未亡人夏子と少年

著者: 由布木皓人

本販売日:1992/08/23

電子版配信日:2011/06/10

本定価:535円(税込)

電子版定価:660円(税込)

ISBN:978-4-8296-0450-2

「私の××、悩ましい? オナニー、刺激的だった?」

まだ女を知らない少年の眼前で妖しく囁く夏子。

若すぎる、疼きすぎる女体は、

挑発することで燃え、濡れ、煽られる。

これから毎日、彼をペットにして……

夏子と少年の関係は、倒錯した肉交で始まった。

登場人物

なつこ(28歳)未亡人

くみこ(29歳)女医

みつこ(28歳)その他

すずこ 兄嫁

きょうこ 人妻

本編の一部を立読み

夏子は少年の好奇な目を意識しながら、大きく脚をひろげて、ゆっくり腰を落としていった。

すごいぞ! こ、これが……大人の女の……。

むっちりとした内腿の付け根が露呈された。恥毛はヴァギナを取り囲み、大陰唇にまでチロチロと生えていた。クレバスからは紅色がかったラヴィアがはみだし、二枚の花びらは、よじれながらピッタリと谷間を塞いでいる。ふっくらとした、弾力のありそうなヴァギナだった。縮れ毛の一本一本がはっきりと見えた。ラヴィアの細かな皺が見え、柔らかそうなグニャリとした肉の感触が、触れて確認しているかのように見てとれた。

「どう? これが女のオマ×コよ」

孝則は一瞬、耳を疑った。同時に、昂奮のあまり全身をわななかせた。まさか美しくてしとやかそうに見える未亡人の口から、オマ×コなどという言葉が飛びだしてこようとは、夢にも思っていなかったのだ。

一方の夏子は、焦る孝則が可愛いと思った。大満足で右手で髪を耳もとからかきあげると、赤いマニキュアの爪を輝かせた指を下腹部へとのばしていった。

孝則はまたしても指の動きに目を見はらせた。はしたなく、ゴクリと喉を鳴らしてしまった。

夏子の指は柔毛をかき分け、肉芽に指を添えた。ほっそりとした指先が肉芽をやさしく愛撫し、やがて、クイッと薄皮をめくりあげ、桜色の可愛らしい蕾を露呈させたのだった。

おおお、すごい! オマ×コって、なんて淫らで刺激的なんだろう……まさか、ぼくの前でオナニーをするというのでは!?……

孝則の目は、敵の動きを偵察する歩哨のように、赤い爪の指先を監視した。夏子はそのまさかどおり、中指でクリトリスを押しつけると、クルクルとまわしながら指先で刺激を与えはじめた。

夏子の腰がもじもじと動きだす。背を反らし、腰を突きあげ、脚を小刻みに震わせていく。わずかに口を開け、長い睫毛をそよがせて目を閉じていた。

左手で乳房を揉みしだく。それにつれて、クリトリスを責め立てる指はいっそう激しさを増していった。

「フウン……」

夏子は口もとから小さな甘い声をもらすと、中指と人差し指で、びらびらのラヴィアを左右に押し開いた。

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