒を引き抜くと、自らしごいて繁みのなくなった恥丘へと、いとも容易く精液を吐き出した。
「それじゃあ、僕はもう寝るよ。夜も遅いし義姉さんもオナニーでもして寝ると良い。また明日も穴を使いに来るから」
 聡一は、脱ぎ散らかしたズボンと下着を集める。
 腹にまで飛び散った精液の温もりがじんわりと外側から、子宮を疼かせる。
(そ、そんなっ! こんなことって……)
 これが正解のはずなのに、絶頂を取り残され、飢餓感だけが大きくなっていく。
 媚肉がびくびくっと緊縮し、足りなさを埋めようとする。
「おねがい、なんでもするから、入れてっ、突いて」
「中出し専用奴隷になるっていうなら、入れてあげてもいいよ」
 細顎を何度も大きく縦に振って首肯する。
「お尻にも入れさせてもらうよ。それでもいい?」
「いいわっ、だから……おねがい」
 このまま絶頂寸前で焦らされる快楽地獄で炙られ続けるより、人妻としてのプライドを捨ててまで快感を求めてしまう。
 貞淑な人妻が堕ちた瞬間だった。

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