これほど柔肌に縄が似合う女体があるだろうか
ここまで倒錯に乱れてしまう母親がいるだろうか
不憫な愛おしい一人息子のためとはいえ
熟れた蜜塗れの裸肉を、牝肉を、裏肉まで晒す美菜子
新しい夫にとっておいた貞操さえ少年に捧げ
底なしの禁忌に溺れるのはもう目の前だった……
みなこ(34歳)実母
なおみ(19歳)姉
本編の一部を立読み
「ああっ、おいしい……かあさん、おいしいよ。ハチミツがこんなに……こんなにおいしいなんて、初めてだよ。ああー、かあさんっ」
乳首を吸い終わると、感きわまったように言いながら、顔もあげずに、乳房のまろやかな肉のふくらみにひろがったハチミツを舐めまわす。
「フフーンッ……」
甘美な感触と、期待と不安に、美菜子の胸がトクンットクンッと高鳴り、脈打つ。
「アーウ……」
邦夫の舌はハチミツの線を辿って乳房をくだり、みぞおちに落ち、たおやかに窪んだ腹部に達していく。そしてそこまできたところで邦夫はハッとして顔をあげ、恐るおそる美菜子の顔を見る。
「か、かあさん……」
「……まだでしょ。まだハチミツ、残っているでしょ」
美菜子は目を細め、うなずいて見せる。
「う、うん……」
邦夫は生唾をゴクリと呑んで、美菜子の裸体に、滑らかな柔肌に、艶めかしい下腹部に、小さく蛇行しながらつながったハチミツの筋を目で追う。ハチミツをたっぷりとたたえたおへそ、そして、鬱蒼と茂った陰毛がねっとりと濡れて絡まり合い、黒々と輝いている様が目に入れば、邦夫の頭のなかはもう真っ白になってしまう。
「か、かあさん……」
はやる心を必死に抑え、邦夫は描かれたハチミツの筋を丹念に辿って、母の下腹部まで舌を這わせていく。おへそに舌を挿しこんで啜り、そして、昂る動悸に胸を破裂させんばかりにして、極上の柔らかさを保つお腹を舐め、絡まり合った稠密な陰毛を一本一本口に咥えて、頭を上下させては、縮れ毛にねっとりとこびりついたハチミツを、音をたてて吸い取り啜りあげる。
「……おいしい?」
口のまわりをハチミツでべっとりと濡らし、抜けて口に入ってしまった縮れ毛を必死に呑みくだそうとする邦夫が愛おしかった。
「うんッ」
「まだ舐めるの?」
「うん……」
「じゃあ、かあさんの膝の間にお入りなさい」
美菜子は身体を滑らせて完全にあお向けになると、両膝を折って、脚を大きく開いていく。そうして、そこにうつ伏せになった邦夫を淫猥に迎え入れる。すっかり腫脹して紅色に充血してしまっているに違いない女陰の柔肉を息子の目に晒し、ハチミツと自分の蜜にまみれて濡れ輝く性器を息子の口に捧げだす。