隣室の若叔母

著者: 鬼頭龍一

本販売日:2000/11/23

電子版配信日:2009/08/28

本定価:545円(税込)

電子版定価:660円(税込)

ISBN:978-4-8296-1001-5

隣室との襖をそっと開けば、長襦袢をはだけた若叔母が、

生ま乳房を、生ま下腹を、生ま女陰を露わに凄絶な自慰!

28歳、未亡人の痴態がこんなに煽情的で美しいとは。

「見てる? わたし、裕也の××思いながらしてるの」

洩れてくる嗚咽、漏れだす蜜の発泡音……そうなのだ!

真沙美は甥に覗かせ倒錯に酔う淫らな未亡人叔母なのだ!

登場人物

まさみ(28歳)叔母・伯母

本編の一部を立読み

「オナニーして、なにが悪いの」

姿見に映った身体を見つめながら、片手を下腹に滑りおろしていく。黒い繁茂した陰毛をジャリジャリと撫で、そのまま中指を割れ目に這わせていく。そこはもう、予想どおり、陰唇の外側まで湿っていた。いや、湿っているどころではない。濡れてぬかるんで、ちょっと指を動かしただけで、ピチャッピチョッと音がするほど蜜溜まりになっていた。

「フンンンンンンンン……裕也……おまえだって、盗み聞きしながら、してるんでしょう……おまえだって、オナニーしてるんでしょ」

壁に耳を押しつけながら、剥きだしにした勃起をしごく裕也の姿が、ありありと目に浮かんだ。目に浮かんだまま、真沙美の手指は乳房を揉みまわし、割れ目のなかで何本もの指が暴れまわり、陰毛ごと手のひらまで使って押しいじりはじめている。

「わたしの声、聞きながら、わたしの身体、妄想しながら……おまえだって、オチン×ン勃てて、擦ってるんでしょ……」

乳房を、下腹部のものを、掴んだ両手に力がこもる。

「あああああああああああああああああああああ……もう……もういいわよ」

聞かせてやりたい。いいえ、見せつけてやりたい……。

異様な昂りを覚えてしまっている自分に、真沙美は戸惑う。

「……裕也」

姿見を睨みつけるように見ながら呟いて、しどけなく乱れた長襦袢のなかで、欲情した肉体に、淫らの手を這わせる。動静をうかがわれているという確信に、身体が熱く震えはじめてしまっている。

「……裕也……今だって、盗み聞きしてるんでしょう」

声を張りあげて言う。

答えなどあろうはずがない。

「いいわよ、聞いてらっしゃい。オナニーするから……わたし、これから、オナニーするから、よーく耳を澄まして聞いてらっしゃい」

言うほどに昂って、声がうわずっていく。

「鏡で見ながら、手で……大きなオッパイ、揉んで……もう片方の手で……アソコ……オマ……触っているのよ」

聞き耳を立てているに違いない。もう、勃起したチ×ポを握りしめているのだろうか。真沙美のなかで妄想は膨らみ、欲情はいや増す。

「ハアアアアアアアアアアアアアア……ハァーンンンンッ」

演技のつもりで嗚咽をもらせば、それに自分の官能がそそられてしまう。

「……裕也ったら……盗み聞きしてるんでしょう……正直に、言いなさい」

返答はなくとも、もうすっかりそのつもりなのだ。

「ああああああああああああああああああああああッ、い、い、いいッ……気持ちいいのォ……いい気持ちィ……」

鏡のなかの女体は、長襦袢から、乳房も白い下腹部も真っ黒な陰毛まで露わにして、両手の淫行に赤らみ、わなないている。

「いいのよ、裕也……聞いてるだけじゃなく……覗きに来てもいいのよ。襖の陰から、覗いてもいいのよ」

聞かせるだけでは物足りない。

「女がオナニーするなんて、思ってなかったんでしょう……してるんだから。本当にしてるんだから、見てごらん……」

もう見せつけずにはいられなかった。見てもらいたくてたまらなかった。

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