隣りの美少女

著者: 倉田稼頭鬼

本販売日:2000/02/23

電子版配信日:2009/05/01

本定価:535円(税込)

電子版定価:660円(税込)

ISBN:978-4-8296-0949-1

シチュエーション

通学電車で奈津美が制服を捲られ悪戯されている!
痴漢されながら羞恥のなかで快楽に酔う表情を見た時、
男も、成熟しつつある隣りの美少女を辱しめたい獣欲に!
翌日から始まる痴漢調教! おじさま、やめて……。
哀願する目とは裏腹に、濡れる下着が、蠢く恥肉が、
男の葛藤と理性を弾き飛ばし、処女渉猟の狼へ駆る!

登場人物

なつみ 女子学生

れいこ(29歳)人妻

本編の一部を立読み

達也はゆるりゆるりと中指を前後に動かした。湿った指先が蜜口を滑る。まくりあげた大陰唇が指先を包んでくる。いくら撫でても濡れのひろがりも大陰唇の充血もはじまらない。
(どう反応するか、試してみるか)
達也の心のなかに悪戯心が湧いた。湿り気を指先に乗せたまま、達也は蜜口をかくように撫でながら、さらに上に指の腹を当てた。クリトリスだ。
「ヒッ!」
奈津美の噛んだ唇から子猫の鳴き声のような小さな悲鳴があがる。
(濡れはなくても、勃起してるじゃねえか。未熟な処女でも反応してやがる)
指先を当てただけで、動かさず、クリトリスの硬さだけを味わう。昨日、無理して剥いた薄皮はすぐに秘豆を包みこんだのだろう。刺すような刺激ではないはずだ。
(これ以上刺激したら、バレるな)
達也は指の腹を軽く押し当てただけで満足していた。
それは奈津美の狼狽した顔だ。悲鳴、喘ぎ声、恥ずかしい声を我慢している。頬がヒクヒクと痙攣し、真っ赤になり、生え際からは汗が噴きだしている。そして、セーラー服の胸もとからわずかにのぞく鎖骨や胸もとの肌はキラキラと金粉をまぶしたように汗で輝いているのだ。気のせいか乳房へつづく胸もとの肌まで上気し艶めいているようだ。
声を出さないように唇を固く閉じているせいで、息苦しそうに小鼻が膨れ、そこから荒い息がもれている。もしも中指でクリトリスを弾いたら、奈津美は我慢の限界を越え、我れを忘れ、場所を忘れ、悲鳴をあげるに違いない。
達也は指を引いて、再び蜜口に指の腹を押し当てた。クリトリスに触れた刺激のせいか、湿りがわずかな濡れに変わった気がした。ヌルヌルとした粘り気が増したように感じられた。
(入れてみるか? 第一関節までなら大丈夫かもしれない)
達也は指先を立てた。
「駄目……おじさま、駄目……」
奈津美が押し殺した震え声をもらした。そして、達也の二の腕を握った。
「夏休みはどこかに行くのかい? あのボーイフレンドと」
達也は、嫉妬が湧いた髪を染めたボーイフレンドの話を口にして、空いた左手で奈津美の手首を握る。
「予定はまだ決めていません。ウグッ……」
奈津美があわてて再び唇を噛む。達也の指先が固い蜜扉をかいたのだ。その途端、二の腕を握った奈津美の指の力が抜ける。その隙を逃さず、達也は奈津美の手を振り払い、手首を握ったまま、自分の股間に導いた。
奈津美の両肩が跳ねあがる。ピンク色に染まった両頬がひきつる。カタカタと奥歯が鳴った音がしたような気がした。
奈津美の水仕事をしたことのない真綿のように柔らかい手のひらが、スラックスを盛りあげているペニスを包みこむ。その直後、あわてたように奈津美は拳を握った。
「駄目だよ。奈津美ちゃんが触ってくれなければ、指を挿入するよ」
蜜口に押し当てた指先にわずかに力をこめる。
恐れて、奈津美は爪先立ちで逃げようとした。
電車が鉄橋を渡り、騒音が大きくなった。ガタンガタンと激しい金属音が満員電車中に充満する。そのタイミングを逃さず、達也が告げる。
「本気だよ。さあ、手を開いて。指を突っこむぞ」
「やめて、おじさま」

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